自然・科学

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「3万1000年前、ボルネオで子どもの脚を切断する手術が行われた」その子はそこから6〜9年生きていた…

3万1000年前のボルネオ島で、誰かが子どもの脚を切り落とした。乱暴に折られたのでも、獣に食いちぎられたのでもない。骨は狙った位置できれいに断たれ、傷はふさがり、その子はそこから6年から9年も生きている。片脚を失った子どもが、金属も薬も消毒...
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「ハロー・ゼア」「こっちに来いよ」——人に育てられたアザラシが、育て親の訛りごと覚えていた声

水族館の屋外プールから、しゃがれた男の声で「ハロー・ゼア」と呼びかけられる。振り返っても、そこにいるのは太ったアザラシ一頭だけ——。1980年代のアメリカ・ボストンで、実際にそういうことが起きていた。声の主はフーバーという名前のゼニガタアザ...
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「これまでに5人しか見ていない色がある」目の中の一種類の細胞だけをレーザーで狙うと現れるらしい

「まだ誰も見たことのない色」と聞くと、深海の生き物か、どこか遠い星の鉱物の話を想像するかもしれない。ところが今回の話は、そのどちらでもない。世界のどこかに新しい色が隠れていたわけではなく、目の中にある特定の細胞だけをレーザーで狙って光らせる...
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「町の温度計が目盛の上限で振り切れて壊れた」1960年テキサスの深夜を襲った『サタンの嵐』、その数字が公式記録にならない理由

夏の夜、寝苦しさに目を覚ましたら外は突風が吹き荒れていて、空気が焼けつくように熱い。朝になると畑の作物が枯れていて、町にあった温度計は目盛を振り切ったまま壊れている——1960年6月15日、テキサス州の小さな町でそんな一夜があったと語り継が...
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「消防の船が来ると50メートル泳いで隣の岬へ移った」真冬の湖を渡った牛が島で過ごした4週間、その後は…

と畜場行きのトラックへ追い立てられていた雌牛が、金属の柵を突き破って逃げた。止めようとした作業員はその場で腕を骨折。牛はそのまま湖に飛び込み、対岸ではなく、湖に浮かぶ島まで泳いで渡ってしまう。2018年のポーランドで実際に起きた話で、島に渡...
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「溶かした砂糖に、大気圧の41倍で二酸化炭素を押し込む」パチパチキャンディの作り方が力技すぎた

口に入れた瞬間、舌の上で何かが暴れ出す——パチパチはじけるキャンディを初めて食べたときの、あの落ち着かない感じを覚えている人は多いと思う。あれは香料でも仕掛けでもなく、砂糖の中に閉じ込められた二酸化炭素が逃げていく音である。ただ、その「閉じ...
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「1840年から0.5秒に一度、打った回数はおよそ100億回」オックスフォードの廊下で鳴り続けるベル、電池の中身が今も分からない

イギリスのオックスフォード大学に、1840年から止まらずに鳴り続けているベルがある。小さな金属球が0.5秒に一度、左右のベルを交互に叩く。これまでに打った回数はおよそ100億回。動かしているのは同じ時代に作られた電池ひとつで、その中身が何で...
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「敵は全員死んでしまった。勝ち誇ってやる相手が一人もいない」96歳で報われた地質学者が漏らした一言

「敵は全員死んでしまった。だから、勝ち誇ってやる相手が一人もいない」——96歳になった地質学者が、自分の説がようやく正しかったと認められたあとに漏らした言葉である。彼は半世紀近く「そんなことは起こりえない」と笑われ続けた。そして待っているあ...
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「常に夜勤だった人はアルツハイマー病のリスクがおよそ2倍」その数字が意味することと、意味しないこと

夜勤明けの朝、カーテンを閉め切った部屋で横になっても、外からは掃除機の音や宅配の呼び鈴が聞こえてくる。世の中は、昼に寝ている人がいることを前提に作られていない。そんな暮らしを何年も続けた人たちの体で、何が起きているのか。長期にわたる夜勤と、...
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「探そうとすら思わないでください」高さ116メートル、世界一高い木が地図から消された理由

カリフォルニアの森のどこかに、高さ116メートルの木が立っている。世界一高い木として名前だけは有名なのに、その場所を教えてくれる地図はどこにもない。案内板は立てられず、近づけば罰金と禁錮が待っている。木を守るための措置なのだが、そこに至った...