文化・社会

「英語の本として初めて、フランスのベストセラー1位に」翻訳を待てない読者が買ったハリー・ポッター5巻…日本のAmazonでも当時いちばん売れた本に

2003年の夏、フランスの本のベストセラーリストで、英語で書かれた本が1位になりました。『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の原書です。フランス語版が出るのは5か月以上先。続きを待ちきれない読者が、英語のまま書店で買っていったのです。同じ本...
歴史

「ベトナム戦争で米兵の15〜20%がヘロイン依存に」帰国後にまた依存になったのは5%…再発率90%との比較に隠れた数え方の違い

「ベトナム戦争では米兵の15〜20%がヘロイン依存になった。ところが治療を受けて帰国したあと、再発したのは5%だけ。アメリカ国内のヘロイン使用者の再発率は90%だったのに」。海外の掲示板で、こんな豆知識が話題になりました。数字の元になってい...
技術・発明

ルーヴル美術館の映像監視のパスワードが「LOUVRE」だったって本当?宝飾品が盗まれた4分間と、10年前の監査報告書の中身

2025年10月19日の朝、パリのルーヴル美術館から、フランス王家ゆかりの宝飾品8点が、開館からわずか30分後に盗まれました。その2週間ほどあと、フランスのリベラシオン紙が、ある監査報告書の中身を報じます。2014年の時点で、美術館の映像監...
文化・社会

「一匹の巨大な毒虫」は何の虫だったのか…カフカは『変身』で、虫の種類を一度も書いていなかった

「ある朝、気がかりな夢から目ざめると、自分が巨大な虫に変わっていた」。フランツ・カフカの『変身』は、文学史に残る有名な書き出しで始まります。英語圏では、主人公のグレゴール・ザムザは「ゴキブリ」になった、と紹介されることがあります。ところがカ...
技術・発明

「日本で食べた大きな紫のぶどうが”ぶどう味のアメ”の味だった」アメリカで消えた”ぶどう味のリンゴ”が教えてくれた、あの味の正体

見た目も手ざわりも普通のリンゴなのに、かじるとぶどうの香りがする。アメリカでは2000年代から、そんなリンゴが「グレープル(Grāpple)」の名前で売られていました。正体は、ぶどうとリンゴを掛け合わせた新しい果物ではありません。ぶどうの香...
自然・科学

「キノコとカニの殻は同じ素材でできている」は半分だけ本当…人間の胃でキチン分解酵素が作られる量はマウスの約2800分の1

「キノコとカニは、体を支える素材がまったく同じ」。海外の掲示板で、こんな豆知識が話題になりました。どちらにもキチンという物質が入っていて、キノコはキチンが柔らかいタンパク質と混ざっているから柔らかく、カニは鉱物でキチンを固めているから硬い、...
歴史

「2万ドル分の原石を荒野にばらまいた」だけで、ティファニーも大銀行家もだまされた…1872年のにせダイヤモンド鉱床とは?

1872年、アメリカ西部で「ダイヤモンドの鉱床が見つかった」という話に、サンフランシスコの大銀行家、北軍の元総司令官、宝石商ティファニーの創業者までが乗りました。ところがその「鉱床」は、ケンタッキー出身のいとこ同士の2人が、ロンドンで買い集...
歴史

海外「罪悪感という心の牢屋に住む人もいる」刑期を終えた日本の陸軍大将・今村均が、自宅に3畳の”牢屋”をつくったのはなぜ?

「戦犯としての刑が軽すぎると考えた日本の将軍が、自宅の庭に自分用の牢屋を建てた」。そんな話が海外の掲示板で話題になりました。主人公は、太平洋戦争でラバウルの第8方面軍を率いた陸軍大将・今村均(いまむら・ひとし)です。オーストラリアの軍事法廷...
歴史

「鉱石を溶かさず、叩いて槍先や釣り針を作った」日本が縄文時代早期だった8500年前、北米・五大湖で始まっていた銅の道具づくり

北米の五大湖のほとりでは、今から8500年ほど前、日本がまだ縄文時代の早期だったころに、先住民が銅で槍先やナイフを作り始めていました。鉱石を溶かす「製錬」はしていません。地面に転がっていたり、岩の中に筋になって走っていたりする、ほぼ純粋な銅...
音楽・エンタメ

「転送してくれ、スコッティ」実はカーク船長は一度も言っていない…日本語版では機関主任の名前がチャーリーだった名ゼリフ

「Beam me up, Scotty(転送してくれ、スコッティ)」。『スタートレック』を見たことがない人でも、どこかで耳にしたことのある名ゼリフです。ところが、カーク船長がこの形のとおりに言った場面は、テレビシリーズにも劇場版にも一度もあ...