ダイエットといえば「食べる量」を減らすのが王道。でも、もしかしたら「においを嗅ぐ量」も関係しているかもしれない——そんな意外な実験結果が、2017年にアメリカの大学から報告されています。同じごはんを食べているのに、嗅覚があるかないかで太り方がまるで違ったというのです。
※注:CICOは「カロリー・イン/カロリー・アウト」の略で、摂取カロリーと消費カロリーの収支で体重が決まるという考え方のこと。
今日の知ってた?
📏 同じ高脂肪のエサを食べても、嗅覚を失ったマウスはほとんど太らず、逆に嗅覚を鋭くしたマウスは食べる量が同じなのに大きく太った——2017年、カリフォルニア大学バークレー校の研究チームが報告した実験結果です。「何を食べたか」だけでなく「においを感じたかどうか」が、体重を左右していたのです。
背景:嗅覚と食欲・代謝
においは、食欲を刺激するだけの脇役だと思われがちです。ところがこの研究では、嗅覚が体の「エネルギーの使い方」そのものに関わっている可能性が示されました。
研究チームは、太ったマウスの嗅神経を一時的に働かなくさせました。すると、エサの内容も量も変えていないのに、マウスは体重を落としていったのです。鍵を握っていたのは、交感神経系の働きでした。においを感じなくなったマウスでは交感神経の活動が高まり、脂肪を「燃やして熱に変える」タイプの脂肪組織(褐色脂肪・ベージュ脂肪)が活発に働くようになっていました。つまり、余ったエネルギーを溜め込まずに消費する方向へ、体のモードが切り替わっていたわけです。逆に、遺伝子操作で嗅覚を鋭くしたマウスは、同じエサでもより多く脂肪を蓄えていました。
もう少し詳しく
においは「これから栄養が来る」という合図になっている。食べ物のにおいを嗅ぐと、体は消化や吸収の準備を始めると考えられています。インスリンなどが分泌され、入ってくる栄養を「溜め込む」モードに入る、という見方です。においを感じなければこの準備が起きにくく、同じものを食べても溜め込みより消費に傾く——研究者たちはそんな仮説を立てています。野生では、においで食べ物の到来を察知して効率よくエネルギーを蓄えるのは理にかなった仕組みですが、エサに困らない実験室ではそれが裏目に出た、というわけです。
ただし、これはあくまでマウスでの話。人間でまったく同じことが起きると決まったわけではありません。「鼻をつまんで食べれば痩せる」と単純に応用できるものではなく、嗅覚は食の楽しみや安全(腐敗の察知)にも欠かせない感覚です。研究者自身も、肥満治療のヒントになりうる一方で、人への応用はこれからの課題だとしています。
海外の反応
1. 海外の名無しさん
同じ量を食べてるのに、なんで差が出るの?仕組みがまったく想像できないんだけど、どういうことなんだ。
2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
においを嗅ぐと体が「これから食べ物が来るぞ」と判断して、インスリンを出して栄養を溜め込むモードになるらしい。においを感じなければ溜め込まず、燃やすか外に出しちゃう、って話みたいだよ。
3. 海外の名無しさん
自分はほとんどにおいが分からないんだけど、これで色々と腑に落ちた気がする…。
4. 海外の名無しさん(>>3への返信)
半年前にコロナで嗅覚と味覚をやられて、今もほぼ戻ってないんだけど、確かにあれから4〜5kg痩せた。なるほどと思う反面、ちょっと複雑な気分だよ。
5. 海外の名無しさん
ひどいアレルギー持ちで一年中鼻が利かないんだけど、それが初めて役に立った気がして思わず笑った。
6. 海外の名無しさん
ということは、俺は相当いい嗅覚の持ち主ってことになるのか…(自分の体型からそっと目をそらしつつ)。
7. 海外の名無しさん(>>6への返信)
おい、それは自虐がきつすぎる。でも理屈の上では否定できないのが余計に辛いところだな。
8. 海外の名無しさん
体重が増えたのは褐色脂肪の働きが変わったからだと読んだ。においが「脂肪を溜めるか燃やすか」のスイッチになってるっぽい。自然界では効率的で賢い仕組みなんだろうけど、実験室だと裏目に出たんだろうね。
