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英語の「文字通り」、実は100年以上前から大文豪たちも比喩で誤用していた話【海外の反応】

英語の「文字通り」、実は100年以上前から大文豪たちも比喩で誤用していた話【海外の反応】 人物・偉人

「マジで死ぬかと思った」「マジで世界が止まった」——日本語の「マジで」が大げさな強調に使われるのと同じことが、英語の “literally”(文字通り)でも起きている。しかも誰が始めたかというと、19〜20世紀の名だたる文豪たち。ディケンズもブロンテも『グレート・ギャツビー』のフィッツジェラルドも、「文字通り」と書きながら全然文字通りじゃない使い方を100年以上前から平気でやっていた、という言語学トリビアが話題になっていた。

※注:英語の “literally” は本来「文字通り」「比喩でなく実際に」という意味。日本語の「マジで」「ガチで」「リアルに」がしばしば大げさな強調語として使われるのと同じ現象が、英語圏では数百年スパンで進行中という話。

今日の知ってた?

📏 “literally”(文字通り)の比喩的・誇張的な用法は、メリアム・ウェブスター辞典によれば1769年まで遡れる。同社の1909年版の大辞典には既に「しばしば誇張的に用いられる。例:he literally flew(彼は文字通り飛んだ)」という語釈が載っている。ディケンズ、シャーロット・ブロンテ、マーク・トウェイン、フィッツジェラルドといった名だたる作家が、自作の中で「比喩のつもり」で literally を使っていた。

背景:英語の “literally” ってどういう言葉?

英語の “literally” は、ラテン語の littera(文字)に由来し、「文字通り」「比喩や誇張でなく実際に」という意味の副詞。本来は「鵜呑みにしないでね」と相手に注意を促すための、ちょっと堅めの言葉だった。たとえば「彼は文字通り10年ぶりに故郷に帰った」と言えば、「ほぼ10年とかじゃなくて、本当にきっかり10年ぶり」というニュアンスになる。

ところが現代の英語ネイティブは “I literally died laughing”(マジで笑い死んだ)みたいに、明らかに死んでないのに literally を放り込む。これに対して「誤用だ」「英語が壊れる」と怒る人が定期的に湧くのだが、今回のTILはその逆——「むしろ100年以上前から大文豪がやってる、いまさら止められない」という話。

もう少し詳しく:誰がどこで使ってた?

チャールズ・ディケンズ『デイヴィッド・コパフィールド』(1850年)。「この家では、新聞を読もうとして文字通り目玉が頭から落ちそうになるまで、ろうそく一本灯ることがない」。もちろん目玉は落ちていない。

シャーロット・ブロンテ『ジェイン・エア』(1847年)。文字通り、私は(彼がよく私のことをそう呼んだように)彼の目に入れても痛くないほどの存在だった」。盲目になったロチェスター氏の「目」が主人公だ、という比喩を強調するための literally。

F・スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』(1925年)。「彼は文字通り輝いていた——歓喜の言葉も身振りもなく、新しい幸福感が彼から発散され、小さな部屋を満たした」。ギャツビーの背中から光は出ていない。

このほか、マーク・トウェイン『トム・ソーヤーの冒険』、ルイザ・メイ・オルコット『若草物語』、ロバート・パーシグ『禅とオートバイ修理技術』など、英米文学の定番タイトルが軒並み「比喩 literally」を使っていることが、Words Unraveledというポッドキャストや、メリアム・ウェブスター辞典自身の解説ページで紹介されている。

そしてメリアム・ウェブスター辞典は2013年頃、この「誇張用法」を正式に語釈として追加したのだが、実は1909年の版にも既に「しばしば誇張的に」という注記があった。つまり「最近若者が壊した」のではなく、辞書はとっくの昔に折れていた、というのが事の真相である。

海外の反応

1. 海外の名無しさん
“literally”(文字通り)が “figuratively”(比喩的に)の意味で使われてきた歴史は、文字通り永遠の昔から。って、この文自体が証拠になってるな。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
それ、文字通り無限の誇張表現じゃん。語ってる本人がやってる時点で詰みなのよ。

