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「セロハンは石油じゃなく“木”からできている」プラスチックだと思われがちな透明フィルムの正体

「セロハンは石油じゃなく“木”からできている」プラスチックだと思われがちな透明フィルムの正体 自然・科学

プレゼントを包む透明なパリパリの包装紙、キャンディの外装、封筒の小窓。私たちはそれらをまとめて「セロハン(セロファン)」と呼び、なんとなく石油から作られたプラスチックの仲間だと思い込んでいます。ところが本物のセロハンは、木のパルプなどから生まれる植物由来のフィルムで、しかも土に還る生分解性の素材。今日の海外掲示板は「え、あれプラスチックじゃなかったの?」という驚きで盛り上がっていました。

今日の知ってた?

🌿 本物のセロハンは石油プラスチックではなく、木材パルプなどの植物セルロースから作られる「再生セルロース」の薄膜。純粋なものは生分解性があり、堆肥にもなります。発明は1900年代初頭、スイスの化学者ジャック・ブランデンベルガーの手によるものでした。

背景:セロハンは何からできている?

セロハンの原料は、木材パルプや綿などに含まれるセルロース。つまり植物の細胞壁を作っているあの繊維です。これを一度薬品で溶かし、あらためて薄いシート状に固め直したものがセロハンで、専門的には「再生セルロース」と呼ばれます。製法はビスコース法と呼ばれ、セルロースを水酸化ナトリウムと二硫化炭素で処理していったん液体(ビスコース)にし、それを酸の中に押し出して再びセルロースの膜へと戻します。石油から合成樹脂を組み立てる一般的なプラスチックとは、出発点からしてまったく違う素材なのです。

※ ビスコース法:植物セルロースをいったん薬品で溶かし、再び固めて繊維や膜に戻す製法。同じ方法で糸にすればレーヨン、シートにすればセロハンになる。

もう少し詳しく

セロハンとレーヨンは、じつは兄弟のような素材。どちらも同じ再生セルロースで、ビスコース法で作られます。違いは最後の形だけ。細い糸に紡げば衣類でおなじみのレーヨン、薄いシートに広げればセロハンになる、というわけです。そして純粋なセロハンは微生物に分解されるため、条件が合えば土に還ります。ただし注意したいのは、防湿性やヒートシール(熱で貼り合わせる)性能を持たせるために、表面が薄いプラスチックや樹脂でコーティングされている製品も多いこと。こうなると「生分解性」とは単純に言えなくなり、そのままコンポストや庭に捨てるのは避けたほうが無難です。

じゃあ、セロテープは?

ここで気になるのが「セロテープはどうなの?」という素朴な疑問。じつは日本の「セロテープ」(ニチバンの登録商標)は、名前の通り基材が今もセロハンで、木材パルプなどの植物由来です。「セロハンをテープにしたもの」がその名の由来なので、実は看板に偽りなし。ただし粘着剤の部分は別の素材ですし、透明テープでも基材がOPP(延伸ポリプロピレン)などのプラスチック製の製品も多くあります。「透明なテープ=セロテープ」と一括りにしがちですが、中身は意外とばらばらなのです。ちなみに海外でも、粘着テープを指す「Sellotape」やギフト用の「セロハン」という言葉は、もとの商標が一般名詞化して広まったものだと言われています。

海外の反応

1. 海外の名無しさん
正確には「本物のセロハンだけ」の話ね。いま世間で「セロハン」って呼ばれてる物の大半は、ただのプラスチックのラップだったりするから。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
「“セロファス地方”産のものだけがセロハンを名乗れる、それ以外はただの透明フィルムです」みたいなジョークすき。シャンパンとスパークリングワインのアレだね。

3. 海外の名無しさん(>>1への返信)
それな。スーパーでピチッと巻かれてる食品ラップはだいたいポリエチレンかポリプロピレン。本物のセロハンはもっとパリパリして硬い手触りなんだよね。

4. 海外の名無しさん
あの「パリパリ」した包装紙こそ本物のセロハンなんだ。ギフト用の透明ラッピングとか花束の包みとか。あれをもっと使えば食品ラップのプラごみを減らせるのに、といつも思う。

5. 海外の名無しさん(>>4への返信)
ただ本物のセロハンって通気性があって食品に密着しないんだよ。だから残念ながら、ぴったり包むタイプの食品用ラップの完全な代わりにはならないんだよなあ。

6. 海外の名無しさん
「じゃあセロテープは?」と気になって調べたら、日本のセロテープ(ニチバン製)は今も基材がセロハンで植物由来なんだって。名前は伊達じゃなかったんだな。

7. 海外の名無しさん(>>6への返信)
そうそう。「セロテープ」も「セロハンテープ」も、もとはセロハンをテープにしたのが由来。ただ同じ見た目の透明テープでも、中身がポリプロピレン製のものは全くの別物だったりする。

8. 海外の名無しさん
封筒の透明な窓もセロハンだから、はがさずそのまま資源ごみに出せる、って昔聞いたんだけど、あれ本当だったの?

