人物・偉人

「あんなに吐く男は見たことがない」日本人で最初に宇宙へ行ったのは、1日4箱吸うテレビ局の記者だった

日本人で最初に宇宙へ行った人の名前を、すぐに言える人はどれくらいいるだろうか。「毛利衛」と答えた人は、惜しい。その2年前、1990年の12月に、もう一人の日本人がソ連のロケットで宇宙へ上がっている。しかも彼は宇宙飛行士ではなく、テレビ局の記...
文化・社会

「郵便受けから雑誌を出したら、表紙に自宅が真上から写っていた」2004年、4万人ぶん全部違う一冊が届いた日

郵便受けから雑誌を抜き取ったら、表紙に自分の家が写っていた。しかも、真上から見下ろした構図で。2004年、アメリカの月刊誌『リーズン』は6月号を、購読者4万人ぶんすべて別々の表紙で刷って発送した。それぞれの表紙に印刷されていたのは、その号を...
文化・社会

「265日ホテルに隔離され、評決そのものは4時間足らずで出た」シンプソン裁判の陪審員が過ごした9か月

1995年、アメリカで一つの刑事裁判が終わった。連日テレビで中継され、国じゅうが結論を待っていた裁判である。ただ、あまり語られない数字が一つある。この裁判の陪審員は、選ばれてから評決が読み上げられるまでの265日間、家に帰ることを許されなか...
歴史

「最盛期はおよそ4000人、いまは3人」去年その共同体に3人目が加わったらしい

信者がいま世界に3人しかいない宗派がある。しかもその3人目は、去年になって新しく加わった人だ。減り続けてきた集団がひさしぶりに一人増えた、という話なのだが、この宗派には人数が増えにくい理由がはっきりとひとつある。生涯にわたって結婚も性的な関...
音楽・エンタメ

「バッハの時代のトランペットには、ボタンが一つも付いていなかった」奏者は唇の締め具合と息だけで旋律を吹き分けていた

トランペットの上には、ボタンが三つ並んでいる。あれを押す組み合わせで音の高さを変える楽器だ——と思っている人は多いはずだ。ところが、バッハがトランペットの華やかな曲を次々に書いていた十八世紀の前半、その三つのボタンはまだこの世に存在しなかっ...
自然・科学

「1頭のヤギが雪崩を起こし、そのまま最後まで乗って下りてきた」2023年にモンタナのスキーパトロールが残した報告

雪崩は、たいていの場合、人間が引き金を引く。斜面に踏み込んだスキーヤーの体重や、パトロール隊が仕掛けた火薬が、積もった雪のバランスを崩す。ところが2023年、モンタナ州のスキーパトロールが報告した一件では、引き金を引いたのは1頭のシロイワヤ...
歴史

「卵とウイスキーを氷ごと手で振った、滋養強壮になるご馳走」1885年に初めて活字になった「ミルクセーキ」の中身

ファストフード店で「シェイク」を頼めば、甘くて冷たくて、ストローで吸うのに少し力がいる、あれが出てくる。ところが、その「ミルクセーキ」という言葉がアメリカの印刷物に初めて姿を見せた1885年、それが指していたのは、生卵とウイスキーを砕いた氷...
文化・社会

「鷲がサンダルをさらい、裁きの最中だった王の膝に落とした」キリスト教より古いシンデレラ、その最古の記録とは…?

靴を片方落とした娘が、その靴のせいで見つけ出され、身分の違う相手と結ばれる。誰でも筋書きを言える話だが、この形が最初に文字になったのはいつか、となるとかなり古い。継母も舞踏会もかぼちゃの馬車もない骨組みだけの状態で、それは紀元前後に書かれた...
自然・科学

「4万6000年ぶりに目を覚まし、餌を食べ、卵を産んだ」シベリアの永久凍土から出てきた線虫の話

シベリアの地下深くから掘り出された土を、研究者が実験室でゆっくり融かした。中から出てきたのは、体長1ミリにも満たない小さな虫である。しばらくすると、その虫は動きはじめ、餌を食べ、やがて卵を産んだ。その虫が閉じ込められていた地層が最後に解けた...
文化・社会

「じゃんけんは紙が発明される前からあった」海外で伸びた豆知識、根拠は1600年ごろの随筆一冊だけだった

子どものころ、順番決めや罰ゲームで何百回とやったであろう、じゃんけん。その起源が「紙が発明されるより前、紀元前206年の中国・漢の時代」だという豆知識が、海外の掲示板で大きく伸びていた。ただ、この話は日本人にとって他人事ではない。今のグー・...