2026-08

人物・偉人

「金メダルは4つあった。だが金メダルは食えない」ベルリン五輪4冠の彼が帰国後に立っていた場所

1936年のベルリン五輪で、ジェシー・オーエンスは4つの金メダルを取った。100メートル、200メートル、走幅跳、そして4×100メートルリレー。当時としては前人未到の記録だった。その彼が帰国後に就いた仕事は、ガソリンスタンドの店員と、市営...
音楽・エンタメ

「出演は1作だけなのに、続編3本分のグッズの取り分まで契約に書かせた」ジャック・ニコルソンが『バットマン』で得た総額

1989年の映画『バットマン』でジョーカーを演じたジャック・ニコルソンは、出演料を相場より安く抑えた。その代わりに契約書へ書き込ませたのが、興行収入の分け前と、ジョーカー関連グッズの売上の分け前である。しかもグッズのほうは、この1作だけでな...
歴史

「オーデコロンの定期注文が月50本、1808年の請求書には72本」ナポレオンは1日2本を何に使っていたのか…

ナポレオンが香りに凝っていた、という話はどこかで聞いたことがあるかもしれない。ただ、その「凝りよう」が数字で残っているのはあまり知られていない。オーデコロンを月50本の定期注文で取り寄せ、1808年のある月の請求書には72本という数が記録さ...
技術・発明

「席を立たずに、わずらわしいコマーシャルを黙らせられます」1955年のテレビリモコンには引き金が付いていた

テレビのコマーシャルがうるさい。この不満は、テレビとほぼ同い年である。1955年、アメリカの家電メーカーが世に出した最初期のワイヤレスリモコンには、拳銃のような引き金が付いていた。狙う相手はテレビ画面、撃つ対象はコマーシャル。冗談のような仕...
人物・偉人

「自動車道670キロと橋13本を作った男は、生涯運転免許を取らなかった」ニューヨークを作り変えた行政官の話

アメリカの街から歩道が消え、どこへ行くにも車が要るようになった——その形をいちばん強く決めた人物として名前が挙がるのが、ニューヨークのロバート・モーゼスである。彼が引いた高速道路と橋は、六十年経った今も毎日使われている。ただ、本人は生涯、運...
自然・科学

「原子が同じ場所にいたまま、2つの姿を規則的に行き来し続ける」時間結晶という物質の状態が実在するらしい

「タイムクリスタル(時間結晶)」。ゲームに出てくる強そうなアイテムか、怪しい通販の開運グッズにしか聞こえない名前だが、これは物理学の用語である。2012年に「理論上はありうる」と言われ、2017年に実験室で本当に作られた。しかも、いちばん厄...
音楽・エンタメ

「映写機に載せられた最長は3時間。だから3時間より短い」ノーラン新作の尺を決めたのは、フィルムを巻く円盤の直径だった

上映時間が3時間を超えられない。理由は脚本でも、配給会社の意向でも、観客の集中力の限界でもない。フィルムを巻いておく円盤が、それ以上大きくならないからである。クリストファー・ノーラン監督の『オデュッセイア』は、全編をIMAXフィルムのカメラ...
文化・社会

「1個9,983キロカロリー、成人が4〜5日かけて食べる量」店名は『心臓発作グリル』、そこで本当に心臓発作が起きた日

店の名前は「ハートアタック・グリル」。そのまま訳せば「心臓発作グリル」である。店員はナース服を着て、客は病院用のガウンを羽織り、メニューには心臓手術の名前が並んでいた。全部ジョークのつもりで組み上げられていたはずのその店で、2012年2月1...
文化・社会

「二人は父も母も同じきょうだいだった」2002年と2004年、別々に養子に迎えられた男の子と女の子が受けたDNA検査

2002年、ある夫婦が、生まれて間もなく遺棄されていたところを保護された男の子を養子に迎えた。その2年後、同じような経緯の女の子も迎え、二人はきょうだいとして同じ家で育つ。ずっとあとになって受けたDNA検査で、その「きょうだい」が書類の上だ...
文化・社会

「丘の上で『転がれ』と命じて、手を離すだけでいい」1975年、ただの石を箱に入れて売った男の話

ペットは飼いたい。でも餌はやりたくないし、散歩にも行きたくないし、留守番もさせたくない。その身も蓋もない気持ちだけを狙い撃ちにした商品が、1975年のアメリカで爆発的に売れた。中身は、そのへんに落ちている石ころである。箱に入れて売った男は、...