9. 海外の名無しさん(>>8への返信)
残念ながら、今どきの窓付き封筒はたいていプラスチックのフィルムだよ。結局は破って分別しないとダメ。夢を壊してすまない。

10. 海外の名無しさん
ずっと封筒の窓を「無駄かもな」と思いつつ破って捨ててたんだけど、今日で報われた気がしたのに…また破く作業に戻るのか。ぬか喜びだったよ。

11. 海外の名無しさん
化学的に言えば、セロハンだって立派なプラスチックだと思うけどな。セルロースはブドウ糖がつながってできた高分子(ポリマー)なんだから。ただ石油じゃなく植物が作るってだけの違い。

12. 海外の名無しさん(>>11への返信)
そこは定義の問題だね。「石油由来の合成樹脂」を狭くプラスチックと呼ぶ立場からすると、植物由来のセロハンは別枠になる。どっちも間違いじゃない。

13. 海外の名無しさん
純粋なセロハンは生分解するけど、防湿コーティングされてる製品は話が別だから注意な。庭やコンポストにそのまま放り込んじゃダメなやつも意外と多い。

14. 海外の名無しさん
昔のプラスチックには、こういう生分解する面白い素材が結構あったんだよ。牛乳のタンパク質から作る「ガラリス」なんて、昔はボタンや小物の材料に使われてたし。

15. 海外の名無しさん(>>14への返信)
リノリウムの床も、元は亜麻仁油と木くずから作る天然素材だったよね。今「リノリウム」として売ってるのはたいてい塩ビ(ビニル)だけど、本来はまったく別物だった。

16. 海外の名無しさん
ギフト用の透明ラッピングとして売られてるものの多くは、実はBOPP(二軸延伸ポリプロピレン)っていう普通の石油プラスチック。見た目とパリパリ感がそっくりだから紛らわしいんだよね。

17. 海外の名無しさん
カリフォルニア州は「生分解性」表示の基準がすごく厳しくて、そう書いてあるなら庭に放り込めばちゃんと分解するらしい。だから「カリフォルニア以外では生分解性」なんて注意書きの紙皿もあるとか。

18. 海外の名無しさん(>>17への返信)
「カリフォルニア以外では生分解性」って字面、じわじわくるな。分解するかどうかが住んでる州で決まるの、なんだか納得いかないけどおもしろすぎる。

19. 海外の名無しさん
大手スーパーが本物のセロハンを扱い始めてくれたらいいのにな。少しは世界のプラごみが減りそうなのに、と夢を見てしまう。

20. 海外の名無しさん(>>19への返信)
正直むずかしいと思う。プラスチックのラップのほうが安くて丈夫だから、コスト勝負だと本物のセロハンはどうしても負けちゃうんだよね。企業はまずそっちを選ぶ。

21. 海外の名無しさん
全部を置き換えるのは無理でも、使い所はありそう。ボードゲームの小袋とか、一度開けたら捨てるだけの包装ならセロハンで十分だし、そういう所から変えていけばいい。

22. 海外の名無しさん
44歳にして初めて知ったよ。長年なんとなく信じてた常識が、今日でまたひとつひっくり返された。もう自分の中の「当たり前」が信用できない。

23. 海外の名無しさん
明日からは胸を張って、プレゼントをパリパリの本物のセロハンで包むことにする。生分解性だと知ったとたん、なんだか上等な包装紙に見えてくるから不思議なものだね。

まとめ

本物のセロハンは、木のパルプなどから作られる植物由来のフィルムで、純粋なものなら土に還る生分解性の素材。糸にすればレーヨン、シートにすればセロハンという、同じ再生セルロースの兄弟でした。ただし今「セロハン」と呼ばれている物の多くは、じつはポリプロピレンなどの石油プラスチック。コメント欄も「あれプラスチックじゃなかったのか」という素朴な驚きと、「じゃあセロテープは?」「封筒の窓は?」という身近な疑問で賑わっていました。次に透明な包装紙を手にしたら、それが本物のセロハンかどうか、ちょっと確かめてみたくなりますね。

元スレッド: セロハンは実はプラスチックではなく、植物セルロースから作られていて生分解性がある(元投稿)

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