自然・科学

「本名を明かすくらいなら刑務所のほうがマシ」13年以上も沈黙を貫く“身元不明の男”がいるらしい

カナダの収容施設に、13年以上も収監され続けている一人の男がいます。罪状はあるものの、最大の「謎」は別のところに。彼は自分の本名を、頑として明かそうとしないのです。指紋も写真も拒否し、十以上の偽名を使い分けてきたその男は、なぜ自由よりも沈黙...
歴史

「100歳の肝臓も、臓器としてはだいたい3歳」米国史上最高齢の提供者が遺した、術後5日で帰宅できた移植の話

100歳の誕生日を迎えた肝臓を、別の誰かの体に移植する——そんなことが、本当にできるのか。第二次世界大戦を戦い抜いた100歳の退役軍人デール・スティールさんは、2026年に亡くなったあと、その肝臓を見知らぬ患者へと贈った。手術は成功し、移植...
人物・偉人

「サンフランシスコのごちそう」と売られる米料理、ルーツをたどると中東にたどり着く話

アメリカのスーパーで定番の箱入り米料理「ライスアロニ(Rice-A-Roni)」。CMでケーブルカーが走り、「ザ・サンフランシスコ・トリート(サンフランシスコのごちそう)」のキャッチコピーで売られてきた、アメリカ西海岸の顔のような商品です。...
技術・発明

「脳震盪は治って終わりのケガじゃない」一回きりの事故ではなく、生涯付き合う慢性の状態として捉え直す動き

転んで頭を打った、スポーツで脳震盪を起こした——多くの人は「しばらく安静にすれば治る、一回きりのケガ」だと思っている。ところが近年、医療の現場では外傷性脳損傷(TBI)を「一度きりの急性の出来事」ではなく、その後も長く続く慢性の状態として捉...
自然・科学

「株式の94%を慈善財団が所有」工具で有名なあのボッシュ、昨年は約320億円を寄付に回していた…?

電動ドリル、自動車の燃料噴射装置、食洗機。日本でもおなじみのドイツ企業ボッシュ。その株式のなんと94%を、利益を社会に還元するための慈善財団が握っている——そう聞くと、ちょっと世界の見え方が変わってこないだろうか。昨年だけで2億ユーロ超を寄...
自然・科学

「アイルランドで離婚が合法になったのは1995年」先進国でそんなに最近まで…?海外が驚いた理由

ヨーロッパの先進国アイルランドで、夫婦が「離婚」という選択肢を法的に持てるようになったのは、なんと1995年。日本のバブルがはじけた後の話です。それまでは、どれだけ夫婦関係が壊れていても、法律上は永遠に「結婚したまま」でした。なぜそんなに最...
技術・発明

「人間に育てられた狼は、指差しを読む力で犬に勝った」私たちが信じてきた“犬の賢さ”の正体とは…?

「人間の相棒なら、やっぱり犬」——そう思う人は多いはず。指を差した方向を見て、こちらの意図を読む。あの賢さは、長い家畜化の歴史で犬が身につけた特別な能力だと信じられてきました。ところが人間と一緒に育てた狼を犬と比べたある研究では、人間の「合...
自然・科学

「教えてもいないのに、記号の“音”を自分から出そうとしていた」言葉を覚えたボノボ・カンジの話…知ってた?

シンボルを並べて人間とやり取りしていたボノボのカンジ。あるとき研究者たちは妙なことに気づきました。彼が記号を指し示すとき、その記号に対応する「音」を、とても高くてゆがんだ声で自分から発しようとしていたのです。教えてもいないのに、言葉を口にし...
歴史

「最後の振り込みは2010年だった」ドイツが第一次大戦の賠償金を完済するまで92年かかった話

第一次世界大戦に敗れたドイツが背負わされた賠償金は、現在価値にしておよそ2690億ドル。その完済が宣言されたのは、なんと戦争が終わってから92年後の2010年だった。ひとつの借金を返し終えるまでに、ひいおじいさんの代から数え直さなければなら...
自然・科学

「サハラもゴビもサボテンだらけだと思ってた」実はサボテンが自生する大陸は世界でほぼ1つだけ…?

砂漠といえばサボテン、サボテンといえばサハラやゴビ……となんとなく思っていませんか。じつはサボテンの仲間(サボテン科)は、たった一つの例外を除いて、南北アメリカ大陸にしか自生していないのです。アフリカにもアジアにも、本来サボテンはいませんで...