自然・科学

「女のおしゃべりだ」と一蹴された大発見|大西洋海底1.6万kmの裂け目を見つけたマリー・タープの話

1950年代のある日、若き地質学者マリー・タープが大西洋の海底地形図を描いていて気がついた。「真ん中に、巨大な裂け目が走っている」——。これは当時もっとも論争の的だった「大陸が動く」という説の決定的な証拠だった。ところが彼女が見せた相棒は、...
人物・偉人

ゲーム舞台のモデル地で開発者が逮捕——『Arma 3』チームがギリシャで129日勾留された事件

取材のためにゲーム舞台のモデル地を訪れた開発者が、現地で逮捕・拘留・有罪判決まで受けてしまう——そんな冗談みたいな話が、リアル系ミリタリーシミュレーター『Arma 3』の開発中に本当に起きていた。舞台はギリシャのレムノス島。ゲーム制作の延長...
文化・社会

ジェット気流を世界で初めて見つけた日本人がいた——けど論文を全部エスペラント語で書いたせいで誰にも気づかれなかった話【海外の反応】

ジェット気流——上空を時速200〜400キロで吹き抜ける、あの強烈な高層風。世界で初めてその存在を観測したのは、実は日本の気象学者・大石和三郎(おおいし わさぶろう)だった。1920年代に茨城・館野(たての)の高層気象台で測候気球を上げ続け...
自然・科学

南米には「動物の死骸からハチミツを作るハチ」がいた——煙のような塩味で強烈な「肉のハチミツ」の正体

南米の熱帯雨林に、花の蜜ではなく「動物の死骸」を集めて巣に持ち帰るハチがいる——と聞いて、にわかには信じられないかもしれません。その名はハゲワシバチ(Trigona hypogea)。仲間が花から蜜を集めている横で、彼らは森に転がる動物の死...
自然・科学

1998年、コロラドの小学生がスーダンの奴隷を救おうとして始めた募金、皮肉な結末に|海外の反応

1998年、アメリカ・コロラド州オーロラの小学校で、子どもたちがおこづかいを出し合って始めた「ある活動」が世界中に広がりました。それは、内戦下のスーダンで奴隷にされた人々を、お金で買い取って自由にするという計画。きっかけは、ある教師が新聞で...
技術・発明

モナ・リザ|500年解けなかった「彼女は誰?」の答えは、古い本の余白に眠っていた

世界で最も有名な絵画、モナ・リザ。しかし「あの女性は誰なのか」「いつ描かれたのか」は、実は500年近く決着がついていなかった。レオナルド・ダ・ヴィンチ本人がノートに一言も触れていなかったからだ。決め手は意外な場所から出てきた。2005年、ド...
技術・発明

12勝279敗9分のプロボクサー|「世界一負けた男」が15年戦い続けられた理由

イギリスのプロボクサー、クリスチャン・レイト(Kristian Laight)。彼の生涯戦績は、12勝279敗9引き分け。「もっとも多くプロボクシングで負けた男」としてギネス級に名が残る人物です。普通なら惨敗キャリアと笑い飛ばされそうですが...
自然・科学

「女性なしで加盟するなら100年でも準州のままだ」1890年ワイオミングが連邦議会にきった啖呵

1890年、ワイオミング準州は連邦加盟の条件として「女性参政権を捨てろ」と迫られた。それに対する州議会の返答は強烈だった。「女性なしで加盟するくらいなら、あと100年でも準州のままでいる」。結果としてワイオミングは女性に投票権を認めたまま米...
自然・科学

ニューヨーク市のネズミは推定300万匹|人口の3分の1という驚異の比率に海外騒然

ニューヨーク市と聞けば、摩天楼、イエローキャブ、ブロードウェイ……華やかなイメージが浮かぶ。でも実は、もう一つの「住民」がこの街を支配している。市内には推定約300万匹のネズミが暮らし、その数は人間の人口(約880万人)のほぼ3分の1にあた...
自然・科学

『ダーク・フェニックス・サーガ』の悲劇は編集長の一声で生まれた——ジーン・グレイは本来“力を失って日常に戻る”はずだった

アメコミの金字塔『ダーク・フェニックス・サーガ』。ヒロインのジーン・グレイが宇宙的な力に飲み込まれ、星をひとつ食い尽くしてしまう壮絶な物語だ。じつはこの結末、当初は「ジーンが力を失い、ふつうの生活に戻る」というハッピーエンドで終わる予定だっ...