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「どうせ見えないのに」と聞いた幼い息子に、家具職人の父はこう答えた…ジョブズが基板まで美しさを求めた理由

「どうせ見えないのに」と聞いた幼い息子に、家具職人の父はこう答えた…ジョブズが基板まで美しさを求めた理由 技術・発明

スティーブ・ジョブズのデザインへのこだわりは、外から見える部分だけにとどまらなかった。それどころか「ふだん誰も開けない、機械の内側」にまで及んでいたという。回路基板のレイアウトが美しくないと、彼は容赦なくやり直しを命じた。見えないところまで磨き上げる――この哲学は、いったいどこから来たのだろう。

今日の知ってた?

📏 スティーブ・ジョブズは、Apple製品の内部の回路基板まで美しくあることを求めた。禅とバウハウスのミニマリズムに影響を受け、「深いシンプルさ」を信奉。外側と同じくらい、隠れた内部の設計も洗練されているべきだと主張したという。

背景:「見えない部分」へのこだわりはどこから来たのか

ジョブズの伝記によれば、この感覚の原点は養父にあったとされる。家具職人だった養父は、ふだん壁に向けて置かれて誰の目にも触れない「タンスの裏側」まで、丁寧に仕上げる人だった。「どうせ見えないのに」と問う幼いジョブズに、養父は「自分が知っているからだ」と答えたという。

この「自分が知っているから手を抜かない」という職人の倫理が、後にコンピューターの内部設計へのこだわりとして表れた、というわけだ。

もう少し詳しく

禅とバウハウスが下地にあった。若い頃のジョブズは禅に深く傾倒し、余分なものをそぎ落とす「引き算の美学」を学んだ。一方で20世紀ドイツのデザイン運動バウハウスは、装飾を排して機能と形を一致させることを掲げていた。この二つが彼の中で結びつき、「シンプルであることは、究極の洗練だ」という信条になった。

※注:バウハウス=1919年にドイツで生まれたデザイン・建築の学校、およびその思想。「形は機能に従う」を旨とするモダンデザインの源流。

初代Macintoshには「署名」が刻まれていた。1984年の初代Macintoshでは、開発チーム全員のサインがケース内側に型として刻印された。ふだん絶対に開けない場所だが、ジョブズにとって製品は「作品」であり、作品には作者の署名があるべきだった。一方で、内部の美しさを優先するあまり、放熱が犠牲になって熱問題を抱えた機種があったことも、よく語られる逸話だ。

海外の反応

1. 海外の名無しさん
うちには初代Macintoshがあって、もう使わなくなったとき分解させてもらった。ケースの内側、黒い塗装の下に、Macintosh開発に関わったApple社員全員のサインが型で刻まれてたんだ。あれは本当に見ていてゾクッとした。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
うちのも分解したことあるけど、サインのところは銀色だったよ。塗装の仕様、年式やラインで微妙に違ったのかもね。

3. 海外の名無しさん(>>1への返信)
ゴム足のエピソードを思い出した。机を傷つけないための小さなゴム足は1個5セント程度だったのに、ジョブズはわざわざAppleロゴを埋め込んだ特注品を作らせようとしたらしい。誰も見ない場所なのに、ね。最終的にはコストの兼ね合いで普通の足になったけど。

4. 海外の名無しさん
この話、伝記で読んだやつだ。養父が木製のタンスの裏側まで仕上げ直すのを、子どもの頃ずっと見て育ったんだよな。「どうせ見えないのに」じゃなくて「正しいやり方だから」って。原体験ってでかい。

5. 海外の名無しさん(>>4への返信)
まさか同意できる日が来るとは。自分は家具職人なんだけど、いつも底面も裏面も仕上げてる。「誰も見ないよ」って言われるけど、それでもそこにあるんだから、ちゃんと作りたいんだよね。

6. 海外の名無しさん(>>4への返信)
「でも、自分は知っているから」――これは完璧主義者の呪いであり、才能でもあると思う。

7. 海外の名無しさん
ダフト・パンクの「Giorgio by Moroder」を思い出した。曲の中で時代ごとに違うマイクを使い分けてたんだよ。聴いても誰も違いなんて分からない。でも、そこにある。同じ精神を感じる。

8. 海外の名無しさん
ジョブズについては良くも悪くもいろいろ言えるけど、製品の品質に本気でこだわるCEOって、今となっては本当に貴重だと思う。

9. 海外の名無しさん(>>8への返信)
今のAppleがやってることの多くは、彼なら絶対に許さなかっただろうね。音楽まわり(iTunes周辺)なんて、彼が亡くなってからずっとぐちゃぐちゃのままだし。

