音楽・エンタメ

「今まで聞いた中で最悪のアイデアだ」と却下されたスパイダーマン、打ち切り雑誌の最終号に押し込まれるまで

世界でいちばん名前の知られたヒーローの一人であるスパイダーマン。ところがその企画は、最初に持ち込んだ相手から「今まで聞いた中で最悪のアイデアだ」と突き返されている。クモは気味が悪い、10代の少年は主役ではなく相棒の枠、そして悩みを抱えたヒー...
文化・社会

「竹で管制塔を組み、空き缶に向かって話しかけた」戦争が終わった南の島で人々が待ち続けた”鉄の鳥”の話

「南の島の人たちが、竹で管制塔を組んで飛行機を呼ぼうとした」——この話はたいてい、少し笑いを含んだ調子で紹介される。だが、彼らが何を見て、そこから何を組み立てようとしたのかを順番に並べていくと、笑うところがだんだん見つからなくなってくる。目...
歴史

「令状を見せろ」と迫る市長に、彼は背後の兵士を指して「これが私の権限だ」と答えた…1906年、軍服を着た靴職人の話

1906年10月16日、ベルリン近郊のケーペニック。中古の軍服を着た男が路上で兵士を集め、市庁舎に乗り込み、市長を逮捕し、金庫の現金を押収して立ち去った。彼は大尉ではない。前科を重ねた無職の靴職人だった。そして最後まで、その場の誰一人として...
音楽・エンタメ

「I’ll be back が言えないので I will be back にさせてほしい」映画史に残る決め台詞、本人は変更を頼んでいた

「アイル・ビー・バック」。1984年の映画『ターミネーター』で、無表情のまま警察署を出ていく殺人機械が残した一言である。日本でもそのまま通じてしまうくらい有名なこのセリフを、演じた本人は撮影中に「言いにくいので変えさせてほしい」と監督に頼ん...
文化・社会

「英語の聖書でいちばん短い節は、たった2語しかない」章も節も番号は後から付けられたものだった…?

英語の聖書をめくっていると、どの節も何行にもわたって続くなかに、たった一行だけ、ぽつんと2語しかない節が現れます。「Jesus wept.」——日本語にすると「イエスは涙を流された。」。多くの英訳聖書で最も短い節とされるこの2語の裏には、番...
音楽・エンタメ

「あのラスボスの元ネタは、創業者の息子が生まれたときの経験」Steamを作った会社の1作目に隠れていた話

1998年に発売された『ハーフライフ』というゲームには、シリーズで唯一の「最終ボス」がいる。異世界に浮かぶ、巨大な胎児のような姿をした存在だ。なぜあの形なのか。デザイナーが見た悪夢でも、ホラー映画からの引用でもなかった。答えを明かしたのは、...
自然・科学

「探そうとすら思わないでください」高さ116メートル、世界一高い木が地図から消された理由

カリフォルニアの森のどこかに、高さ116メートルの木が立っている。世界一高い木として名前だけは有名なのに、その場所を教えてくれる地図はどこにもない。案内板は立てられず、近づけば罰金と禁錮が待っている。木を守るための措置なのだが、そこに至った...
歴史

「紀元47年、ローマ帝国の市民は600万人に満たなかった」——これを帝国の人口だと読むと、話が丸ごと逆になる

「紀元47年、ローマ帝国全体の市民の数は600万人に満たなかった」。この一行を見て、ローマ帝国って思ったより小さかったんだな、と受け取った人はちょっと待ってほしい。600万というのは、帝国に住んでいた人の数ではない。市民権という身分を持って...
自然・科学

「一卵性の双子は、平均すると恋人より双子のきょうだいを上に置いていた」二卵性では並び、双子でないきょうだいでは逆転するらしい

困ったときや不安なとき、真っ先に頼るのは誰か。心理学にはその「順番」を測る考え方があって、大人の場合、多くは恋人や配偶者が一番上に来る。ところが一卵性双生児だけは、平均すると、そこに別の人物が入ってきたという。生まれるより前から隣にいた、双...
自然・科学

「地球の生物量の大半は地表より下にある。日光を浴びている我々のほうが変わり種だ」足元の岩の中の話

地面を掘っていけば、いつかは生き物のいない領域に出る。そう思っていたのだけれど、どうもそうではないらしい。地表から数千メートル下、洞窟のような空洞ですらない、見た目には隙間ひとつない固い岩。その内部に微生物がいる。光は届かず、地表から落ちて...