技術・発明

「大きな損傷でエンジンが外れる設計」はどこまで本当? 成田発の日本航空の貨物便も、1993年に空でエンジンを1基失っていた

飛行機のエンジンは、大きな損傷が起きると機体から外れるように作られている。海外の掲示板でそんな話が広まった。半分は本当で、主翼とエンジンをつなぐ部分には、わざと弱く作った「ヒューズピン」という部品が今も入っている。ただし、この設計の考え方は...
歴史

「イベリアから中国まで」広がったのに14世紀ごろ消えた宗教…マニ教の絵は日本で「六道図」と呼ばれ、奈良に残っていた

西はイベリア半島から東は中国まで、3世紀に生まれてユーラシアの端から端へ広がった宗教がありました。マニ教です。信者は14世紀ごろまでに姿を消しましたが、その絵は海を渡って日本に伝わり、仏教の絵として長く受け継がれていました。正体が分かってき...
技術・発明

「車輪の代わりに球を使った手押し車」がダイソンの最初の発明だった…日本で25万円の掃除機が生まれるまでの遠回りとは?

紙パックのいらない掃除機で知られるダイソン。創業者ジェームズ・ダイソンが自分の発明として最初に世に出したのは、掃除機ではなく、車輪の代わりに球を付けた手押し車だった。しかもこの発明で彼は会社を失い、その苦い経験と、のちに日本で25万円で売ら...
自然・科学

「無重力でクモは巣を張れるのか」17歳の高校生の疑問で宇宙へ行ったアニータ、その体は今もスミソニアンに…

1973年、アメリカの宇宙ステーションに、2匹のクモが乗っていた。発案者は17歳の高校生。そのうちの1匹「アニータ」は、いまもスミソニアンの収蔵品としてホルマリンの中に残っている。無重力でクモは巣を張れるのか、という素朴な疑問の答えと、話の...
歴史

「V1が街に当たったかどうかをドイツに教えないため」BBCがビッグ・ベンの生放送を録音にすり替えた3か月…学校のチャイムと同じ、あの鐘の話

ロンドンのビッグ・ベンの鐘は、BBCのラジオで今も生で流れている。ところが1944年の夏、BBCはこの生放送をやめて、録音の鐘にすり替えていた。ドイツが撃ち込む飛行爆弾に、答え合わせの材料を渡さないためである。あの鐘は、日本の学校で毎日聞く...
文化・社会

日本の青酸コーラ事件は現実だったのに…「ハロウィンの毒入りお菓子」で死んだ子の報告は、なぜ見つからないのか?

ハロウィンの夜、よその家でもらったお菓子に毒や針が入っているかもしれない。アメリカの親たちが半世紀以上おびえてきたこの話を、社会学者のジョエル・ベストが1958年までさかのぼって調べ続けている。ところが、トリック・オア・トリートで手に入れた...
歴史

「古代エジプトにもエジプト学者がいた」1,000年以上前のピラミッドに王の名を刻み直した王子…彼の建物を掘り当てたのは早稲田大学だった

ピラミッドは、古代エジプトの人にとっても「大昔の遺跡」だった。紀元前13世紀、ラムセス2世の息子カエムワセト王子は、当時すでに1,000年以上たっていたピラミッドや神殿を調べ、名前の見当たらなくなった王の名を刻み直して回った。海外では「古代...
歴史

「有翼騎兵3,000を含む1万8,000騎がオスマン軍に突撃した」史上最大と呼ばれる1683年ウィーンの騎兵突撃、その数字はどこまで本当か

1683年9月12日の夕方、ウィーンを見下ろす森の丘から、騎兵の大群がオスマン帝国軍の陣地へ駆け下りた。先頭にいたのは、背中に鳥の羽根の飾りを立てたポーランドの重騎兵「有翼騎兵(フサリア)」。この突撃は、海外では「史上最大の騎兵突撃」として...
文化・社会

「立ったまま寝ている牛を押し倒すには4〜14人必要」アメリカの田舎の定番いたずら“カウ・ティッピング”は都市伝説だった

夜の牧場にこっそり忍び込み、立ったまま眠っている牛を押し倒して逃げる。アメリカの田舎の若者がやる悪ふざけとして、映画やドラマに何度も出てくる「カウ・ティッピング(cow tipping)」です。ところがこの遊び、実際に成功したという確かな記...
歴史

「一銭五厘」と呼ばれた日本の召集兵…はがき代にたとえられた命、でも赤紙は郵便で届いていなかった

第二次大戦中の日本の軍隊では、召集された兵隊が上官や古参兵から「一銭五厘(いっせんごりん)」と呼ばれることがあった。一銭五厘とは、はがき1枚の料金のこと。「お前らの命は、はがき代で替えがきく」という意味である。この話が海外の掲示板で1,50...