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「夫がトイレ後に水で清めなかった」12世紀ビルマ王妃が嫌悪し、激怒した王が素手で殺害した話

「夫がトイレ後に水で清めなかった」12世紀ビルマ王妃が嫌悪し、激怒した王が素手で殺害した話 人物・偉人

「夫が用を足したあと、水で洗わない」——現代日本人なら眉をひそめる程度で済む話だが、12世紀のビルマでは王妃の命取りになった。中世ビルマ・パガン王朝の王ナラトゥは、トイレのあとに水を使わなかったため、同じ部屋にいるのを王妃が嫌がった。それに激怒した王は、なんと素手で王妃を殺害してしまったという。そして話はここで終わらない。

※注:当時のビルマ(現ミャンマー)を含む南アジア・東南アジアの伝統では、トイレのあと左手と水で身を清めるのが衛生的かつ宗教的な作法とされていた。紙文化が中心の地域とは前提が違う。

今日の知ってた?

🏯 12世紀ビルマの王ナラトゥは「トイレ後に水で洗わない」という理由で王妃に嫌悪され、激怒して素手で殺害。王妃の父はその復讐に8人の刺客を送り込み、ナラトゥを討ち取った。

背景:ナラトゥとパガン王朝

ナラトゥ(Narathu)は、現在のミャンマー中部に栄えたパガン王朝の第8代王。在位は1167年〜1171年とされ、わずか4年ほどの短い治世だった。彼の即位の経緯からして穏やかではなく、王座を得るために実の父であるアラウンシードゥ王、そして兄ミン・シン・ソーを殺したと伝えられている。「家族殺しの王」が王妃にも手をかけた——そう聞けば一連の暴力性は腑に落ちる。

パガン王朝(9〜13世紀)は東南アジアの大乗・上座部仏教文化の中心地で、首都パガン(バガン)には今も2000以上の仏塔・寺院遺跡が残る世界有数の宗教都市だ。ナラトゥもまた、自らの罪を償うために巨大寺院ダンマヤンヂー寺院(Dhammayangyi)の建立を命じたが、完成を見ないまま暗殺された。

もう少し詳しく

王妃殺害のいきさつ。ナラトゥの妃のひとりはインド出身の王女で、彼女の文化圏ではトイレ後に水で清める作法が当然だった。一方のナラトゥはそれを怠っていたと記録される。王妃が「あなたの近くにいたくない」という態度を示したことに王は激昂、口論の末に素手で殺してしまったとされる。

父王の復讐——8人の刺客。殺された妃の父は、北インドの小王国の支配者だった。娘の死を知った彼は、バラモン僧侶に身を変装させた8人の刺客を選び、贈り物を献上する使節としてパガンに送り込む。彼らはダンマヤンヂー寺院の中で王に拝謁し、剣で討ち果たした。任務を終えた刺客たちは、その場で自害したと伝えられている——主君の名を守り、捕縛による拷問を避けるための「名誉の自決」だった。

未完の寺院は今も残る。ダンマヤンヂー寺院はパガン最大級の規模を誇るが、内部は煉瓦で塞がれた回廊があるなど未完成のまま放置されている。地元のガイドは今でも「ここは王の罪の重さがそのまま形になった寺院」と紹介するという。

海外の反応

1. 海外の名無しさん
ナラトゥの逸話を読むたびに思うんだけど、こいつ現代に生まれてたら絶対SNSで炎上するタイプの男だよな。「俺はトイレ後手洗わない派wwダサくね?」みたいなツイートして即垢消し案件。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
むしろ手を洗わずに済むレストランを義務化しようとする店長になってそう。客全員逃げる。

