2026-08

文化・社会

「英語の聖書でいちばん短い節は、たった2語しかない」章も節も番号は後から付けられたものだった…?

英語の聖書をめくっていると、どの節も何行にもわたって続くなかに、たった一行だけ、ぽつんと2語しかない節が現れます。「Jesus wept.」——日本語にすると「イエスは涙を流された。」。多くの英訳聖書で最も短い節とされるこの2語の裏には、番...
音楽・エンタメ

「あのラスボスの元ネタは、創業者の息子が生まれたときの経験」Steamを作った会社の1作目に隠れていた話

1998年に発売された『ハーフライフ』というゲームには、シリーズで唯一の「最終ボス」がいる。異世界に浮かぶ、巨大な胎児のような姿をした存在だ。なぜあの形なのか。デザイナーが見た悪夢でも、ホラー映画からの引用でもなかった。答えを明かしたのは、...
自然・科学

「探そうとすら思わないでください」高さ116メートル、世界一高い木が地図から消された理由

カリフォルニアの森のどこかに、高さ116メートルの木が立っている。世界一高い木として名前だけは有名なのに、その場所を教えてくれる地図はどこにもない。案内板は立てられず、近づけば罰金と禁錮が待っている。木を守るための措置なのだが、そこに至った...
歴史

「紀元47年、ローマ帝国の市民は600万人に満たなかった」——これを帝国の人口だと読むと、話が丸ごと逆になる

「紀元47年、ローマ帝国全体の市民の数は600万人に満たなかった」。この一行を見て、ローマ帝国って思ったより小さかったんだな、と受け取った人はちょっと待ってほしい。600万というのは、帝国に住んでいた人の数ではない。市民権という身分を持って...
自然・科学

「一卵性の双子は、平均すると恋人より双子のきょうだいを上に置いていた」二卵性では並び、双子でないきょうだいでは逆転するらしい

困ったときや不安なとき、真っ先に頼るのは誰か。心理学にはその「順番」を測る考え方があって、大人の場合、多くは恋人や配偶者が一番上に来る。ところが一卵性双生児だけは、平均すると、そこに別の人物が入ってきたという。生まれるより前から隣にいた、双...
自然・科学

「地球の生物量の大半は地表より下にある。日光を浴びている我々のほうが変わり種だ」足元の岩の中の話

地面を掘っていけば、いつかは生き物のいない領域に出る。そう思っていたのだけれど、どうもそうではないらしい。地表から数千メートル下、洞窟のような空洞ですらない、見た目には隙間ひとつない固い岩。その内部に微生物がいる。光は届かず、地表から落ちて...
文化・社会

「ホッキョクグマが通りに現れたとき、誰でも逃げ込めるように」北緯78度の町が家も車も鍵をかけない理由とは?

玄関に鍵をかけない町がある。ただしそれは、治安がよいからでも、住民が全員顔見知りだからでもない。北緯78度、ノルウェー領スヴァールバル諸島の中心集落ロングイェールビーンでは、家も車も開けたままにしておくのが安全上の助言とされている。理由はひ...
歴史

「死後10年でいちばん多く子どもを産んだ女性に、全財産を渡す」1926年トロントの遺言が起こした10年間…?

1926年、トロントのある弁護士が風変わりな遺言書を残して世を去った。財産の行き先はこう指定されていた——自分が死んだあとの10年間で、トロント市内でいちばん多くの子どもを産んだ女性に、残りの全財産を渡す。冗談としか思えない一文だが、これは...
歴史

「カバの肉を“湖のベーコン”と呼んで後押しした」1910年のアメリカ議会に本当にあった法案とは?

「湖のベーコン」。1910年、ニューヨーク・タイムズはカバの肉をそう呼んだ。悪ふざけではない。当時アメリカの下院には、アフリカのカバを輸入してルイジアナ州の湿地帯に放ち、食肉として育てようという法案が本当に提出されていて、同紙はそれを後押し...
自然・科学

「質量は地球の81分の1。木星とガニメデなら1万2800分の1」月がどれだけ規格外なのか、数字で並べてみると…

夜空の月はあまりに当たり前にそこにあるので、それが太陽系でどれだけ異様な存在なのかは意識しづらい。惑星と衛星の組み合わせを一つずつ並べていくと、地球と月だけが列から明らかにはみ出す。主星に対する大きさでも重さでも、月には並ぶ相手がいない。※...