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「会費25セント、会報の名は”無料トイレットペーパー”」アメリカの公衆トイレがタダな理由…?

「会費25セント、会報の名は"無料トイレットペーパー"」アメリカの公衆トイレがタダな理由…? 自然・科学

海外を旅行して、トイレに入るのにお金を払わされて面食らった経験はないだろうか。実はアメリカでは公衆トイレの多くが無料だが、それは決して当たり前ではなく、1970年代のある風変わりな市民運動が勝ち取った権利だった。会費はたったの25セント、会報の名前は「無料トイレットペーパー」——。

※注:欧米では日本と違い、駅や街角の公衆トイレが硬貨投入式(有料)のことが多い。個室のドアに硬貨を入れないと開かない仕組みで、10セント硬貨を「ダイム」と呼ぶ。

今日の知ってた?

📏 アメリカで公衆トイレの多くが無料なのは、1970年代の市民運動団体「CEPTIA(アメリカ有料トイレ廃止委員会)」の功績。会費はわずか25セント、会報の名は“Free Toilet Paper”(無料トイレットペーパー)だった。

背景:有料トイレとは

かつてのアメリカでは、街角や駅、バスターミナルなどに「硬貨投入式トイレ」がずらりと並んでいた。個室のドアにコイン(多くは10セント硬貨=ダイム)を入れないと錠が開かない仕組みで、ピーク時には全米で約5万台が稼働していたという。その大半は「Nik-O-Lok(ニコロック)」という会社製の硬貨式ロックだった。今の日本で言えば、公園のトイレの個室に入るたびに小銭が必要だった、と想像すればその不便さが伝わるだろう。

もう少し詳しく

廃止運動の火種は「女性差別」だった。有料トイレの料金は、トイレそのものではなく「個室(ストール)」に入るための料金だった。つまり男性は小便器を無料で使えるのに、女性は用を足すのに必ずお金を払わなければならない。同じ「トイレに行く」という行為なのに、性別によって有料・無料が分かれる——これは露骨な男女差別だと問題視されるようになった。

会費25セント、会報は「無料トイレットペーパー」。この不公平に立ち向かったのが「CEPTIA(Committee to End Pay Toilets in America=アメリカ有料トイレ廃止委員会)」。当時まだ学生だったゲッセル兄弟らが1970年前後に立ち上げた団体で、会費はわずか25セント、会員には「Free Toilet Paper(無料トイレットペーパー)」というユーモラスな名前の会報が配られた。小さな運動に見えて、これが全米の世論を動かしていく。

カリフォルニアではレーガンが署名した。特に大きかったのがカリフォルニア州。フェミニストの州議会議員マーチ・フォン・ユーは、抗議のパフォーマンスとして議事堂前で便器をハンマーで叩き割ってみせた。その運動が実を結び、1974年、当時のカリフォルニア州知事ロナルド・レーガンが公共の有料トイレを禁じる法案に署名。ユーはのちにアジア系アメリカ人女性として初めて州レベルの憲法職(州務長官)に就く人物でもあった。

海外の反応

1. 海外の名無しさん
州知事時代のロナルド・レーガンが1974年に有料トイレ禁止法案に署名してたのか。フェミニスト議員のマーチ・フォン・ユーが主導したっていう組み合わせも、なんだか意外で面白い。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
しかも彼女、のちにアジア系アメリカ人女性として初の州務長官になった人物だよ。移民の両親は手洗いのランドリーを営んでたっていうから、まさにアメリカンドリームだ。

3. 海外の名無しさん
有料だったのは「個室」に入る料金であって、トイレそのものじゃないんだよな。だから男は小便器でタダ、女は用を足すのに必ず金がいる。完全に女性差別だったわけだ。

4. 海外の名無しさん(>>3への返信)
そもそも壁に向かってこっそり済ませる、なんて芸当は女性には難しいしね。どっちに転んでも不公平な仕組みだったってことだ。

5. 海外の名無しさん
ピーク時にはアメリカ全土で約5万台の有料トイレが稼働してて、その大半がNik-O-Lokって会社の硬貨式ロックだったらしい。もはや一つの巨大な業界だったんだな。

6. 海外の名無しさん(>>5への返信)
実家の古い貯金箱を開けたらNik-O-Lokのトイレ用トークンが出てきて、これ何だろうって調べたのがこの話を知ったきっかけだよ。思わぬところに歴史が眠ってた。

7. 海外の名無しさん
有料トイレ時代の定番の壁の落書きがあってさ。「ここに座る、傷心のまま/10セント払ったのに、出たのはオナラだけ」。妙に語呂が良くて、今でも覚えてる人が多い。

8. 海外の名無しさん(>>7への返信)
続きのバージョンもあるよ。「昨日は一か八か賭けてみた/10セント節約したら、そのままお漏らし」。くだらないけど、口伝えの詩にもちゃんと価値はあるってことだな。

9. 海外の名無しさん
30年前のシンプソンズのネタ、これでやっと意味が分かった。ホーマーが「この傷は有料トイレのドアの下をくぐって出来たんだ」って得意げに自慢するやつね。