3. 海外の名無しさん
殺害の直前にも手を洗ってなさそうなのが地味にきつい。王妃にとっては、もはや恥辱の上塗りすぎる最期。

4. 海外の名無しさん(>>3への返信)
そのまま「うんこの手で殺された」ことになるからな。死因が赤痢の可能性もありそうで二重に怖い。

5. 海外の名無しさん
バガンのダンマヤンヂー寺院、観光で行ったとき妙に空気が重かった理由が今わかった。父と兄と妻を殺した男の懺悔ハコモノだったのか…。

6. 海外の名無しさん(>>5への返信)
父・兄・妻。他にもいないだろうな、いるな、絶対いる。コイツ家庭欄が血まみれすぎる。

7. 海外の名無しさん(>>6への返信)
スメルもひどそうだしな。文字通り「臭い男」だったわけだ。

8. 海外の名無しさん
中世ビルマに「手洗い義務化アカウント」みたいなのが存在してたら、こいつ確実に晒されてただろうに。SNSがなくて本当に残念だ。

9. 海外の名無しさん
現代に生まれてれば、ただの不衛生で陰湿な引きこもりおじさんで終わってたんだろうな。絶対君主制の怖さは、こういう人格の人間に無制限の力を渡してしまう点にある。

10. 海外の名無しさん(>>9への返信)
言いたいことはわかるけど、たぶん現代だったらネット掲示板の運営側で粘着してそうなタイプ。権力小さくても害は出すよ、こういう奴は。

11. 海外の名無しさん
ちなみに8人の刺客は全員任務遂行後にその場で自害したらしい。命がけの忠誠としか言いようがない。

12. 海外の名無しさん(>>11への返信)
別に死ぬ義務はなかったらしいが、当時の名誉観だと「主君を守るために自分の口を封じる」のが筋だったみたい。重い。

13. 海外の名無しさん
「女は感情的すぎる」とか言う男ほど、感情で人を殺すよな。1100年代から変わらない。

14. 海外の名無しさん
中世ビルマで最初の元祖アルファ男ことナラトゥ王。称号「元祖サンクパ(流行語の元祖)」を授けたい。

15. 海外の名無しさん(>>14への返信)
不思議だよな、清潔にすることをわざわざ「男らしくない」って言い張る一派が今も一定数いる。何千年も人類は不潔のまま歩いてきたとでも?

16. 海外の名無しさん
Wikipediaの一文「ナラトゥは父アラウンシードゥ王と兄ミン・シン・ソーを殺害して王座に就いた」←もうこの時点で平常運転じゃない。

17. 海外の名無しさん
インセル王だ…顎が外れた。中世にもこういう人間がいたという事実が逆に少し安心するというか、人類はずっとこの手の男と戦ってきたんだな。

18. 海外の名無しさん
話のスピード感がすごい。「夫がトイレで手を洗わない」→「妻が距離を置く」→「夫激怒、素手で殺害」。三段論法で人が死ぬ。

19. 海外の名無しさん
こういう「君主を貶める逸話」は、敵対勢力が後から流したプロパガンダの可能性も高いよね。鵜呑みにしないほうがいい類の話ではある。

20. 海外の名無しさん(>>19への返信)
逆に「英雄譚」も同じくらい疑ったほうがいい。カエサルが海賊に身代金を上げさせた話とか、いかにも本人が広めさせたっぽい匂いがする。

21. 海外の名無しさん
「ビルマ」って呼ぶか「ミャンマー」って呼ぶか問題、こういう古い話のときだけは「ビルマ」のほうがしっくりくる不思議。

22. 海外の名無しさん
ナラトゥの教訓——みんな、手は洗おう。命にかかわる。

23. 海外の名無しさん
8人の刺客がバラモン僧に変装して贈り物を献上する使節として入り込んだ、ってくだり、もう完全に映画の脚本。Netflixで実写化してくれ。

24. 海外の名無しさん
ダンマヤンヂー寺院の内部が煉瓦で塞がれてる回廊があるって話、未完のまま暗殺された王の人生そのものを象徴してて、観光名所としても重みがある。バガン行ったら絶対寄りたい。

まとめ

家族3人を手にかけた中世ビルマ王ナラトゥ。トイレ後に手を洗わなかったことを発端に王妃を素手で殺し、結果として8人の刺客に討ち取られるという、現代の衛生観念で読んでも因果応報感の強い逸話だった。海外の反応も「手洗いは命に関わる」「絶対君主制の怖さがここに凝縮」「映画化してほしい」と、笑いと真顔が入り混じる温度感。バガンに残るダンマヤンヂー寺院は今もこの王の罪をかたどった石組みとして観光客を迎えている。

元ソース: 中世ビルマ王ナラトゥ:トイレ後に手を洗わなかったため王妃に殺意を抱かれ、激怒して素手で王妃を殺害。父王が送った8人の刺客に討たれた話

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