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「through・though・thought、全部読み方が違う」英語学習者が絶望した4文字とは?

「through・though・thought、全部読み方が違う」英語学習者が絶望した4文字とは? 人物・偉人

「Though I thought the rough man coughed while walking through the borough beneath a bough, he was only admiring the lough after a hiccough.」——この一文、実は英語の綴り「-ough」の9通りの発音がぜんぶ詰め込まれている。ネイティブですら読み上げに詰まる、英語でいちばん厄介な4文字並びと言われるやつだ。

※注:mnemonic(ニーモニック)は「覚えるための語呂合わせ・暗記用の文」のこと。ここでは-oughの読み方バリエーションを1文に集めた例文を指す。

今日の知ってた?

📏 英語の綴り 「-ough」には9通りもの異なる発音があり、その全部を1文に詰め込んだ例文が存在する。同じ4文字なのに読み方がバラバラで、英語学習者泣かせの「最難関スペリング」とされる。

背景:「-ough」の9つの顔

問題の例文を訳すと「あの粗野な男が自治区を通り抜け、木の大枝の下で咳をしたと私は思ったが、彼はしゃっくりのあとで湖を眺めていただけだった」となる。文の意味はどうでもよくて、ポイントは下の9単語の「-ough」がすべて違う音だということ。

though(ゾウ/「〜だけれど」)→ 語尾は「オウ」
thought(ソート/think の過去形「思った」)→「オー」
rough(ラフ/「粗い・むさ苦しい」)→「アフ」
coughed(コフト/cough「咳をする」の過去形)→「オフ」
through(スルー/「〜を通り抜けて」)→「ウー」
borough(バラ/「自治区・町」)→ あいまいな「ア」
bough(バウ/「木の大枝」)→「アウ」(cow と同じ)
lough(ロック/アイルランドの「湖」)→「オック」(loch と同じ)
hiccough(ヒカップ/「しゃっくり」)→「アップ」(hiccup と同じ)

日本式のローマ字読みなら全部まとめて「オウグ」で済みそうなのに、英語では同じ4文字が9通り。日本人がつまずくのも当然で、これはネイティブの子どもでさえ一つひとつ丸暗記でしのいでいる領域なのだ。

もう少し詳しく

なぜこんな地獄が生まれたのか。英語は歴史的に、古英語・フランス語・ラテン語・北欧語などいろんな言語から単語を借りまくってできた「継ぎはぎ言語」だ。しかも綴りが一度定着したあとで、発音のほうだけが数百年かけて変化した。結果、綴りと音のズレが大量に化石のように残ってしまった。

綴りを決める「管理者」が誰もいない。フランス語にはアカデミー・フランセーズ、スペイン語にも王立アカデミーがあって、「正しい言葉」を決める公的機関が存在する。ところが英語には、そうした言語を統制する中央組織が主要言語の中で唯一ない。だから -ough のような不規則な綴りも「みんなが使ってるから」というだけで生き残り続ける。

ちなみに9つのうち hiccough(しゃっくり)だけは特殊で、いまではより直感的な hiccup の綴りにほぼ置き換わっている。つまり最難関の一角は、ネイティブ自身が「もう無理」と匙を投げて簡単な綴りに逃げた例でもあるわけだ。

海外の反応

1. 海外の名無しさん
「lough」って何だ?って気になった人のために調べておいたよ。これは「loch(ロッホ/ロック)」を英語風に綴り直しただけ。アイルランドやスコットランドで「湖」を指す言葉で、発音は「ロック」でだいたいOK。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
補足すると、lough はアイルランド式の綴りで、スコットランドだと loch になる。意味はどっちも同じ「湖」だ。あのネス湖(Loch Ness)の loch だね。

3. 海外の名無しさん(>>1への返信)
ありがとう、まさにそれが次に聞きたかったことだ。というか自分は hiccough(ヒカップ=しゃっくり)のほうが意味不明だった…なんだよあの綴り。

4. 海外の名無しさん
英語を少しだけ擁護しておくと、hiccough(しゃっくり)はほぼ唯一の例外なんだよ。しかも今は直感的な「hiccup」の綴りにほぼ置き換わってて、hiccough なんて実生活でまず見かけない。

5. 海外の名無しさん(>>4への返信)
というか自分は borough(バラ)と though(ゾウ)の語尾を同じに発音してるんだけど…この例文が想定してる「違い」って具体的に何なの?正直区別がつかない。

6. 海外の名無しさん
自分は外国語が壊滅的に苦手で、もし英語が母語じゃなかったら一生モノにできなかったと断言できる。ネイティブに生まれてよかったと心から思うわ、こんなの理屈で覚えられない。

7. 海外の名無しさん(>>6への返信)
どうかな。自分は、すべての名詞に勝手に割り振られた性別を暗記したり、相手ごとに何段階もの敬語を使い分けたりするより、英語のほうがまだマシだと思うけどね。

