世界で一番有名なロボットヒーローの「あの声」には、実在のモデルがいた——そんな話が海外掲示板で大きな話題になっていた。トランスフォーマーの総司令官オプティマスプライムを40年以上演じ続ける声優ピーター・カレンが手本にしたのは、ベトナム戦争から帰ってきた実の兄。オーディション当日に兄が贈った一言が、あの低く穏やかな声を生んだという。
※注:オプティマスプライムは日本では「コンボイ司令官」の名で知られる。日本語吹替版の声は玄田哲章さんが担当しており、本記事は英語オリジナル版の声優ピーター・カレンさんのエピソード。
今日の知ってた?
🎙️ オプティマスプライム(日本名:コンボイ)の声優ピーター・カレンは、ベトナム戦争に従軍した兄ラリーの助言「ハリウッドのヒーローになるな、本物のヒーローになれ。本物のヒーローは怒鳴ったり凄んだりしない。優しくいられるほど強いんだ」を声のモデルにした。1984年のオーディション当日に贈られたこの言葉を、彼は40年以上守り続けている。
背景:ピーター・カレンと「あの声」とは
「トランスフォーマー」は1984年にアメリカで放送が始まったアニメシリーズで、正義の総司令官オプティマスプライムは、変形ロボットものの枠を超えた「理想のリーダー像」として今も愛され続けている。日本では1985年放送の「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」でコンボイ司令官として登場し、玄田哲章さんの重厚な吹替とともに定着した。
英語版でその声を担当するのが、カナダ・モントリオール出身のベテラン声優ピーター・カレン。1984年の第1作から現在の実写映画シリーズまで、40年以上にわたってほぼ一貫してオプティマスを演じ続けている、いわば「元祖・生涯コンボイ」だ。
もう少し詳しく
オーディション当日の一言。1984年、カレンが「トラックに変形するヒーローの声」のオーディションに向かおうとしたとき、兄のラリーが呼び止めた。ラリーは海兵隊員としてベトナム戦争に従軍した帰還兵。彼は弟にこう言ったという。「ピーター、ハリウッドのヒーローになるな。本物のヒーローになれ。本物のヒーローは怒鳴ったり強がったりしない。優しくいられるほど強いんだ」。カレンはその言葉どおり、声を張り上げず、静かで穏やかな低音でマイクの前に立ち、役を勝ち取った。
声の中に生き続ける兄。カレンは後年のインタビューやイベントで「オプティマスプライムの声は、兄ラリーの声そのものだ」と繰り返し語っている。戦争から帰ったラリーは以前より口数の少ない、静かな人になっていたが、その落ち着いた強さこそが弟にとってのヒーローだった。2007年に実写映画が作られた際には、ファンの熱烈な後押しでカレンの続投が実現。兄がこの世を去った後も、彼はマイクの前に立つたびに「兄と一緒に演じている」と語っている。
海外の反応
1. 海外の名無しさん
これぞ本物の男らしさってやつだよ。怒鳴って威張る強さじゃなく、優しくいられる強さ。ラリーは弟に、そして結果的に世界中の子どもたちに、最高の遺産を残したんだな。
2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
しかもその教えが40年経った今も、あの声を通して新しい世代に届き続けてる。一人の帰還兵の言葉がここまで遠くまで響いた例、他に思いつかないよ。
3. 海外の名無しさん
まずい。ラリーの助言、頭の中で勝手にオプティマスプライムの声で再生されたんだが。俺だけじゃないよな?
