2024年の大ヒット映画『デッドプール&ウルヴァリン』では、マドンナの代表曲『ライク・ア・プレイヤー』が流れる。この曲を使わせてもらうため、主演のライアン・レイノルズと監督のショーン・レヴィはマドンナ本人に会って許可を求めた。ところが返ってきたのは許可だけではなく、曲を使う場面についての本人の意見だった。制作陣はその提案を48時間以内に取り入れ、シーンが良くなったと振り返っている。
※注:映画の終盤に曲が流れる場面に少し触れますが、ストーリーの展開や結末には踏み込みません。
今日の知ってた?
🎬 2024年公開の映画『デッドプール&ウルヴァリン』でマドンナの『ライク・ア・プレイヤー』を使うにあたり、主演のライアン・レイノルズと監督のショーン・レヴィはマドンナ本人と会って使用の許可を求めた。するとマドンナからは、曲が流れる場面について本人の意見が伝えられた。制作陣はその提案を48時間以内に反映し、変更によってシーンが良くなったと語っている。
背景:『デッドプール&ウルヴァリン』と『ライク・ア・プレイヤー』
『デッドプール&ウルヴァリン』は、2024年に公開されたマーベル・スタジオの映画だ。口が悪く、ときには観客に向かって直接話しかけてくる型破りなヒーロー、デッドプールを主人公にしたシリーズの3作目にあたる。2017年の『LOGAN/ローガン』でウルヴァリン役に区切りをつけたとされていたヒュー・ジャックマンが、同じ役で復帰したことでも大きな話題になった。デッドプールを演じるライアン・レイノルズは製作にも名を連ね、監督は『ナイト ミュージアム』シリーズや、レイノルズ主演の『フリー・ガイ』で知られるショーン・レヴィが務めた。興行収入は全世界で13億ドルを超え、アメリカでR指定を受けた映画として歴代最高の記録を打ち立てている。
このシリーズは、激しいアクションに懐かしのヒット曲をあえて組み合わせる選曲でも知られている。今作でそうした曲のひとつとして使われたのが『ライク・ア・プレイヤー』だった。
『ライク・ア・プレイヤー』は、マドンナが1989年に発表した同名アルバムの表題曲で、全米チャート1位を獲得した彼女の代表曲のひとつ。ゴスペルの合唱団によるコーラスが印象的な曲だ。一方で発表当時は、燃える十字架などが登場するミュージックビデオが宗教団体などから強い反発を受け、この曲を使ったCMを流していたペプシが放送を取りやめる騒ぎにもなった。
もう少し詳しく
「マドンナが変えた」の実際。元スレッドのタイトルは「マドンナが自らシーンを変えた」とうたっているが、続きを読むと流れは次のとおりだ。レイノルズとレヴィが曲の使用許可を求めてマドンナ本人と会い、マドンナがその場面について意見を伝えた。それを受けて制作陣が48時間以内に手直しし、変更によってシーンが良くなったと語った。つまりマドンナは自分で映像に手を加えたのではなく、変更のきっかけとなる提案をした立場だ。
提案の中身は「2回目の流し方」。では、マドンナはどんな意見を出したのか。スレッドのタイトルにはそこまで書かれておらず、コメント欄では「肝心の中身は何だったのか」という声が上がった。これに答える形で、いちばん多くの支持を集めたコメントが、その内容を次のように説明している。レヴィは当初、デッドプールとウルヴァリンが大勢のデッドプールを相手に戦う場面で流したのと同じバージョンの『ライク・ア・プレイヤー』を、終盤のある場面でもう一度使うつもりだった。つまり、まったく同じ音源が1本の映画の中で2回流れることになる。そこでマドンナが、2回目は合唱バージョンにしてはどうかと提案した、というものだ。
完成した映画では。公開された作品の終盤では、実際に合唱にアレンジされた『ライク・ア・プレイヤー』が流れる。コメント欄では、映画を観た人たちから「確かに良くなっている」「あの場面にぴったりだった」と感心する声が寄せられた。その一方で、宣伝の場で語られる美談をそのまま信じていいのか、と疑ってかかる声もあった。
海外の反応
1. 海外の名無しさん
宣伝のインタビューでこの話を聞いたとき、レイノルズたちはマドンナの意見が具体的に何だったのかまでは話してなかったから、話を盛ってるだけだと思ってた。そんなにいい案で本編にも使われてるなら、中身を言えばいいのに。
2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
中身ならもう説明されてるよ。監督のレヴィは、デッドプールとウルヴァリンが大勢のデッドプールを相手に戦う場面で流したのと同じバージョンの『ライク・ア・プレイヤー』を、終盤のある場面でもう一度使うつもりだった。つまり、同じ曲がまったく同じ形で2回流れる。そこでマドンナが「2回目は合唱バージョンにしたら?」と提案したんだ。
3. 海外の名無しさん(>>2への返信)
それは本当にいいアイデアだね。同じ音源が2回かかると「あ、さっきの曲だ」で終わっちゃうけど、アレンジを変えるだけで、同じ曲がまったく違う意味を帯びてくる。
4. 海外の名無しさん(>>3への返信)
こういうことがあるから、作品づくりには外からの意見が入る余地が必要なんだよな。何か月も作品に張り付いてる作り手には見えないものを、新鮮な目で見た人がぽんと言い当ててくれる。
5. 海外の名無しさん(>>2への返信)
ありがとう、やっとスッキリした。その2〜3行をタイトルに書いてくれれば、こんなに長ったらしいタイトルにしなくて済んだのに。
6. 海外の名無しさん(>>5への返信)
