自然・科学

「セロハンは石油じゃなく“木”からできている」プラスチックだと思われがちな透明フィルムの正体

プレゼントを包む透明なパリパリの包装紙、キャンディの外装、封筒の小窓。私たちはそれらをまとめて「セロハン(セロファン)」と呼び、なんとなく石油から作られたプラスチックの仲間だと思い込んでいます。ところが本物のセロハンは、木のパルプなどから生...
人物・偉人

「教皇選びが遅すぎる」と怒りの手紙を送った隠者、当てつけで本人が教皇にされてしまう…全力で山へ逃げた老修道士の末路とは?

「教皇選びが遅すぎる。早く選ばないと神の裁きが下るぞ」——2年以上も後継者を決められずにいた教会へ、山奥の隠者が怒りの手紙を送りつけた。困り果てていた枢機卿たちが出した答えは、まさかの「では、あなたが教皇に」。1294年に実際に起きたこの珍...
自然・科学

海外「ネズミは飲み込んだ毒を吐き出せない」——殺鼠剤があれほどよく効く意外な理由

台所に出たネズミを追い払うのに、なぜ昔から「毒(殺鼠剤)」が定番なのでしょうか。その効きめの裏には、ネズミの体の意外な特徴が隠れています。じつはネズミは、哺乳類のなかでも数少ない「吐けない動物」。一度飲み込んだ毒を、自分の力で外に出すことが...
音楽・エンタメ

「ソ連はABBAのレコード代を”原油タンカー”で支払っていた」ルーブルが国境の外では紙切れだった時代の話

「現金で払えないなら、石油で払えばいい」——1970年代後半、ソ連はスウェーデンの国民的グループABBA(アバ)に、レコードの対価をお金ではなく原油で支払っていた。冷戦下ならではの、なんとも豪快な物々交換の話を今日は掘り下げてみる。今日の知...
文化・社会

「冬の朝、真っ暗な中を子どもが登校することになった」アメリカが通年サマータイムを2度やめた理由

時計を年に2回いじるのはもう嫌だ——そう感じる人は多いはず。ならばいっそ一年中サマータイムにしてしまえばいい。実はアメリカは過去に2度、それを本気で試している。ところが2度とも、国民の不評であっけなく幕を閉じた。※注:サマータイム(夏時間、...
音楽・エンタメ

「コンピュータを使ったのはズルだ」全編CGの金字塔がアカデミー視覚効果賞の候補にすら入らなかった理由

1982年公開のSF映画『トロン』は、全編が光り輝く"コンピュータの中の世界"を描いた革新作だった。ところがアカデミー視覚効果賞では、候補にすら入れてもらえなかった。理由が強烈で——監督いわく「コンピュータを使ったのはズルだと審査員に思われ...
文化・社会

「アガベの樹液をそのまま発酵させただけ」神々に捧げられた酒プルケが、テキーラに敗れた理由とは

メキシコの首都では、今も昼間から「白くてとろりとしたお酒」をジョッキで傾ける酒場がある。その正体は、かつてアステカの神々に捧げられた発酵飲料プルケ。テキーラの祖先のように見えて、実はまったくの別物だった——。※注:プルケ(pulque)=竜...
人物・偉人

「17歳で、彼女の演奏の旅は終わった」モーツァルトの姉もまた神童だった…という少し切ない話

「モーツァルト」と聞けば、たいていの人はあの天才ヴォルフガングを思い浮かべる。でも彼には4歳半ほど年上の姉がいて、その姉もまた、幼いころは弟に負けないと言われた神童だった——という事実は、あまり知られていない。今日の知ってた?🎹 モーツァル...
自然・科学

「多い個体では、くちばしが約18,000個」マッコウクジラの胃から出てくるものの正体…

「海に浮かぶ黄金」と呼ばれる香料が、実はマッコウクジラのお腹の中で生まれる——。獲物を噛めないこのクジラの胃は、丸のみしたイカを潰すための"筋肉の部屋"になっていて、消化できないくちばしがそこにひたすら溜まっていくのだそうです。多い個体では...
人物・偉人

「5年ごとに国王がまるっと別人に入れ替わる国がある」9つの王家が玉座を持ち回るマレーシアの不思議

5年に一度、国のトップである国王がまるっと別人に入れ替わる国がある。しかも次の王様は世襲ではなく、9つの王家の「持ち回り」で決まる。舞台は東南アジアのマレーシア。世界でも指折りのユニークな王室制度を、のぞいてみよう。※注:スルタンとはもとも...