音楽・エンタメ

「前作のあの役をもう一度? ですが確か……いえ、なんでもありません」死んだはずの悪役に届いた続投オファー

続編を作るとき、ふつうは前作を見る。見ないまま作りはじめると何が起きるかというと、前作で死んだはずの悪役に「もう一度あの役をやってください」というオファーが飛ぶ。1995年のハリウッドで実際にそういうことがあったらしい、という話が海外の掲示...
人物・偉人

「砲弾で右腕を失ったあと、ばねで指が動く鉄の手を作らせて戦場に戻った」16世紀ドイツの騎士の話

右腕を失った男が、鍛冶職人に鉄の手を打たせた。指は一本ずつ関節で折れ曲がり、内側に仕込まれたばねと歯止めで位置が保たれる。使うときは残った左手で指を押し込み、握りたい形を決めて固定する。16世紀のドイツにこれを注文した騎士がいて、しかも彼は...
歴史

「国王が式服に着替える部屋には、1649年に処刑された王の死刑執行令状の写しが掛かっている」議会に手を出した君主の末路

イギリスの国王には、年に一度、必ず出向かなければならない建物がある。ロンドンのウェストミンスター宮殿、つまり国会議事堂だ。国王は議事堂の一室で式服に着替え、王冠をかぶり、議員たちの前に出ていく。そしてその着替えの部屋の壁には、1649年に一...
自然・科学

「常に夜勤だった人はアルツハイマー病のリスクがおよそ2倍」その数字が意味することと、意味しないこと

夜勤明けの朝、カーテンを閉め切った部屋で横になっても、外からは掃除機の音や宅配の呼び鈴が聞こえてくる。世の中は、昼に寝ている人がいることを前提に作られていない。そんな暮らしを何年も続けた人たちの体で、何が起きているのか。長期にわたる夜勤と、...
歴史

「事故を起こした4号機と、最後まで動いていた3号機は同じ建屋の中にあった」チェルノブイリが2000年まで発電していた理由

1986年4月26日、チェルノブイリ原子力発電所の4号機が爆発した。ここまでは、たいていの人が知っている。では、その発電所がいつまで電気を作り続けていたか、と聞かれたらどうだろう。答えは2000年12月である。しかも最後まで運転していたのは...
歴史

「墓に埋めなくていい、海に沈めてほしい」身長231センチの男性が死ぬ前に整えた手配、その棺には石が詰められていた

「墓に埋めてくれなくていい。海に沈めてほしい」。18世紀のロンドンで、身長およそ231センチのアイルランド人男性チャールズ・バーンは、死期を悟ると友人たちにそう頼んだ。鉛の棺に封じ、船で沖まで運んで落としてくれ、と。理由はひとつだけだった。...
人物・偉人

「ただの壁紙用のりだ」自分が売り渡した会社のグレイビーに創業者が激怒…カーネル・サンダースが古巣と裁判になるまで

日本ではクリスマスになると行列ができる、あのフライドチキンの店。店頭に立つ白いスーツの創業者は、実在の人物である。そしてその本人が、自分の売った会社の料理を食べて「これはヘドロだ」と言い放ち、最後は自分の名前をめぐって古巣と法廷で殴り合って...
技術・発明

「1本目に聖書と国旗、2本目に桃、そして3本目には黒猫が入っていた」1897年ニューヨーク郵便局の開通式…

1897年、ニューヨークの郵便局が新しい配送システムの開通式を行った。地下に張り巡らせた管の中を、空気の圧力で筒が飛んでいく仕組みである。記念すべき最初の筒には、聖書と国旗と合衆国憲法の写しが収められた。二本目には桃が一個、これは本物ではな...
技術・発明

「17.2トンのトラックが、缶ジュース大の接着面ひとつで1時間ぶら下がっていた」世界最強の接着剤の記録…

クレーンで吊り上げられた17.2トンのトラックが、地上1メートルの高さで1時間、静かにぶら下がり続けた。支えていたのはワイヤーでもボルトでもない。トラックと吊り具をつないでいたのは、清涼飲料の缶ほどの太さのアルミの円筒に塗られた接着剤だけだ...
人物・偉人

「エアロバイクを漕ぎながら1日7行、ウェイト中に14行を復習」1万行の叙事詩を丸ごと覚えた男が使った9年

日本で『失楽園』といえば、まず渡辺淳一の小説を思い浮かべる人が多いと思う。今日の話はそちらではない。17世紀イギリスの詩人ジョン・ミルトンが書いた、1万行を超える長大な叙事詩のほうである。アメリカに、その全12巻を丸ごと頭に入れてしまった男...