9. 海外の名無しさん
においにカロリーなんてあるの?嗅いだだけで太るなら、もうおいしそうな店の前を通っただけでアウトじゃないか。
10. 海外の名無しさん(>>9への返信)
ないない。余計に食べてるわけじゃなくて、食べたものをどう処理するかが変わるだけだよ。摂取カロリーは同じでも、溜め込み方が違うって話。においそのものにカロリーがあるわけじゃない。
11. 海外の名無しさん
生まれつき嗅覚がなくて、一度もにおいを嗅いだことがないんだ。自分の体は満腹感とかカロリーの処理が、みんなと違うのかな…って今さら気になってきた。
12. 海外の名無しさん(>>11への返信)
じゃあ仮設トイレの中でも平気なんだ…。それはちょっとだけ羨ましいかもしれない。
13. 海外の名無しさん
これ、ちゃんと追試されたの?話がうますぎて、自分のウソ発見センサーが反応してしまうんだけど。
14. 海外の名無しさん(>>13への返信)
食べたカロリーが全部使われるわけじゃないし、体ごとに使い方も違う。嗅覚が代謝のスイッチを動かしてるって考えても、別におかしくはないと思うよ。もちろん追試で確かめる価値はあるけどね。
15. 海外の名無しさん
味覚や嗅覚って、思っていた以上に代謝を「前もって準備させてる」んだろうね。人工甘味料が代謝に影響するっていう昔の研究もあったし、甘い味がするだけで体が反応するって聞いたことがある。
16. 海外の名無しさん(>>15への返信)
逆に言うと、香りを強くして食欲をそそるように作った加工食品ほど太りやすい、ってことになるのかな…?だとしたら、ちょっと怖い話だよね。
17. 海外の名無しさん
ダイエットコークで太るって話を昔聞いて意味が分からなかったんだけど、これなら少しは説明がつくのかも。食事と一緒に飲むと、甘い味やにおいで体が溜め込みモードになるとか。
18. 海外の名無しさん
においに意識を向けなければ脂肪を燃やせる、なんて都合のいいことが本当に可能なのか気になってきた。試してみたくなる。
19. 海外の名無しさん(>>18への返信)
ちょっと意外かもしれないけど、食べ物からエネルギーを取り出してるのは胃そのものじゃないんだよね。だから「鼻や胃をだませば勝ち」みたいな単純な話でもないと思う。
20. 海外の名無しさん
妊娠中に人生で初めて嗅覚が良くなって、ちょうどその時期にかなり体重が増えたんだ。嗅覚が元に戻ったら自然に痩せていったから、自分の中ではにおいと体重がはっきり連動してる気がしてる。あくまで個人の体感だけどね。
21. 海外の名無しさん
副鼻腔の手術で鼻がしっかり通るようになった後、食事は変えてないのに一気に太った。それまで子供の頃のケガでほとんどにおいが分からなかったから、この話には妙に実感がある。
22. 海外の名無しさん
じゃあ食べるとき鼻をつまめば痩せられるってこと?…いや、マウスと人間で同じとは限らないんだろうし、ごはんの楽しみが消えるのは嫌だから真似はしないでおくよ。
23. 海外の名無しさん
結局のところカロリー収支の話なんだよね。ただ「消費」の側が、においの有無で変わりうると示しただけ。実際の減量はちゃんとカロリー管理すれば届くんだから、みんなこの話でそんなにムキにならなくてもいいのに。
まとめ
同じエサでも、嗅覚を失えば痩せ、鋭ければ太る——2017年バークレー校の実験は、においが代謝のスイッチになりうることを示しました。コメント欄では「鼻が利かなくて痩せた」という体験談や、人工甘味料・加工食品の香りへの連想が盛り上がる一方、「人間で同じとは限らない」「結局はカロリー収支」と冷静に釘を刺す声も目立ちました。
元ソース: 2017年バークレー校の研究:嗅覚を失ったマウスは同じ食事でも太らず、嗅覚が鋭いマウスは食べる量が同じでも太った(r/todayilearned)

コメント
嗅覚も味覚の内 風邪引いて匂いが感じなくなった時の食事は不味く感じる・・で納得