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「餌の25%をテフロンにしたら、毒性もなく痩せた」半世紀前に本気で検討されたゼロカロリー計画とは…?

「餌の25%をテフロンにしたら、毒性もなく痩せた」半世紀前に本気で検討されたゼロカロリー計画とは…? 自然・科学

フライパンのコーティングでおなじみの「テフロン」を、なんと『食べても太らないゼロカロリー食品』にしようとした研究がある——しかも大真面目に特許まで取得していた。この珍計画に光を当てた研究が、2025年のイグ・ノーベル化学賞に輝いた、という話。

※注:イグ・ノーベル賞とは、1991年から続く「人々をまず笑わせ、そして考えさせた」研究に贈られるパロディ賞。本家ノーベル賞のもじりで、受賞研究の多くは実在する真面目な科学だ。なお本記事はあくまで歴史的な珍研究の紹介であり、テフロンを食べても安全という話ではありません(FDAは食品添加物として承認していません)。

今日の知ってた?

🧪 2025年のイグ・ノーベル化学賞は、フライパンでおなじみのテフロン(PTFE)ゼロカロリーの食品添加物にしようという案に贈られた。根拠は1960年代のデュポン社の実験で、餌の25%をテフロンにしたラットが毒性の兆候もなく体重を落とした、というもの。実際に添加物として特許まで取得されたが、FDA(米食品医薬品局)の承認が下りず断念された。

背景:イグ・ノーベル賞とテフロンとは

テフロンは、フッ素樹脂(PTFE)と呼ばれるツルツルした素材の商品名だ。1938年にデュポン社で偶然発見され、「何もくっつかない」性質からフライパンのコーティングなどに広く使われるようになった。体に吸収されず、そのまま素通りする——この「消化されない」という性質こそが、後に「ならばゼロカロリーのかさ増し材に使えるのでは」という発想につながっていく。

一方のイグ・ノーベル賞は、本家ノーベル賞をもじった風刺賞。名前は「ignoble(不名誉な)」と「ノーベル」を掛け合わせた語呂合わせだ。一見バカバカしいのに、表彰されるのは実在する査読済みの研究——このギャップこそが賞の魅力になっている。

もう少し詳しく

大元をたどると、1960年代のデュポン社の動物実験に行き着く。ラットの餌の25%をテフロンに置き換えたところ、目立った毒性の兆候が出ないまま体重が落ちた、と報告された。栄養にならないかさ増し材でお腹だけ満たせば痩せる、という理屈である。デュポンはこの用途で、テフロンを食品添加物として特許化までしている。

ところが、この計画は日の目を見なかった。アメリカのFDA(食品医薬品局)が食品への使用を認めず、会社は結局あきらめた。2025年のイグ・ノーベル化学賞は、この古い実験を根拠に「テフロンをゼロカロリー食品として食べる」という案を改めて世に問うた研究に贈られている。半世紀以上前に、それが本気で検討されていたという事実そのものが受賞のツボだった。

海外の反応

1. 海外の名無しさん
フライパンのくっつかないアレを「ゼロカロリー食品」にしようとした、という発想が本当にすごい。誰が思いつくんだよ。しかもちゃんと特許まで取りに行ってるあたりが、余計にじわじわくる。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
イグ・ノーベル賞ってまさにこういうのを表彰する賞だよね。「まず笑わせて、そのあと考えさせる」がモットーらしいから、この件はど真ん中の受賞理由だと思う。

3. 海外の名無しさん
体に吸収されないってことは、要するに口から入れて、そのまま滑って出ていくだけってことだよな…。テフロンだけに、さぞかし通りは良さそうだ。

4. 海外の名無しさん(>>3への返信)
その方向で話を広げるのはやめろw でも確かに「くっつかない」がウリの素材なんだから、理屈の上では最後の最後まで一貫してツルツルではあるんだよな。

5. 海外の名無しさん
「1960年代のデュポンの研究」って時点で、正直「はい解散」って気持ちになる。あの時代のこの手の会社が出してくる安全データ、どこまで信じていいのか本当にわからない。

6. 海外の名無しさん(>>5への返信)
テフロン(PTFE)そのものは基本的に不活性で、悪さをするのは製造過程で出るPFASの方、という理解でいる。もちろん高温で加熱して煙が出るのはまた別の話だけど。

7. 海外の名無しさん
ゼロカロリーの油といえばオレストラを思い出した。あれも夢の商品みたいに売り出されたのに、まさかの「お腹がゆるくなる」副作用で盛大にコケたやつだよね。

8. 海外の名無しさん(>>7への返信)
「脂肪ゼロだから何個食べてもOK!」で調子に乗った人たちが、その後どうなったか…。想像するだけでこっちまでちょっとお腹が痛くなってくる。

9. 海外の名無しさん
そもそもカロリーがゼロのものを「食品」と呼んでいいのか、という根本的な疑問がある。栄養にならないなら、それはもう食べ物じゃなくて詰め物では?

