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「手紙が2時間で届かない、遅すぎる」と本気で怒っていた街…?郵便が1日12回届いたヴィクトリア朝ロンドン

「手紙が2時間で届かない、遅すぎる」と本気で怒っていた街…?郵便が1日12回届いたヴィクトリア朝ロンドン 技術・発明

「手紙が届くのに2時間以上かかった、遅すぎる」——もしこんなクレームを聞いたら、つい笑ってしまうかもしれません。でもこれ、19世紀のロンドンでは本気の苦情でした。当時の人々は今の私たちがLINEの返信を待つような感覚で、何時間も前に出した手紙の返事をそわそわ待っていたのです。

※注:ヴィクトリア朝とは、ヴィクトリア女王が在位した1837〜1901年のイギリスを指します。産業革命が成熟し、鉄道網が一気に広がった時代です。

今日の知ってた?

📏 ヴィクトリア朝のロンドンでは、市内の郵便が1日に最大で約12回も配達されていた。朝に出した手紙の返事がその日の午後に届くのは当たり前で、人々は「手紙が届くのに2時間以上かかった」と不満を漏らしたという。郵便はほぼ1時間おきに配られ、まるで現代のメッセージアプリのような速さで人々のやり取りを支えていた。

背景:ペニー郵便とは

この超高速郵便を支えたのが、1840年に始まった「ペニー郵便(ペニー・ポスト)」という仕組みです。それまで郵便料金は距離ごとに決まっていて、しかも受け取る側が払うのが普通でした。ところが改革者ローランド・ヒルの提案で、イギリス国内ならどこへでも重さ1/2オンスまで一律1ペニーという均一料金が導入されます。世界初の切手「ペニー・ブラック」が生まれたのもこのときです。

料金が安く分かりやすくなったことで手紙を出す人が爆発的に増え、それに応えるように配達網も密になっていきました。鉄道の発達で郵便物の移動が速くなり、ロンドン市内には何百人もの配達人が走り回る体制が整っていったのです。当時のロンドンは今より人口も面積も小さく、それも高頻度配達を可能にした一因でした。

もう少し詳しく

朝の手紙が午後に返ってくる。市内の配達はおおむね朝7時半から夜7時半まで、ほぼ1時間おきに行われていました。だからこそ「夕食の招待状を朝に送り、昼までに返事をもらい、夜に夕食、そして翌朝にはお礼状の往復まで終わる」ということが、すべて同じ日のうちに完結したのです。

「折り返し便でお返事を」という決まり文句。当時は「reply by return of post(折り返しの便でご返信を)」という言い回しがありました。これは「次に郵便屋さんが来るタイミングで返事を出してね」という意味で、ほとんど現代の「すぐ返して」と同じニュアンス。手紙はアナログ版のメッセージアプリだったわけです。

小説の中の「速すぎる郵便」は誇張ではなかった。シャーロック・ホームズの物語や『ドラキュラ』では、登場人物が手紙を出してその日のうちに返事を受け取る場面が出てきます。現代の読者は「物語の都合で速くしているのでは」と思いがちですが、実はこれ、当時としてはごく普通の描写だったのです。

海外の反応

1. 海外の名無しさん
どこかで読んだんだけど、夕食の招待状を送って、返事をもらって、実際に夕食を食べて、お礼の手紙まで送って受け取る、これ全部が同じ日のうちに収まったらしいよ。スケジュール感がもうバグってる。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
要するにアナログ版のメッセージアプリだよね。当時は「折り返し便でご返信を」っていう決まり文句があって、次に郵便屋が来るまでに返事を書けっていうプレッシャーだったらしい。既読スルーが許されない世界。

3. 海外の名無しさん(>>1への返信)
これもう郵便っていうより宅配便のレベルだよね。手紙というよりリアルタイムのチャットに近い。当時の人が現代のメールの遅さを見たら「文明が退化してる」って言いそう。

4. 海外の名無しさん
インターネット時代だと忘れがちだけど、電話も電報もなかった頃は、メッセージを届けるには紙そのものを物理的に運ぶしかなかったんだよね。ロンドンみたいな大都市には需要も配達の人手も山ほどあったってわけ。

5. 海外の名無しさん(>>4への返信)
若い世代だと、携帯がなかった頃に街でどうやって待ち合わせしてたのか想像もつかないよね。きっとひたすら待ちぼうけしたり、すれ違って結局会えなかったりしてたんだろうな。

6. 海外の名無しさん
これ、どうやって運用してたんだ…12回って気が遠くなる。考えただけでも配達員の足が何本あっても足りない気がするんだけど。

7. 海外の名無しさん(>>6への返信)
当時の郵便はそもそも「唯一の通信手段」だったから、人員もそこに集中投下されてた。おまけに今よりロンドンの面積はずっと狭くて、市街地は40平方キロちょっと(約15平方マイル)しかなかった。人口も今ほど多くなかったしね。