4. 海外の名無しさん(>>3への返信)
安心しろ、このスレの全員がそうだ。もうあの声以外で読む方法が分からない。
5. 海外の名無しさん
何年か前、オーストラリアのイベントで本人がこの話を生で語るのを聞いた。あの声で兄の話をされた瞬間、会場が水を打ったように静まり返ってさ。大人が揃って洟をすすってたよ。
6. 海外の名無しさん
ルーズベルト大統領の名言「棍棒を携え、穏やかに話せ」をそのまま生きたような兄弟だな。本当に強い人間は、声を張り上げる必要がそもそもないんだ。
7. 海外の名無しさん
海兵隊員の口からこの言葉が出てくるのが一番すごいところだよ。あの人たち、物静かで穏やかなことで有名な集団じゃないからな。静かな人ほど本物なんだ。
8. 海外の名無しさん(>>7への返信)
うちの祖父もあの時代の軍人だったけど、まさにそんな人だった。無口で、穏やかで、でも誰よりも芯が強い。あの世代の「静かな強さ」は本物だよ。
9. 海外の名無しさん
軍にいた頃の分隊長がまさにそういう人だった。飛行機から真っ先に飛び降りる度胸の塊なのに、子どもと動物にはとことん優しい。ああいう人が基準になると、その後の人生で出会う「強がってるだけの人」が全部安っぽく見える。
10. 海外の名無しさん
海外ドラマの名セリフ「『自分は王だ』と言わねばならぬ者は、真の王ではない」を思い出した。本物は自分を証明する必要すらないんだよな。
11. 海外の名無しさん
ちょっと待ってくれ。ラリーの声がオプティマスの声ってことは、実質、兄さんは20メートルの正義のロボットだったという理解でいいのか?
12. 海外の名無しさん(>>11への返信)
茶化すなと言いたいところだが、ある意味その通りなんだよ。兄の生き方があの鋼の体を借りて、今も戦い続けてるんだから。
13. 海外の名無しさん
昔、彼が通っていたゴルフ場で整備の仕事をしてた。私はあのクラブ初の女性整備員で、嫌味を言ってくる客も多かったけど、彼は違った。私が芝を刈り終えるまで静かに待って、軽く会釈してくれるんだ。中身まであの司令官だったよ。
14. 海外の名無しさん(>>13への返信)
「有名人の素顔が期待どおりだった」って報告の中でも、これは最上級だな。よりによって礼儀と優しさのエピソードなのが完璧すぎる。
15. 海外の名無しさん
実写映画のオプティマスは監督の趣味で敵の顔面を引きちぎる大暴れヒーローになってたけどさ…。アニメ版から入った身としては、めったに声を荒げないあの司令官こそ本物なんだ。
16. 海外の名無しさん(>>15への返信)
わかる。ただ、どんなに脚本が暴れても、あの声が乗ると不思議と品格が残るんだよな。ピーターがマイクの前で兄を守り続けてる証拠だと思ってる。
17. 海外の名無しさん
この人、くまのプーさんのイーヨーの声もやってるんだぜ。地球を守る総司令官と世界一しょんぼりしたロバが同じ喉から出てるの、冷静に考えるとすごくないか。
18. 海外の名無しさん
「本物のヒーローは怒鳴らない」か。ネットで強さをアピールしてる連中に、朝晩音読させたい言葉だな。アピールが必要な時点で、それはもう強さじゃない。
19. 海外の名無しさん(>>18への返信)
昔から「本当に強い犬は吠えない」って言うもんな。時代がどれだけ変わっても、本物の条件だけは変わらないってことだ。
20. 海外の名無しさん
うちの親父も戦争帰りの無口な人で、怒鳴られた記憶が一度もない。でも親父が静かに「そうか」とだけ言った時の重みは、今でも忘れられない。この話を読んで、久しぶりに墓参りに行きたくなったよ。
21. 海外の名無しさん(>>20への返信)
こういうコメントが読めるから、この手のスレはやめられないんだ。君の親父さんも間違いなく「本物のヒーロー」側の人だったんだな。
22. 海外の名無しさん
一番グッとくるのは、ピーターが今でも「マイクの前に立つたびに兄と一緒に演じている」と語ってることだよ。ラリーはもうこの世にいないけど、あの声が続く限り、彼の生き方は消えないんだ。
23. 海外の名無しさん
子どもの頃は「格好いいロボットの声」としか思ってなかった。40年経って、あれが「優しさを選んだ強さ」の声だったと知る。いい豆知識ってのは、こういうやつのことを言うんだろうな。
まとめ
あの低く穏やかな声の正体は、戦争から帰った兄が弟に残した「優しさこそ強さ」という生き方そのものだった。コメント欄では茶化す声すら最後は感謝に変わり、「うちの親父もそうだった」と身近な誰かを思い出す人が続出。40年間変わらない声には、40年間変わらない理由があった。
元ソース: オプティマスプライムの声優ピーター・カレンは、ベトナム戦争に従軍した兄ラリーの「本物のヒーローは怒鳴らない」という助言を声のモデルにしていた

コメント