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自然・科学

「5000年かけて、飛ぶことも隠れることも忘れさせた」野生には一匹も存在しないカイコの話

「絹(シルク)」は、着物や布団、ネクタイまで、日本人にとってずいぶん身近な素材だ。だが、その糸を吐くカイコ(家蚕)が、実はもう地球上のどこの野生にも存在しない生き物だと知っている人は意外と少ない。5000年におよぶ品種改良の果てに、この虫は...
歴史

「個人資産がローマ国庫の年間予算に匹敵した」——史上もっとも裕福なローマ人の、あまりに惨めな最期とは…?

「彼は生きたようにして死んだ——全身、黄金にまみれて」。ローマ史上もっとも裕福だったとされる男、マルクス・リキニウス・クラッスス。その個人資産は、なんと当時のローマ国庫の年間予算に匹敵したとも伝わります。けれど、その途方もない富をもってして...
自然・科学

「見えているカビは氷山の一角」パンの点だけ切り取っても食べちゃいけない理由とは…?

パンに小さなカビの点を見つけたとき、そこだけつまんで捨てて残りを食べていないだろうか。実はその判断、食品衛生の観点からはあまりおすすめできないらしい。目に見える緑や白の点は、すでにパン全体に広がった“氷山の一角”かもしれないのだ。今日はそん...
音楽・エンタメ

「12ヤードから、キーパーと一対一」——試合を決めるあのPKを考案したのが“止める側”だったという話

サッカーの試合を一発でひっくり返すこともあるペナルティキック(PK)。実はこのルール、生まれた当初は「紳士への侮辱だ」として一度は突き返されていた。考案したのは1890年、アイルランドの一人のゴールキーパー。今や世界中が固唾をのむこの制度の...
歴史

「この年になると、惑星のままでいてほしかった気はするけれど」11歳で冥王星を名づけた少女が、88歳で見届けた”降格”

1930年、太陽系の9番目の惑星が見つかったとき、その名前を提案したのはイギリスに住む11歳の少女だった。朝食の席で口にした一言が、そのまま世界中の教科書に載ってしまったのである。そして76年後の2006年、彼女はまだ元気に生きていて、自分...
歴史

「歯周病の痕跡があったのは頭蓋骨のわずか5%」現代の成人は15〜30%…ローマ時代のブリテンで何が違った?

西暦200年から400年ごろ、ローマ帝国の属州だったブリテン島に暮らしていた人々。その頭蓋骨を調べたところ、歯周病の痕跡が残っていたのはわずか5%だったという。現代の成人は15〜30%とされるから、ずいぶんな差だ。歯ブラシも歯磨き粉もフロス...
歴史

「『倭=小人』と書いた辞書、いちばん古いもので1874年」日本最古の呼び名をめぐる話が思ったより新しい…?

「日本」と名乗る前、この列島には別の呼び名があった。「倭(わ)」——中国の古い史料に現れる、記録に残るかぎり最古の日本の呼称だ。海外の掲示板に「この字は中国語で『従順』や『小人』を意味していて、日本側がそれを嫌って8世紀に同じ音の『和』(調...
歴史

「依頼人は出頭できません。地元の猫たちが殺害を企てているので」16世紀フランス、ネズミの裁判で弁護人が放った一言…

「私の依頼人は、法廷に出頭することができません。地元の猫たちが、彼らを殺そうと待ち構えているからです」——16世紀のフランスで、法廷に立った弁護人が大真面目にこう主張した。依頼人はネズミ。畑の作物を食い荒らした罪で、村ぐるみの裁判にかけられ...
自然・科学

「彼が人前で英語を話したのは、撃たれたその瞬間が最初で最後だった」”中国人奇術師”チャン・リン・スーの正体

「世界一有名な中国人奇術師」として一世を風靡したチャン・リン・スー。だが彼が舞台で流暢に呪文を唱えても、記者会見で通訳を挟んでも、その正体はニューヨーク生まれのアメリカ人だった。そして彼が"人前で"英語を口にしたのは、生涯でたった一度――弾...
自然・科学

「1,400km離れたハワイの街灯が一斉に消えた」1962年、米国が宇宙で核を爆発させた日に本当に起きたこと

夜空が真昼のように光り、1,400km離れたハワイの街灯が一斉に消えた。しかもそれは事故でも自然災害でもなく、アメリカが自ら宇宙空間で核爆弾を爆発させた「実験」の結果だった。1962年、人類は地球のまわりに人工の放射線帯を作り出し、当時飛ん...