10. 海外の名無しさん(>>9への返信)
まあサラダ一杯だってカロリーはほぼゼロに近いし、その線引きは意外と曖昧かもね。とはいえ、プラスチックを進んで食べたいかというと、それはまた別の話だけど。

11. 海外の名無しさん
結局FDAに認められなくて諦めた、というオチが効いてる。この計画、最後の最後までうまく「定着」しなかったわけだ。テフロンだけあって。

12. 海外の名無しさん
一つ気になるのは、なんでわざわざ特許まで取ったのか、という点。食品添加物として本気で売る気があったのか、それとも何か別の狙いがあったのか。

13. 海外の名無しさん(>>12への返信)
たぶん「他社に同じ使い道を先に押さえられないように」という防衛目的じゃないかな。実際に売る気がなくても、可能性ごと潰しておくために特許を取るのはよくある話だし。

14. 海外の名無しさん
小学校の自由研究にありそうな「ライスクリスピーにおがくずを何割まで混ぜたらバレるか」ってやつを思い出した。やってることの精神が完全に同じで笑う。

15. 海外の名無しさん
イグ・ノーベル賞の受賞研究って、毎年こういう「よくそこに着目したな」ってものばかりなんだよね。くだらないようでいて、ちゃんと査読を通った本物の研究だっていうのが毎回じわる。

16. 海外の名無しさん(>>15への返信)
しかも受賞者の多くは本物の授賞式にちゃんと出席して、大真面目にプレゼンするらしい。笑われる前提の場で堂々と語れるの、ある意味すごく健全だと思う。

17. 海外の名無しさん
餌の25%をテフロンにして毒性の兆候が出なかった、って書いてあるけど、それは短期間だけ観察したからでは…という気がしてならない。

18. 海外の名無しさん(>>17への返信)
同感。数か月で異常が出なかったからといって、何年も食べ続けて平気とは限らないしね。当時の研究がそこまで長い期間を見ていたとは、正直あまり思えない。

19. 海外の名無しさん
ずっと気になっていたんだけど、イグ・ノーベル(Ig Nobel)って、やっぱり「ignoble(不名誉な)」の語呂合わせなの?

20. 海外の名無しさん(>>19への返信)
その通り。「不名誉な(ignoble)」と「ノーベル」を掛けた造語なんだよね。名前の時点でもう笑わせにきてるあたり、この賞の徹底したパロディ精神が好きなんだよな。

21. 海外の名無しさん
ぶっちゃけ体重を落としたいだけなら、オオバコ(サイリウム)みたいな食物繊維を増やせば済む話だと思う。わざわざフライパンを削って食べる必要はないだろw

22. 海外の名無しさん
実験室の絵面を想像してみてほしい。栄養にならないと分かってるテフロンの粉を、毎日きっちり餌の4分の1も混ぜられるラット。本人(本ラット?)からしたら、たまったもんじゃないだろうな。

23. 海外の名無しさん
記事を読んで、最初は笑って、そのあと「昔の企業ってこんなノリだったのか」とちょっと真顔になった。まさに賞の狙い通りに転がされた気分だよ。

まとめ

フライパンでおなじみのテフロンを、ゼロカロリー食品にしようとした半世紀前の珍計画。ラットは確かに痩せたものの、FDAの壁に阻まれてお蔵入りとなり、その顛末が2025年のイグ・ノーベル化学賞に輝いた。コメント欄は「発想がぶっ飛んでる」という素直な驚きから、テフロンやオレストラの安全性をめぐる冷静な補足、そして数々のダジャレまで入り乱れ、まさに“笑って、そのあと考えさせる”賞にふさわしい賑わいだった。

元ソース: 「テフロンをゼロカロリー食品に」――2025年のイグ・ノーベル化学賞を受賞した珍研究(r/todayilearned)

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