2026-05

人物・偉人

「最高指導者は長期の沈黙の瞑想に入られました」——その言い訳でブータンが54年押し切った国家機密の話

「最高指導者は長期の沈黙の瞑想に入られました」——側近たちはそう言い続けたまま、なんと54年が経った。17世紀のブータンで実際に起きた話で、亡くなった建国の父の死を半世紀以上も国民に伏せ続けたという、ちょっと信じがたい国家ぐるみの口裏合わせ...
自然・科学

「スイムオムツはおしっこを止めない、プールに通す前提で作られている」本当に防ぎたいのは別のもの…?

プールサイドで売られている「スイムオムツ」、あれは普通の紙オムツとはまったく別物だ。実はおしっこを吸わずに「そのまま通してしまう」設計らしい。なぜそんな構造なのか、海外の掲示板で交わされていた解説と、ちょっと笑えるコメントを覗いてみた。今日...
自然・科学

「1986年に350万人いた感染者が、2025年は世界でわずか10人」薬もワクチンもなしに人類が撲滅寸前まで追い込んだ寄生虫の話

かつてアフリカ・アジアで毎年350万人を苦しめていた寄生虫病が、今では世界全体で年10人前後。撲滅まであと一歩のところまで来ている。主導したのは元アメリカ大統領ジミー・カーターが立ち上げた財団で、ワクチンも特効薬も使わずに、教育と布フィルタ...
人物・偉人

「部屋にはレーニンの胸像、大学労働党クラブの会長」FOXニュースの男には”赤いルパート”と呼ばれた時代があった

FOXニュースを筆頭に、英米豪の保守メディア帝国を築き上げたルパート・マードック。「西側メディアの保守化を50年牽引した男」と言ってもいい人物だが、オックスフォード大学に通っていた1950年代の彼のあだ名は、なんと「赤いルパート(Red R...
歴史

「1970年から1983年でスイスの時計メーカーは1600社→600社、雇用も半減」国民の誇りを崩壊寸前まで追い込んだ”クォーツ危機”とは…?

時計と言えばスイス——そんなイメージが今あるのは、実は奇跡に近い。1970年代から80年代にかけて、スイスの時計産業は日本のクォーツに押されて壊滅寸前まで追い込まれていた。職人の数は1600社から600社に激減し、雇用は半分以下。「国民の誇...
技術・発明

「サイケデリックの治療効果だけを残して幻覚は切り離す」鬱とPTSDを錠剤一つで治す日が近づいてる…?

「サイケデリック(幻覚剤)には鬱やPTSDをぐっと軽くする力がある」——ここ十年の研究でじわじわ広まってきた話だ。ただ、治療効果と引き換えに数時間の幻覚体験がついてくる。そこで研究者たちが取り組んでいるのが、幻覚なしで脳の配線だけを組み替え...
自然・科学

「ぴったり29,000フィートだと概算と思われる」エベレストの公式標高に+2フィート盛られていた理由

世界最高峰エベレストの標高、29,029フィート(約8,848メートル)――この「半端な数字」は、実は人間の不安からわざと作られたものだった、という話。1856年にインド測量局が初めて山頂高度を弾き出したとき、答えは「ぴったり29,000フ...
人物・偉人

「夫がトイレ後に水で清めなかった」12世紀ビルマ王妃が嫌悪し、激怒した王が素手で殺害した話

「夫が用を足したあと、水で洗わない」——現代日本人なら眉をひそめる程度で済む話だが、12世紀のビルマでは王妃の命取りになった。中世ビルマ・パガン王朝の王ナラトゥは、トイレのあとに水を使わなかったため、同じ部屋にいるのを王妃が嫌がった。それに...
自然・科学

「地球の地殻ぜんぶ集めても1グラム未満」名前を聞いたこともない元素アスタチンが消えゆく理由

周期表の85番、アスタチン。名前を覚えている人は化学が得意な部類だろう。だが「地球の地殻全体に存在する量を全部かき集めても1グラムに満たない」と聞くと、ちょっと話が変わってくる。鉱山どころか、地球規模で探しても角砂糖一個ぶんすら見つからない...
自然・科学

「ヒトのDNAの8%はウイルス由来」哺乳類の胎盤を作る遺伝子が1億年前のレトロウイルスの忘れ物だった話

哺乳類の母と胎児をつなぐ「胎盤」。生命の神秘そのものに見えるこの臓器、実は1億年以上前にウイルスが祖先のDNAに残していった「忘れ物」から作られている、と聞いたら信じられるだろうか。今日の知ってた?はちょっと頭がクラクラする生物進化のトリビ...