歴史

「子どもを持てば減税、公務も免除、女性には相続の道」紀元前27年からローマ皇帝が打っていた少子化対策

子どもを持てば税が軽くなる。面倒な公務も免除される。女性には財産を受け取る道が開かれる——これ、どこかの国の少子化対策の話ではない。紀元前27年から統治を始めたローマ皇帝アウグストゥスが打ち出した優遇策の中身である。2000年前の人が、いま...
人物・偉人

「5歳で列車に乗り込み、1400キロ先で目を覚ました」25年後にGoogle Earthの衛星写真で生家を見つけた男性の話

5歳の男の子がインドで列車に乗り込み、眠っているあいだに家から1400キロ離れた街まで運ばれてしまった。降りた先では言葉が通じず、自分の村の名前もうまく言えない。彼が家に帰り着いたのは、それから25年後のことだ。手がかりになったのは、パソコ...
歴史

「玉ねぎで相場を壊しすぎて、議会に名指しの法律まで作らせた男がいる」アメリカで先物取引を禁じられた唯一の農産物…

金も原油も、大豆もコーヒーも小麦も、アメリカの市場では「まだ収穫していない先の分」を売り買いできる。ところが、そのリストにどうしても入れてもらえない野菜がひとつだけある。玉ねぎだ。しかも慣習ではなく、連邦法で名指しで禁止されている。きっかけ...
自然・科学

「200mLのコーヒーを1日4杯飲んでも、水を飲んだときと体の水分状態は変わらなかった」あの通説の根拠はどこへ…?

「コーヒーは利尿作用があるから、水分補給にはならない」——健康番組でも会社の給湯室でも、わりと当たり前の顔で語られてきた話だ。ところが海外の掲示板では、それを真正面から否定する研究が話題になっていた。少なくとも水分の収支という一点に限れば、...
歴史

「人が意図的に火を起こした世界最古の証拠は、イングランドの40万年前」その頃ホモ・サピエンスはまだ生まれていない

40万年前のイングランドで、誰かが石を打ち合わせて火を起こしていた——サフォーク州で見つかった痕跡は、人が「自分で火をつけた」証拠としては世界最古とされる。そして少し不思議なのは、その火のそばにいたのが私たちホモ・サピエンスではなかった、と...
文化・社会

「国土のわずか12%に、人口の半分以上とGDPの52%以上」韓国のソウル首都圏の数字を見てみたら…

国土のわずか12%に、人口の半分以上と、GDPの52%以上。韓国のソウル首都圏をめぐる数字を並べられると、「東京一極集中」という言葉が急におとなしく聞こえてくる。日本もかなりのものだと思っていたが、隣の国の集中度はもう一段上だった。地図を塗...
自然・科学

「赤色矮星の寿命は数兆年、いっぽう宇宙はまだ138億歳」誰も星の最期を見たことがない理由とは?

夜空を見上げても一つも見つけられないのに、銀河系でいちばん数が多いとされているのが「赤色矮星」です。その赤色矮星が寿命を迎えて静かに消えていく瞬間を、人類はまだ一度も観測できていないのだそうです。望遠鏡の性能が足りないから、ではありません。...
文化・社会

「火を通せば欲情を、生で食べれば怒りを増す」僧侶がニンニクとタマネギを断つ理由と、日本の寺の門前にある同じ戒め

ニンニクとタマネギを一生食べない、と言われたら大半の人は困ると思う。ところが仏教の一部の伝統では、この二つを含む「においの強い野菜」がまとめて禁じられている。理由は栄養でも殺生でもなく、「望ましくない感情を高めてしまうから」。海外掲示板では...
自然・科学

「ヒトは3種類、シカとイノシシは2種類」トラのオレンジが獲物には草木と同じ色に見えている理由

トラのあの燃えるようなオレンジ色は、どう見ても森の中で目立つ。あんな派手な色でなぜ狩りが成立するのか——と思っていたら、そもそも狙われている側にはあの色が見えていなかったらしい。ヒトは3種類のセンサーで色を見分けるが、シカやイノシシは2種類...
人物・偉人

「85回の停車を一度も飛ばさず、約2000人を運んだ」1993年、16歳の少年が地下鉄の運転士になりすました日

1993年のニューヨーク。マンハッタンからクイーンズへ向かうA系統の電車が、いつもどおりに走っていた。駅に着けば扉が開き、人が乗り降りし、また閉まる。車内のおよそ2000人は、誰ひとり違和感を覚えていない。運転席に座っていたのが交通局の職員...