8. 海外の名無しさん(>>6への返信)
英語は文法自体はすごくシンプルなんだよ。ただ、綴り(スペリング)だけが戦争犯罪級にめちゃくちゃなだけで。そこだけ別の言語かと思うレベル。

9. 海外の名無しさん
hiccough って何なんだよ。見た目からして「ヒッコー」とか「ヒカフ」って読みたくなるんだけど、これで本当に「しゃっくり」なの?罠すぎる。

10. 海外の名無しさん(>>9への返信)
「hiccup(ヒカップ=しゃっくり)」の古い綴りだよ。読み方は同じ「ヒカップ」。cough に引っ張られてつい「コフ」と読みたくなるけど、それは違うんだ。

11. 海外の名無しさん
あまり知られてないけど、英語って主要言語の中で唯一「言葉を管理する公的機関」が存在しない言語なんだよね。フランス語のアカデミー・フランセーズみたいなのが英語には無い。

12. 海外の名無しさん(>>11への返信)
だから英語は大喜利みたいな言語なんだよ。「ルールは全部その場のノリで決まる、そして点数には意味がない」ってやつ。まさにそれ。

13. 海外の名無しさん(>>11への返信)
「英語は5つの言語がトレンチコートを着て、1人の人間のフリをしてるだけ」って表現、言い得て妙ですごく好き。中身は完全に寄せ集めだからな。

14. 海外の名無しさん
なんで例文に rough(ラフ)を使うんだ?tough(タフ)のほうが文にしやすいし覚えやすいと思うんだけど。同じ「アフ」の音なんだし。

15. 海外の名無しさん(>>14への返信)
たぶん、語り手はその男をよく知らないから「名前」じゃなく「見た目」で描写してるんだよ。だから内面を評する tough(手強い)より、外見の rough(むさ苦しい)のほうが自然なんだと思う。

16. 海外の名無しさん
9通りって言うけど、though(ゾウ)と borough(バラ)って同じ「オー」じゃないの?自分の発音だと語尾が区別できないんだが。

17. 海外の名無しさん(>>16への返信)
イギリス英語だと borough は「バラ」って感じで、語尾が「ア」に近いあいまい母音になるんだ。though の「オウ」とははっきり別物。アメリカ英語だとほぼ同じに聞こえるから、そこは方言差だね。

18. 海外の名無しさん
I ought to know.(オート・トゥ・ノウ=当然知ってるとも)…ほら、ought だってしれっと「オート」でこの-ough一族の一員なんだよな。

19. 海外の名無しさん
It may be learned through thorough thought, though.(まあ、じっくり考え抜けばいずれ覚えられるかもね)…この一文だけで through=スルー、thorough=ソーロウ、thought=ソート、though=ゾウと4連発してるの、芸術点が高すぎる。

20. 海外の名無しさん
うちの名字にも -ough が入ってるんだけど、その9通りのどれとも微妙に違って「オー(aw)」って読むんだよね。もう10種類目じゃないか、いい加減にしてくれ。

21. 海外の名無しさん
そもそも -ough は「学ぶ」ものじゃなくて、単語ごとに丸暗記するしかないやつ。決まった読み方なんて存在しないんだ。ゲームのダークソウルの Smough と Gough なんて、15年経ってもファンの間で読み方が割れてる。

22. 海外の名無しさん
英語のもう一つの謎ルールが形容詞の順番。ネイティブは理屈抜きで正しい並びが分かる。学習者が「black long hair」って言うと、うっ…となる(正しくは long black hair)。でも理由を説明しろと言われると誰も答えられない。

23. 海外の名無しさん
昔「アイ・ラブ・ルーシー」ってアメリカのコメディ番組で、この -ough の読み方の多さをネタにしてた回があったな。何十年も前からみんな同じところで困ってたわけだ。

24. 海外の名無しさん
英語は自分にとって第二言語だ。どうやって覚えたか聞かれて、正直にこう答えたよ。「ルールなんてない。ノリと経験だけだ。お前が英語を学ぶんじゃない、英語のほうがお前を学んでいくんだ」ってね。

まとめ

英語の綴り「-ough」は同じ4文字なのに9通りもの読み方があり、その全部を詰め込んだ例文がこれだけ話題を呼んだ。コメント欄は「lough=ロックだったのか」という発見や、ought・thorough を重ねた言葉遊び、「英語にルールはない、ノリで覚えるしかない」という学習者たちの悲鳴と諦めの笑いで盛り上がった。つまずくのは日本人だけでなく、ネイティブすら首をかしげる綴りだったようだ。

元ソース: 今日知った豆知識:英語の「-ough」には9通りの発音があり、それを全部含む例文は英語で最も習得が難しい4文字並びとされる

コメント

  1. Reddit名無しさん より:

    時々思うけど、英語って言文一致運動なかったのかね