歴史

「ときには、すりつぶした子牛の脳でクリームの層まで偽装した」水で薄めてチョークで白く…19世紀アメリカで売られていた”牛乳”の中身とは?

19世紀のアメリカの都市で売られていた牛乳は、上に浮いたクリームを抜き取ってから水で薄めたものが珍しくありませんでした。青白くなった液体はチョークや石膏の粉で白く塗り直し、ときにはすりつぶした子牛の脳でクリームの層まで偽装します。世紀末には...
文化・社会

「高速道路の車線を増やすと、車の走る距離もほぼ同じ割合で増えた」道路を広げても渋滞が減らない”渋滞の鉄則”、首都高ではどうだった?

「道路を広げても渋滞は解消しない」。交通の研究には、新しく造ったり広げたりした道路は、やがて増えた車でまた埋まってしまう、という考え方があります。1990年に名前が付いた「ルイス=モグリッジの命題」、別名「渋滞の鉄則」です。海外掲示板では、...
文化・社会

「27年フルタイムで働いて、申告書を一度も書いたことがない」国もあるのに、アメリカでは会社員も毎年自力で税務申告…日本の年末調整との違いとは?

会社員でも、毎年春になると自分で所得税の申告書を作らなければならない国があります。アメリカです。一方、OECD(経済協力開発機構)の報告書によると、税務当局が手元のデータで申告書をあらかじめ埋めておく「記入済み申告」は、比較の対象になった税...
自然・科学

「みんな近すぎる場所に置く」地球をバスケットボールにすると月は7〜8m先、そのすき間に太陽系の惑星は本当に全部入るのか…?

「地球と月のあいだに、太陽系のほかの惑星をすべて並べられる」という豆知識が、海外掲示板で話題になりました。水星から海王星まで7つの惑星の直径を足すと38万7,941km、地球と月の平均距離は約38万4,400km。ほぼ同じ長さなので、本当に...
文化・社会

「3日かけて組んだ1万5000ドルのレゴ像を、4歳の男の子が倒してしまった」展示から1時間、作者が親の弁償を断った『ズートピア』ニック像の話

2016年5月、中国・浙江省寧波市のショッピングモールで、ディズニー映画『ズートピア』のキツネ、ニック・ワイルドをかたどった高さ約1.8メートルのレゴ像が、展示からわずか1時間ほどで床に倒れて砕けました。3日かけて組み上げた作者は、記念撮影...
音楽・エンタメ

「1960年代の作り物の骨は本物らしく見えなかった」東京ディズニーランドにもあるカリブの海賊、初代では本物の人骨が使われていた…知ってた?

東京ディズニーランドにもある「カリブの海賊」。その元祖として1967年にカリフォルニアのディズニーランドで開業した初代のアトラクションでは、海賊の洞窟などに置かれた骸骨に、本物の人骨が使われていたそうです。理由は、1960年代当時の作り物の...
自然・科学

「漢字で“百足”、英語でも“百の足”なのに、脚がちょうど100本の種類はいない」ムカデの脚の対が決まって奇数になる理由とは?

ムカデは漢字で「百足」と書き、英語の centipede もラテン語の「百」と「足」からできた言葉です。ところが、脚がちょうど100本の種類は1つもありません。ムカデの脚の対の数は決まって奇数になり、100本(50対)にはならないからです。...
歴史

「奪ったワインを飲むために兵士が足を止めた」第一次大戦最後の大攻勢、ドイツ軍の進撃を鈍らせたフランスの酒蔵の話は本当だった…?

1918年3月、第一次世界大戦の西部戦線で、勢いよく進んでいたドイツ軍の歩兵が、フランス北部の町アルベールで急に動かなくなりました。町に入った兵士たちが、地下室で見つけたワインを飲んで、出てこなくなっていたのです。2025年の論文も、奪った...
歴史

「1か月見張るはずが、9日で音を上げた」ベッドごと体重計に載せられた”タットベリーの断食女”、6年続いた評判はどう崩れた…?

「何も食べずに生きている」。6年ものあいだそう言い続けたイングランドの女性アン・ムーアのもとには、見物人と寄付が集まりました。1813年、委員会はベッドごと計量機に載せて1か月見張ると決めますが、9日目に本人が「監視をやめてください」と訴え...
自然・科学

「ガムベースの多くは、プラスチックの仲間の合成樹脂」日本の包装に”ガムベース”としか書かれない中身と、戦後のガムが売りにした”天然チクル”とは?

歩道にこびりついた黒っぽいシミには、何年も前に吐き捨てられたガムの跡が混じっています。ガムは噛んでも溶けず、捨てても土に還りません。噛む部分の「ガムベース」の多くがプラスチックの仲間の合成樹脂や合成ゴムで、微生物にもほとんど分解されないから...