2026-09

自然・科学

「100年でおよそ2メートルずつ、火星に近づいている」衛星フォボスを数千万年後に待つのは、墜落か、砕けて環になる運命か

火星には、フォボスとダイモスという2つの小さな衛星があります。大きいほうのフォボスは、火星のすぐそばを回りながら、100年におよそ2メートルのペースで火星へ近づき続けています。行き着く先は、火星への墜落か、粉々に砕けて火星を取り巻く環になる...
文化・社会

「感知されない赤信号は、120秒止まったら進んでいい」アメリカの一部の州にある“デッドレッド法”とは?

深夜、ほかに車が1台もいない交差点で、赤信号がいつまでたっても青にならない。信号の感知器が、止まっているバイクに気づいていないのだ。アメリカの一部の州には、こういうときに限り、完全に止まって安全を確かめれば赤のまま進んでよいという「デッドレ...
文化・社会

「パン屋の半分は7月、残りの半分は8月に休むこと」パリの行政が夏休みの月まで割り振っていた理由とは?

夏のパリでは、7月にも8月にも、近所のどこかでバゲットが買えました。偶然ではありません。パン屋の半分は7月、残りの半分は8月に休むよう、行政が割り振っていたからです。この仕組みは2014年末に廃止されるまで続きました。海外の掲示板では「フラ...
歴史

「私を見たら、泣け」渇水の年だけ川底から姿を現す中欧の”ハンガーストーン”、読める最古の年号は1616年

「私を見たら、泣け」。チェコ北部の町デチーンを流れるエルベ川には、そんな言葉を刻んだ大きな岩があります。ふだんは水の底に沈んでいて、川がひどく干上がったときにだけ姿を見せる「ハンガーストーン(飢餓の石)」です。中欧の川べりでは何百年ものあい...
技術・発明

「三峡ダムの2倍近い電気を生む発電所」がアフリカで計画されたまま…総工費800億ドルのグランド・インガが建たない理由

いま世界で最も大きな発電所は、中国の長江にある三峡ダムです。ところがアフリカのコンゴ川には、その2倍近い電気を生み出す巨大な水力発電所の計画があります。完成すれば文句なしに歴史に残る規模ですが、計画は長年足踏みを続けたまま。なぜ建たないのか...
歴史

「フランス王に潰された騎士団を、ポルトガル王は新しい名前の騎士団で引き取った」テンプル騎士団がキリスト騎士団になるまで

1307年10月、フランス王フィリップ4世は、国内のテンプル騎士団員をいっせいに捕らえ、拷問で「異端の罪」を自白させました。騎士団は1312年、教皇の命令で解散させられます。ところがヨーロッパの西の端ポルトガルでは、王ディニス1世が騎士たち...
音楽・エンタメ

「ユニバーサルに続編を作らないよう頼んだ」ヴィン・ディーゼルが『ワイルド・スピード』1作目のあとに恐れていたこととは?

仲間を「ファミリー」と呼び合い、ついには車ごと宇宙まで飛び出した映画『ワイルド・スピード』シリーズ。主役のドムを演じるヴィン・ディーゼルは、実は2001年の1作目のあと、映画会社ユニバーサルに「続編は作らないでほしい」と頼んでいた。続編を作...
自然・科学

「最後の1羽『マーサ』は1914年9月1日に死んだ」推定30億羽いたリョコウバトが、わずか数十年で消えた理由とは?

見上げた空を鳩の大群が川のように流れていき、昼なのに薄暗くなる。それが何日も途切れない――。19世紀のアメリカでは、そんな光景が本当に見られました。30億羽とも50億羽とも推定された「リョコウバト」は、そこからわずか数十年で1羽残らず姿を消...
文化・社会

「砂糖は小麦粉の2%まで、サブウェイは10%」アイルランド最高裁が”法律上パンではない”と判断した本当の理由とは?

「サブウェイのパンは、法律上はパンではない」――2020年、アイルランドの最高裁判所がそんな判決を出していました。理由は砂糖の多さです。ネットでは「パンじゃなくてケーキ認定された」と面白がられてきましたが、実はこれ、税金の区分をめぐる話。何...
音楽・エンタメ

「線路に縛った人を轢かせない、悪者に見せない、戦いでは中立」映画『アントマン』にきかんしゃトーマスが出るための条件とは?

2015年公開のマーベル映画『アントマン』。クライマックスの戦いの舞台は主人公の幼い娘の部屋に敷かれたおもちゃの線路で、そこを走ってくるのは日本でもおなじみの『きかんしゃトーマス』だ。実はこの出演、権利を持つ会社へのプレゼンを経てようやく許...