自然・科学

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「小鳥の風切羽を抜いて、岩の割れ目に押し込んでおく」“あとで食べる分”を生かしたまま取っておくハヤブサの仲間がいるらしい

捕まえた小鳥の風切羽(かざきりばね)を抜いて飛べなくし、岩の割れ目に押し込んでおく。逃げられなくなった小鳥は、そのまま「あとで食べる分」として取っておかれる——。ハヤブサの仲間に、そんな獲物の「保存」をする集団がいるという話が、海外掲示板で...
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「古い本の甘い匂いの正体はバニリン、バニラとまったく同じ分子だった」紙が壊れながら香りを出していた話

「古い本の匂いが好きだ」という人は多い。図書館の書架のあいだや、古本屋の奥のほうで、思わず深呼吸してしまう、あの匂いだ。ところがあれは、本が「古くなった証拠」として身にまとった匂いではない。紙がいままさに壊れていく、その途中で出ている匂いで...
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「2000年海の底にあった鉛は、放射線がほとんど静まっている」ローマの沈没船の延べ棒が最先端の実験装置に使われる話

ニュートリノや暗黒物質といった、宇宙でいちばん見つけにくいものを探している実験室がある。そこで検出器を囲っている遮蔽材の一部は、2000年前に地中海で沈んだローマ時代の船から引き揚げられた鉛だ。骨董品として飾っているのではない。溶かして、鋳...
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「1頭のヤギが雪崩を起こし、そのまま最後まで乗って下りてきた」2023年にモンタナのスキーパトロールが残した報告

雪崩は、たいていの場合、人間が引き金を引く。斜面に踏み込んだスキーヤーの体重や、パトロール隊が仕掛けた火薬が、積もった雪のバランスを崩す。ところが2023年、モンタナ州のスキーパトロールが報告した一件では、引き金を引いたのは1頭のシロイワヤ...
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「4万6000年ぶりに目を覚まし、餌を食べ、卵を産んだ」シベリアの永久凍土から出てきた線虫の話

シベリアの地下深くから掘り出された土を、研究者が実験室でゆっくり融かした。中から出てきたのは、体長1ミリにも満たない小さな虫である。しばらくすると、その虫は動きはじめ、餌を食べ、やがて卵を産んだ。その虫が閉じ込められていた地層が最後に解けた...
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「ビールの泡をすくってパン種にすると、軽いパンが焼ける」酵母が生き物だと決着する1800年前に書かれていた一文

「なぜそうなるのか」はまるで分かっていないのに、「どうすればうまくいくか」だけは正確に知っている。そういう知識の持ち方は、人類の歴史ではむしろ当たり前だった。西暦1世紀のローマで書かれた一冊に、その典型のような一文が残っている。ビールの醸造...
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「発表2週間前に上司室へ呼ばれ、名前を変えろと言われた」スピルバーグの名を冠するはずだった恐竜

「この恐竜には、スピルバーグの名前を付けるつもりだった」——1993年、アメリカ・ユタ州で見つかった大型の肉食恐竜が、映画『ジュラシック・パーク』の公開直前になって急に名前を差し替えられた。理由は新しい化石が出たからでも、分類が変わったから...
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「頭のもやの正体は、回収されなかったゴミの中を脳細胞が泳いでいる状態か」眠らなかった夜に脳で起きなくなること

徹夜明けの、あの独特の頭の重さ。目は開いているのに考えがまとまらず、同じ行を三回読んでもまだ内容が入ってこない。あれは「疲れているから」という気合いの問題ではなく、脳の中で毎晩おこなわれているはずの作業が、一晩まるごと飛ばされたせいかもしれ...
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「この現象、世界では日本人研究者の名字で呼ばれている」木の年輪と氷の柱が残していた太陽の記録

約14,300年前の空で何が起きたのかを、いまの私たちは年単位で言い当てることができる。記録を残した人間がいたわけではない。そのとき生えていた木が、その一年ぶんの年輪の中に、当時の空気の成分をそのまま閉じ込めていたからだ。※注:太陽嵐とは、...
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「世界の猫は6億匹とも10億匹とも言われる」4億匹もの幅が残るのは、数えられない猫のほうが多いから

世界に猫が何匹いるか、と聞かれたら答えはだいたい「6億匹から10億匹」。上と下で4億匹も開いています。人口や家畜の数はもっと細かく分かっているのに、なぜ猫だけこんなに大ざっぱなのか——理由は単純で、飼い主のいない猫のほうが飼い猫より多いから...