10. 海外の名無しさん
完璧な仕上がりを目指す。そこにかかるコストを洗い出す。長所と短所を天秤にかける。どこで妥協するかを自分で選ぶ。これって、ものづくりのあるべき姿そのものに聞こえるけどな。

11. 海外の名無しさん
PCを自作する人たちも、今でも同じことやってるよね。中身を見せるためにわざわざ配線をきれいに整える。背面が透明なケースが売りなら、なおさら理にかなってる。

12. 海外の名無しさん
ただ、見えない部分への美意識が、必ずしも良い結果ばかりとは限らない。初代Macは熱がこもりやすかったし、内部の美しさを優先しすぎて放熱が犠牲になった機種もあったって話もよく聞く。

13. 海外の名無しさん(>>12への返信)
あるマシンでエンジニアが「通気口を付けないと熱で壊れます」と言ったら、ジョブズは気に入らなくて却下したらしい。結果、基板が熱で反って内部の差し込みが外れた。公式の直し方が「数センチ持ち上げて机に落とす」だったって聞いたときは笑った。

14. 海外の名無しさん
彼の禅へのこだわりはよく言われるけど、仏教の実践者としてはどうだったんだろう。自分は仏教徒だけど、彼の行動や考え方が仏教のどことつながるのか、正直ずっと分からなかった。

15. 海外の名無しさん(>>14への返信)
デザインへの情熱の半分でも、もう少し穏やかな人柄に向けてくれてたらね、とは思う。シンプルさの哲学と、本人の人当たりは別物だったみたいだ。

16. 海外の名無しさん
透明な筐体のあの初代iMac(G3)を分解したことあるけど、いつの話?あれは正直なところ、お世辞にも美しい設計とは言えなかったよ(笑)

17. 海外の名無しさん(>>16への返信)
この投稿が指してるのは、ジョブズが最初にAppleを共同創業した頃の話だね。カラフルなiMac G3は彼がAppleに復帰した後の最初の製品で、当時の会社は経営的にかなり厳しくて、完璧主義より利益優先になっていた時期だと思う。

18. 海外の名無しさん
「フルーツを多めに食べれば治る」みたいな民間療法に頼って、病気の治療を先延ばしにした話もあるよね。こういう独特なこだわりが、いつも良い方向に働くわけじゃないって例だ。

19. 海外の名無しさん
彼の本当の才能は、エンジニアチームに向かって、自分が満足する成果が出るまで要求し続けることだった、という見方もある。良くも悪くも、妥協を許さない人だったんだろうな。

20. 海外の名無しさん
養父をあれだけ尊敬して影響を受けたのに、自分の実の子どもにはあまり向き合わなかったというのが、なんとも不思議で、ちょっと切ない話でもある。

21. 海外の名無しさん
記事のサムネが内部設計の話なのに、なぜかiPadのホームボタンの写真なの、地味にツボった。せっかくなら中身の基板の写真を載せてほしかったよね。

22. 海外の名無しさん
「自分が知っているから手を抜かない」って、職人の世界では本当によく聞く言葉だ。建築でも料理でも、見えない下地や仕込みに一番性格が出る。ジョブズの原点が家具職人の父だったのは、すごく腑に落ちる。

23. 海外の名無しさん
表からは見えない基板まで美しく――この発想自体は嫌いじゃない。問題は、そこに放熱や使い勝手という「機能」を犠牲にしてまで突っ走ったとき。美と実用のバランスをどこで取るか、結局はそこに尽きる話だと思う。

まとめ

外からは見えない回路基板まで美しさを求めたジョブズ。その原点は、タンスの裏まで仕上げた家具職人の養父の教えにあった。コメント欄では「自分が知っているから手を抜かない」という職人哲学に深く共感する声が並ぶ一方で、放熱を犠牲にした熱問題や、美意識と人柄は別物だったという冷静な指摘も。賞賛と苦笑が入り混じる、いかにもジョブズらしい話題になっていた。

元ソース: 今日知った話:スティーブ・ジョブズのデザインへのこだわりは、Apple製品の内部まで完璧であることを求めるほど深かった

コメント

  1. Reddit名無しさん より:

    機能美っていうもんね

  2. Reddit名無しさん より:

    おにぎりMACはスケルトンのせいもあって異常な組み方していたな
    防磁対策、高圧対策、美観を叶えるためにパンチングメタルを強引に立体化して
    継ぎ接ぎだらけのフランケン構造でそこを迷路のような配線していくという
    組み立て泣かせのことやっていたもんね
    引き算の美学じゃなく文系デザイナーのエゴに見える