2026-09

自然・科学

「100%化学物質ゼロの製品を作れたら100万ポンド」英国王立化学会の太っ腹な懸賞に、受け取れる人がまず現れない理由とは?

「化学物質不使用」「ケミカルフリー」。いかにも体にやさしそうなこの売り文句に、正面から待ったをかけた団体がある。イギリスの化学者たちでつくる英国王立化学会(RSC)だ。「100%化学物質ゼロの製品を最初に作った人には、100万ポンドを出す」...
自然・科学

「毛皮で稼ぐはずが、20頭が10万頭に」アルゼンチンが南米の果てに放したビーバーが、森の姿まで変えてしまった話

毛皮産業を起こすために、南米大陸の南の果てに放された、わずか20頭のビーバー。商売はうまくいかず、残されたビーバーだけが天敵のいない森で増え続けた。その結果、いまでは森の姿そのものが変わってしまったという。海外の掲示板では「そもそも、なぜ毛...
文化・社会

「韓国人だけど、そんなの一度も聞いたことない」海外で話題になった“何も届かない出前アプリ”に、当の韓国からツッコミが入った

欲しい物を選び、注文の中身を好きなように決めて、注文ボタンを押す。出前アプリなら、配達員がいまどこにいるのかを画面で追いかけることもできる。ところが、いくら待っても玄関のチャイムは鳴らない。お金を使わずに「買い物をした気分」だけを味わうため...
自然・科学

「ハトを追い出してフンまで掃除したのに、雑音が消えない」ベル研究所の2人が1年格闘したアンテナの“ザーッ”の正体は、ビッグバンの名残だった

巨大なアンテナに、ザーッというかすかな雑音がどうしても入り続ける。1960年代のアメリカで、2人の電波天文学者がこの雑音とおよそ1年格闘した。機器を点検し、アンテナに巣を作ったハトを追い出してフンまで掃除したのに、雑音はびくともしない。その...
歴史

「吹きかけた本人まで、狙った相手と同じくらい臭くなった」第二次大戦中にアメリカが極秘開発した”トイレの臭いスプレー”作戦の顛末とは?

第二次世界大戦のさなか、アメリカの諜報機関が大真面目に開発した"秘密兵器"がある。爆弾でも毒ガスでもない。中身は、トイレを煮詰めたような強烈な悪臭を放つ液体だ。これを占領下のフランスでドイツ軍の将校にこっそり吹きかけ、赤っ恥をかかせようとい...
技術・発明

「自由の女神がすっぽり入る立坑がある」埼玉・春日部の地下に広がる“地下神殿”、首都圏外郭放水路の桁違いな中身とは

埼玉県春日部市の地下深くに、「地下神殿」と呼ばれる巨大な空間がある。大雨で川があふれそうになると、その水を地下に引き込んで江戸川へ流す治水施設「首都圏外郭放水路」だ。この施設が「自由の女神がすっぽり入る立坑」「出番は年に7回ほど」と海外の掲...
文化・社会

「新商品は全国で売る前に、まずオハイオ州コロンバスで試す」アメリカ企業が“いちばん普通の街”を実験場に選ぶ理由とは

新しい商品を、いきなり全国で売り出すのではなく、まず一部の地域だけで売ってみて反応を確かめる。いわゆるテストマーケティングだ。アメリカでその実験場としてよく名前が挙がるのが、オハイオ州の州都コロンバス。選ばれる理由は「どこにでもある、ごく普...
自然・科学

「約6〜9ミリの隙間なら、蜂は巣を作らず、ふさぎもしない」巣を壊さずに蜜をとれるのは、19世紀の牧師が見つけたこの“数ミリ”のおかげだった

養蜂家が巣箱のフタを開けて、蜜がぎっしり詰まった巣枠を一枚ずつ引き上げていく。テレビや写真で見たことがある人も多いだろう。あの作業ができるのは、実はほんの数ミリの「隙間」のおかげだという。19世紀のアメリカで、ある牧師が気づいた「蜂が手をつ...
歴史

「男性の名前のまま埋葬された北軍兵士は、実は女性だった」その秘密が明るみに出たのは112年後、屋根裏の手紙からだった

1864年、アメリカ南北戦争のさなかに、ひとりの北軍兵士が軍の病院で息を引き取った。兵士は「ライオンズ・ウェイクマン」という男性の名前のまま葬られた。けれど、本当の名前はサラ。男性になりすまして軍に入った女性だった。この秘密が世に知られたの...
自然・科学

「目を閉じても、光がチカッと見えた」アポロ11号のバズ・オルドリンが報告した光の正体は、眼球を突き抜ける宇宙線の粒子らしい

1969年、人類を初めて月面に送り届けたアポロ11号。その飛行中、暗い船内で目を閉じていても、ときどき光がチカッと見えた。バズ・オルドリンはそう報告している。ところが、その光は目の外から入ってきたものではなかった。正体は、宇宙から飛んできて...