3. 海外の名無しさん(>>2への返信)
しかもこれ、文字通り無限にメタで、無限に再帰してない? もう抜け出せないループだろ。

4. 海外の名無しさん
同じことが “really”(本当に)にも起きてるよな。「本当に楽しかった!」の「本当に」って、もはや「本当」を意味してないし。

5. 海外の名無しさん(>>4への返信)
実際、本当に、誠に、確かに、間違いなく、ガチで——強調語って一周回ってみんな同じ運命をたどるのよね。

6. 海外の名無しさん
メリアム・ウェブスター側の言い分が好き。「『誤用だ』って苦情の手紙が大量に来るってことは、それだけ普通に使われてるって証拠だから載せました」って、めちゃくちゃ理屈が回ってる。

7. 海外の名無しさん(>>6への返信)
「苦情が来る → 普及してる証拠 → 辞書に載せる → さらに苦情が来る」って完全に無限ループ製造機。辞書編纂者ニヤニヤしてそう。

8. 海外の名無しさん
そもそも辞書って「言葉がどう使われてるか」を記述するもので、「どう使うべきか」を命令するものじゃないからね。学校で教わるイメージと違って、辞書はルールブックじゃない。

9. 海外の名無しさん
言語学者のコンセンサスは「英語は記述的(descriptive)であって規範的(prescriptive)じゃない」だよ。とはいえ何でもアリにすると通じなくなるから、両者の綱引きが健全なんだと思う。

10. 海外の名無しさん
これ強調語の宿命みたいなもので、awesome(最高)、totally(完全に)、forever(永遠に)、infinity(無限)あたりも全部同じ運命をたどってる。「最高!」って言われた相手は世界一じゃない。

11. 海外の名無しさん
百万人が間違って使っても俺はやだ。意味が反対になる言葉ってモヤモヤする派。慣れろって言われてもなあ。

12. 海外の名無しさん(>>11への返信)
気持ちは分かる。でもそれ「間違い」じゃなくて「もう一つの用法」だから。嫌いなのは自由だけど、誤りだと断言するのはちょっと違うかも。

13. 海外の名無しさん
言語の面白さって、結局「通じればOK」なところ。誤用だと顔を真っ赤にしてる人もいるけど、相手に意図が伝わってる時点でその表現は機能してるんだよね。

14. 海外の名無しさん
ちなみに “I literally died laughing”(マジで笑い死んだ)って言われて「えっ、亡くなった人がなんで話してるの?」って真顔で返してくる英語学習者あるある。

15. 海外の名無しさん(>>14への返信)
それ留学初期の俺だ。「You literally killed it!(マジでキメたな!)」と褒められて、誰を殺したのか30秒くらい考えた記憶がある。

16. 海外の名無しさん
うわ、これマジで衝撃。文字通り感電したわ。

17. 海外の名無しさん(>>16への返信)
俺も巻き添えで感電した。コメ欄が文字通り高電圧。

18. 海外の名無しさん
ぶっちゃけ literally の比喩用法に文句つけるの、ネット上のうるさ型くらいだよね。日常会話でリアルに咎める人ほぼ見ない。

19. 海外の名無しさん
個人的には「これは比喩じゃないとマジで通じないだろ」って状況で literally を「ガチで」の意味で使えなくなったのが地味に困る。「彼女、文字通り700kgあるんだよ」って言っても今は半分疑われる。

20. 海外の名無しさん
じゃあ本来の「文字通り」を表すには代わりに何使えばいいのよ? 誰か気の利いた一語を発明してくれ。

21. 海外の名無しさん(>>20への返信)
“actually”(実際に)も同じ罠にハマりつつあるから救世主にはならない。”genuinely”(本気で)あたりが当面の逃げ場かな、それも時間の問題だろうけど。

22. 海外の名無しさん
言葉の意味は結局、その時代の人がどう使うかで決まる。辞書はそれを後追いで記録してるだけ。だから「誤用が定着して辞書に載った」じゃなくて、「みんなが使うから辞書が追認した」が正しい順番。

まとめ

英語の “literally”(文字通り)が比喩や誇張で使われる現象は、最近の若者言葉ではなく、ディケンズ・ブロンテ・フィッツジェラルドら大文豪が19世紀から平然とやっていた——というのが今回の豆知識。コメ欄では「強調語はみんな同じ運命」「辞書は規則集ではなく観察記録」と冷静に受け止める声が多数派。日本語の「マジで」「ガチで」が大げさな強調に使われるのと同じことが、英語圏では数百年スパンで進んでいたわけで、言葉の意味は使う人たちが少しずつ動かしていくものなのだなと、しみじみ実感させられる話だった。

元ソース: 英語の “literally”(文字通り)は100年以上前から偉大な英国作家たちが比喩的に「誤用」していた

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