それを書いちゃったら誰もクリックしないだろ。わざと肝心なところを伏せて気にさせる、よくある手口だよ。
7. 海外の名無しさん
合唱版は映画館で聴いて本当に鳥肌が立った。マドンナ、いい仕事をしたと思う。エンドロールに製作総指揮として名前を載せてあげてもいいくらい。
8. 海外の名無しさん(>>7への返信)
「良くなった」どころじゃなくて、あの合唱版があったからこそ、あの場面が名場面になったと思ってる。公開後しばらくは、どこに行ってもあのバージョンが流れてた記憶がある。普通の音源をそのまま使ってたら、ああはならなかったはず。
9. 海外の名無しさん
そもそも原曲の『ライク・ア・プレイヤー』にも、ゴスペルの合唱団がコーラスで参加してるんだよね。だから合唱版にするのは突飛な思いつきじゃなくて、曲がもともと持ってる「祈り」の空気を前に出すやり方。曲を生んだ本人だからこそ出てくる発想だと思う。
10. 海外の名無しさん(>>9への返信)
マドンナ自身も、グレゴリオ聖歌風の合唱をつけてこの曲を歌ったことがある。YouTubeに映像が残ってるから、合唱版が気に入った人は一度聴いてみてほしい。ただ、その動画のコメント欄はなかなか荒れてる。
11. 海外の名無しさん
意見をもらってから48時間以内に直した制作チームもすごい。公開前の追い込みの時期だっただろうし、曲を差し替えるなら映像との合わせ直しも必要だったはず。すぐ動けたのは、提案に心から納得したからだろうね。
12. 海外の名無しさん
映画の宣伝ツアーでは、実際には起きてない話や、起きたことと全然違う形の話がいくらでも出てくるからね。この手のエピソードは半分くらいに聞いておくのがちょうどいい。
13. 海外の名無しさん(>>12への返信)
宣伝の場なんだから、実際にどれだけ変わったかに関係なく「おかげで良くなりました」って言うに決まってる。相手はマドンナだし、悪く言うわけがない。
14. 海外の名無しさん(>>13への返信)
でも今回はさすがに本当っぽくない? 提案の中身が具体的だし、完成した映画でも2回目はちゃんと合唱版になってる。わざわざでっち上げるにしては、話が地味すぎるよ。
15. 海外の名無しさん
ひねくれた見方をすると、別バージョンを使ってもらえば、その分マドンナ側に入る使用料も増えるんじゃない? 作品のためっていうより、そっちの計算もありそう。
16. 海外の名無しさん(>>15への返信)
アーティストは常に自分の得しか考えてない、って前提で見るのはさすがにひねくれすぎじゃない? 自分の得にならなくても、作品が良くなるなら口を出す。そういう可能性を最初から外して考えるのが不思議だよ。
17. 海外の名無しさん
権利の話でいうと、曲の使用許可は「曲」単位じゃなくて「どの音源か」単位で取るものらしい。スタジオ版の許可をもらっても、ライブ版や合唱アレンジまで自由に使えるわけじゃない。制作側も、マドンナに頼むだけでハードルが高いと思って、最初は「スタジオ版を1曲だけ」と控えめにお願いしたのかもしれないね。
18. 海外の名無しさん(>>17への返信)
しかも本人に案を出してもらえば、本人も「一緒に作った側」になる。人から出された案にハンコを押すだけより、自分のアイデアが入ってるほうが前向きに協力したくなるのは、アーティストに限らず人間みんなそうだよ。
19. 海外の名無しさん
ケイト・ブッシュが『ストレンジャー・シングス 未知の世界』に『神秘の丘(Running Up That Hill)』を使わせたときも、似たような話を聞いた気がする。曲をただ場面に貼り付けるんじゃなくて、アーティストが一緒に関わると仕上がりがまるで変わるんだな。
20. 海外の名無しさん(>>19への返信)
ちなみに監督のショーン・レヴィは、その『ストレンジャー・シングス』でも製作総指揮を務めていて、何話か監督もしてる。曲の使いどころにこだわる現場を、よく知ってる人なんだよね。
21. 海外の名無しさん
マドンナのことだから、注文はてっきり「ヒュー・ジャックマンの鍛え上げた体を、もっと長く映しなさい」だと思ってた。
22. 海外の名無しさん(>>21への返信)
「映さないなら曲は貸しません」までセットでね。それはそれで、観客は誰も困らなかったと思う。
23. 海外の名無しさん
本当の注文はたぶんこれ。「今のままだとデッドプールしか出てこないから、ウルヴァリンも出してみたらどう?」
24. 海外の名無しさん(>>23への返信)
で、「ついでにタイトルにも名前を入れなさい」と。こうして『デッドプール&ウルヴァリン』が誕生したわけか。マドンナの功績が大きすぎる。
25. 海外の名無しさん
最近はマーベル映画の裏話を聞いても正直あまり響かなくなってたけど、これは面白かった。発表当時はミュージックビデオが大騒ぎになってペプシのCMまで打ち切られた曲が、35年後にヒーロー映画の大事な場面を任されてるんだから、曲にも長い人生があるもんだね。
まとめ
映画『デッドプール&ウルヴァリン』で『ライク・ア・プレイヤー』を使うため、レイノルズとレヴィはマドンナ本人と会い、場面への提案を受けて48時間以内に手直しした。コメント欄では、同じ曲の2回目を合唱版にするという提案に「確かに良くなった」と感心する声が集まる一方、中身を伏せたタイトルへの不満や宣伝の美談を疑う声、曲の使用許可の仕組みの解説まで、話題は幅広く広がった。

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