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歴史

「目には見えない微小な生き物が、口や鼻から入って病を起こす」紀元前37年のローマ人が農業書に書き残していた一文

「目には見えない微小な生き物が繁殖していて、それが空気中を漂い、口や鼻から体内に入って重い病を引き起こす」。だから沼地のそばに家を建ててはいけない——そう書かれたのは紀元前37年のローマである。人類が顕微鏡で実際に微生物を見るのは、それから...
人物・偉人

「子どもをあの街から引き離すために、一家ごと海を渡った」『ジェシカおばさんの事件簿』の女優が1970年に選んだ道

ドラマ『ジェシカおばさんの事件簿』で、町で起きる事件を次々に解き明かしていた作家役。あの主演女優が、現実の世界でも一家をまるごと危険から遠ざける決断をしていた。1970年、彼女はカリフォルニアの暮らしをたたみ、夫と十代の子ども二人を連れてア...
自然・科学

「人類が登場するのは日付が変わる1分17秒前」地球46億年を24時間に縮めた時計、その数字を検算してみると…

地球が生まれてから今日までの46億年を、まるごと1日に縮めてみる。午前0時ちょうどに地球ができて、次の午前0時が「いま」。この時計の上では、恐竜が地上を歩いていたのは夜の22時台後半から23時39分までの1時間足らずでしかない。では、私たち...
自然・科学

「マグマだまりは地下16km、人類が掘り抜けた最深記録は12km」NASAの科学者が出した“超巨大火山を冷やす”案のその後

アメリカのイエローストーン国立公園の地下には、桁違いの規模の火山がある。その噴火を防ぐために、カルデラに深い穴を掘って水を送り込み、噴火のエネルギー源である熱を少しずつ地上へ運び出してしまえばいい——NASAの科学者が、かつてそんな案を出し...
自然・科学

「姉が6月1日、妹が8月27日」双子なのにあいだが87日空いた——同じ妊娠から、ふたつの誕生日が生まれた話

双子は同じ日に生まれるもの——という前提が、この姉妹には当てはまらない。2012年、アイルランドで生まれたエイミーとケイトのエリオット姉妹は、姉が6月1日、妹が8月27日に生まれている。あいだは87日。双子の出生間隔としては、いまも記録上い...
歴史

「何時間走っても、平屋より高いものが一つも見えなかった」19世紀の大平原で記録されたプレーリー・マッドネスとは…

19世紀、ヨーロッパから北米中西部の大平原に渡り、そこに住みついた人たちのあいだで、抑うつ、人づきあいを避けるようになる、性格や生活習慣が変わる、といった不調が数多く記録されている。当時の人はこれを「プレーリー・マッドネス(草原の狂気)」と...
文化・社会

「新聞を敷いて、文字が読めるまで生地を伸ばす」ウィーンの林檎のお菓子、たどるとバクラヴァに行き着くらしい

ウィーンのカフェで、皿にのった一切れを見たことがある人ならわかると思う。紙みたいに薄い生地が何重にも巻かれていて、フォークを入れるとぱりっと崩れ、中から煮えた林檎とシナモンが出てくる。アプフェルシュトゥルーデル——オーストリアを代表する焼き...
歴史

「警官が路上で定規を当ててスカートの丈を測る」1970年代の韓国、髪と丈が法律の話だった時代

スカートの丈を、警官が路上で定規を当てて測る。1970年代の韓国では、それが実際に行われていた光景である。取り締まりの対象は女性の服装だけではなく、男性の長髪も同じだった。つかまればその場で髪を刈られることもあったという。髪型と丈が、警察の...
歴史

「4頭立てが決まりのレースに10頭で出場、途中で投げ出されて完走できず、それでも優勝」西暦67年のオリンピアの記録

西暦67年、ギリシャのオリンピア。4頭立ての戦車で走ることが決まりだった競走に、ローマ皇帝ネロは10頭立てで乗り込んだ。そしてレースの途中で車体から投げ出され、最後まで走り切ることができなかった。それでも審判団が読み上げた優勝者の名前は、ネ...
自然・科学

「3万1000年前、ボルネオで子どもの脚を切断する手術が行われた」その子はそこから6〜9年生きていた…

3万1000年前のボルネオ島で、誰かが子どもの脚を切り落とした。乱暴に折られたのでも、獣に食いちぎられたのでもない。骨は狙った位置できれいに断たれ、傷はふさがり、その子はそこから6年から9年も生きている。片脚を失った子どもが、金属も薬も消毒...