8. 海外の名無しさん
ヴィクトリア朝の小説って、手紙の速さを物語の都合で誇張してると思ってたわ。まさか本当にあのスピードだったとは…作家が嘘ついてたわけじゃなかったんだな。

9. 海外の名無しさん(>>8への返信)
シャーロック・ホームズを読んでてまさにそれ感じた。午後の新聞に広告を出して、その日のうちに返事が来ること前提で話が進むんだよね。あの時代の印刷と郵便のスピードは本当に異常。

10. 海外の名無しさん
カナダの郵便が1日2回配達で、土曜は1回、しかも近所に小さな郵便局があった時代を覚えてるよ。あの頃はあれが当たり前だった。今思うとずいぶん手厚かったんだな。

11. 海外の名無しさん
第一次大戦中、イギリスからフランスまで郵便や小包が平均2日で届いてたんだよ。前線の兵士の士気を保つために、速い郵送はものすごく重要だったらしい。

12. 海外の名無しさん(>>11への返信)
じゃあ手紙を運ぶ輸送が爆発したり、海で沈んだり、単純に紛失したりしたら、送った側は届いたかどうかどうやって知るんだ…?届かなかったお別れの手紙とか考えると、なんだか胸が痛くなるな。

13. 海外の名無しさん
これ、お金持ちならもっと速い返事が欲しいときに使用人を直接走らせて届けさせることもできたんだよね。要は人力の速達便。富があれば時間も買えるのは今と変わらない。

14. 海外の名無しさん(>>13への返信)
「まだ起きてる?」「折り返し便で返信して」——これもう完全に深夜のメッセージのノリじゃん。やってることは150年前も今も全然変わってないな。

15. 海外の名無しさん
当時の絵はがきのやり取りを読むとめちゃくちゃ面白いよ。今のメッセージの応酬とまったく同じで、「今夜どこで夕飯にする?」みたいな段取りを葉書でやってるんだ。距離だけタイムスリップしてる感じ。

16. 海外の名無しさん
これ、ブラム・ストーカーの『ドラキュラ』を読む現代人がピンとこない要素のひとつだよね。ドラキュラがロンドンに来て、主人公たちは当時の最先端技術、つまり1日複数回の郵便なんかを駆使して彼を追い詰めるんだ。

17. 海外の名無しさん(>>16への返信)
まさに今『ドラキュラ』を読んでて、登場人物が手紙を送って返事するスピードが、自分がメッセージを返すより速くて笑った。19世紀の彼らに通信速度で負けてる自分がちょっと情けない。

18. 海外の名無しさん
新聞が1日に何回も刷られてたことも、若い人は知らないかもね。「号外だ号外だ!」って街角で叫ぶ新聞売りの少年の決まり文句、あれは何か大事件が起きて臨時版が出た合図だったんだ。テレビの緊急速報みたいなもの。

19. 海外の名無しさん
この事実を一つ知っただけで、いろんな時代劇や昔の小説の筋立てが急に納得いくようになったわ。手紙のやり取りで一日が回ってたなら、あの展開の速さも当然だよな。

20. 海外の名無しさん
父が持ってた昔の医者の日記に、「母さんに手紙を書いて、仕事で帰りが遅くなるから夕飯を少し遅らせてって伝えること」ってメモがあったんだ。手紙が連絡手段だった生活がリアルに想像できて好き。

21. 海外の名無しさん
メッセージを送って何日も後に返事が来たことがある身としては、ヴィクトリア朝のロンドンの方がよっぽど時間に正確だったと言わざるを得ない。文明、本当に進歩してる…?

22. 海外の名無しさん
つまり俺は、ヴィクトリア朝に生まれてても今と同じくらい返信が遅いダメ人間だったってことか。技術のせいにできないと分かって、ちょっとへこんでる。

まとめ

ヴィクトリア朝のロンドンでは、ペニー郵便と密な配達網に支えられて1日最大約12回もの郵便配達が行われ、手紙が2時間で届かないと文句が出るほどの速さでした。コメント欄では「アナログ版のメッセージアプリだ」「既読スルーできない世界」といった現代との対比に驚く声や、『ドラキュラ』やシャーロック・ホームズで描かれた高速な手紙のやり取りが誇張ではなかったと納得する声、そして「自分は当時でも返信が遅かったはず」という自虐まで、和やかに盛り上がっていました。

元ソース: ヴィクトリア朝のロンドンでは郵便が1日12回配達され、手紙が2時間以上かかると人々は文句を言ったらしい

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