10. 海外の名無しさん
ゲームのBioShockで硬貨投入式のトイレ個室を見つけたとき、あの資本主義ディストピアな世界観の風刺だと思ってた。まさか現実に存在した仕組みだったとは驚きだ。

11. 海外の名無しさん
つまりこの運動のおかげで、「ユリンタウン」(トイレの利用が全部有料化した街を描いた風刺ミュージカル)みたいなディストピアにならずに済んだってことか。

12. 海外の名無しさん(>>11への返信)
そのミュージカル、この話を読むまで存在すら知らなかった…。トイレの有料化が舞台設定になるって、テーマが強烈すぎるだろ。一度観てみたくなった。

13. 海外の名無しさん
彼女とドイツでトイレに行きたかったのに小銭がなくて、ATMで現金をおろして手数料、ドルからユーロへの両替手数料、コンビニで何か買って…最終的にトイレ代が20ドルくらいになった。アメリカの無料トイレ、本当にありがたいよ。

14. 海外の名無しさん(>>13への返信)
ヨーロッパ旅行で一番びっくりしたのがまさにそれ。トイレを探すのも一苦労な上に、中には係の人が座っていてチップを求められる。あの光景は衝撃だった。

15. 海外の名無しさん
イタリアで有料トイレのことを知らずにカプリ島行きのフェリーに乗ったら、途中で猛烈に行きたくなってさ。最初に見つけた店に駆け込んだらおばさんに止められて、ポケットの小銭を全部投げつけて突入したよ。有料トイレなんて本当に勘弁してほしい。

16. 海外の名無しさん
実はこれ、廃止したのは早計だった面もあると思う。アメリカには公園や図書館以外に「公衆トイレ」がほぼ存在しなくて、負担が民間の店に移っただけなんだ。営業時間外は使えないし、結局は何か買わされる。

17. 海外の名無しさん(>>16への返信)
清潔で安全で、24時間ずっと開いてるトイレなら、正直ちょっとくらい払ってもいいと思うんだよな。トイレ自体が見つからない今の状況よりよっぽどマシだ。

18. 海外の名無しさん
うちの田舎じゃ薬物使用のせいで、どの店もトイレを貸してくれなくなった。ダラーゼネラル(激安チェーン店)は鍵を貸してくれるけど、その汚さときたら使う気になれないレベルなんだ。

19. 海外の名無しさん
有料トイレをビジネスとして成立させるのは、直感に反するけど実は良いことだったのかもしれない。今や都市部では、有料か無料か以前にトイレそのものが見つからないんだから。

20. 海外の名無しさん
アメリカ人として、これが他の先進国では当たり前じゃないと知って驚いた。うちの数少ない社会福祉サービスみたいなもんだよ。個人的には無料の医療の方が欲しいけど、両方あってもいいよね。

21. 海外の名無しさん
そういえばミシュランガイドも元々は、車で遠出してタイヤを買ってもらうために、途中のガソリンスタンドや宿、きれいなトイレの場所を旅行者に知らせる目的で作られたらしいよ。

22. 海外の名無しさん(>>21への返信)
アメリカの長距離ドライブだと、今でも「清潔なトイレあります」って書かれた看板を高速道路沿いで見かけるよ。あれ、ちゃんと生き残ってるんだな。

23. 海外の名無しさん
無料トイレだけじゃなく、水のおかわり無料、理由を問わない返品、レストランの食べ残しを持ち帰る箱とかも、言われてみればアメリカ独特の文化なんだよな。旅して初めて気づいた。

24. 海外の名無しさん
1970年代に子どもだったけど、有料トイレは本当にそこら中にあったよ。だからこの話、すんなり信じられる。今の若い世代には想像もつかないだろうな。

まとめ

何気なく使っている無料の公衆トイレが、実は「個室に入るのは有料、小便器はタダ」という露骨な男女差別への抗議から生まれたというのは驚きだ。会費25セント・会報「無料トイレットペーパー」というユーモアで運動を広げたCEPTIA、そして議事堂前で便器を叩き割ったフェミニスト議員。コメント欄では「ヨーロッパで有料トイレに面食らった」体験談で盛り上がる一方、「廃止した結果、今度はトイレ自体が見つからない」という皮肉な副作用を指摘する声も多く、当たり前の便利さの裏にある歴史をしみじみ噛みしめる流れになっていた。

元ソース: アメリカで公衆トイレの多くが無料なのは、1970年代の「有料トイレ廃止委員会」の活動のおかげ。会費25セント、会報名は「無料トイレットペーパー」

コメント

  1. Reddit名無しさん より:

    女さんも立ちションすれば良いと思うがな。
    それが恥ずかしいと思うのは、女さんの勝手なわけで。
    実際、個室の中で化粧直ししたりしてるから単純な生理的現象が理由で見なかったりするのよね。

  2. Reddit名無しさん より:

    いや小便器を廃止して全て有料個室にするのが公平だろうさ
    懸念点としては『金は払っている』と長時間占有を正当化されそうだから5分制限で超過はアラーム鳴らすとか必要だけど