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「アメリカのキノコの6割が、たった一つの郡で作られてる」世界のキノコの首都と呼ばれる小さな町とは…?

「アメリカのキノコの6割が、たった一つの郡で作られてる」世界のキノコの首都と呼ばれる小さな町とは…? 自然・科学

スーパーで当たり前に並ぶマッシュルーム。じつはアメリカで売られているキノコの、ざっと6割が、ペンシルベニア州のたった一つの郡で育てられているという。その産地の名前は「ケネット・スクエア」。世界のキノコの首都と呼ばれる、ちょっと不思議な小さな町の話だ。

※注:ポートベロー/クレミニ/ホワイトボタンは、いずれも同じマッシュルーム(学名 Agaricus bisporus)の成長段階や品種違い。シイタケはこれとは別種のキノコ。

今日の知ってた?

🍄 アメリカ国内で生産されるキノコの約60%を、ペンシルベニア州チェスター郡のケネット・スクエア周辺が産出。ホワイトボタン、ポートベロー、クレミニ、シイタケなどを育て、世界のキノコの首都(Mushroom Capital of the World)と呼ばれている。

背景:ケネット・スクエアとは

ケネット・スクエアは、フィラデルフィアの西、車で1時間ほどのチェスター郡にある小さな町。人口は6千人ほどだが、周辺には大小60前後のキノコ農場がひしめき、地域全体がひとつの巨大な生産地になっている。

すぐ近くには世界有数の植物園「ロングウッド・ガーデン」もあり、観光と農業が同居する独特のエリアだ。毎年大みそかには、光る巨大なキノコのオブジェを真夜中に降ろす「マッシュルーム・ドロップ」というカウントダウンや、数百のブースが並ぶキノコ祭りも開かれる。

もう少し詳しく

なぜ一つの町に集中したのか。マッシュルーム栽培は日光を必要とせず、暗く湿った室内の「マッシュルームハウス」で、堆肥(コンポスト)を寝かせた菌床の上で育てる。19世紀末、この地の花卉(かき)栽培農家が、温室の花壇の下に空いていた暗いスペースを使ってキノコを育て始めたのが、産地化のきっかけだったと伝えられる。

気候に左右されない室内栽培。屋外の畑と違い、温度と湿度を管理した建物の中なら、季節を問わず一年じゅう収穫できる。いったん栽培のノウハウ、堆肥の供給網、加工・流通の仕組みが地域に根づくと、新しい農場も同じ場所に集まり、産地としての厚みがどんどん増していった。

そして移民が支える街でもある。キノコ栽培は休みのない通年の仕事のため、メキシコや南米からの労働者が定着し、本格的なタコスやタマレ(とうもろこし生地の蒸し料理)が食べられる街にもなった。

海外の反応

1. 海外の名無しさん
全米の6割を、たった一つの郡で作ってるのか。これじゃ他の産地はもう商売あがったりだろ。市場をここまで握られたら、新しく参入する隙間すら残ってなさそうだ。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
キノコ業界の完全な独り勝ちってわけだ。まさに「菌(きん)メダル」ものの圧勝っぷりだな。

3. 海外の名無しさん
地元民だけど、ここは本当にいい所だよ。世界一とも言われる植物園ロングウッド・ガーデンが車ですぐだし、大みそかには光る巨大キノコを真夜中に降ろす「マッシュルーム・ドロップ」ってお祭りもある。キノコ祭りには何百もの屋台が並ぶんだ。

4. 海外の名無しさん(>>3への返信)
ロングウッド・ガーデンは本当に地上の天国みたいな場所だよね。あそこのためだけに足を運ぶ価値がある。キノコの街にあんな庭園があるって、ギャップが面白いよ。

5. 海外の名無しさん
ずっと気になってたんだけど、ホワイトボタンとポートベローって、もしかして同じ種類のキノコじゃない?見た目は全然違うのに、ふと疑問に思った。

6. 海外の名無しさん(>>5への返信)
そう、文字どおり同じキノコの成長段階違いなんだ。クレミニも同じ。小さくて白いのがボタン、育って茶色くなるとクレミニ、さらに笠が大きく開くとポートベロー。地味に効く豆知識だよね。

7. 海外の名無しさん
フィラデルフィア郊外が広がるにつれて、開発業者が安い土地を求めてキノコ農場の隣に新築住宅地を造るんだ。で、引っ越してきた新住民が「臭い」って苦情を出す。しかも、たまにその苦情が通っちゃうのが理不尽すぎる。

8. 海外の名無しさん(>>7への返信)
「ライブ音楽の都」オースティンに引っ越してきて、ライブハウスの音がうるさいって文句を言う人たちと同じだ。先にそこにあったのはどっちだよ、っていつも思う。

9. 海外の名無しさん
南チェスター郡で生まれ育った。正直、谷あいの堆肥工場の近くはわりと肥やしの匂いがする。でも住むには最高の場所だよ。キノコ栽培は一年中仕事があるから、メキシコや南米からの移民が根づいて、国境州以外では出会えないレベルのメキシコ料理が食べられるんだ。

10. 海外の名無しさん(>>9への返信)
分かる、タコス屋台のレベルが異常なんだよな。地元のメキシカン・アイスの店も信じられない美味しさで、13年離れても食べるためだけに2時間かけて帰るやつがいるくらいだ。

11. 海外の名無しさん
行ったことない人に正直に言うと、避けられるなら通り抜けはおすすめしない。キノコのせいで町全体とその周辺が、簡易トイレに近いくらい強烈に匂う。意地悪で言ってるんじゃなくて、ただの事実としてね。

12. 海外の名無しさん(>>11への返信)
ここで育って今も住んでるけど、それは言い過ぎだよ。農場の作業内容しだいで時々匂う程度で、農村ならどこにでもある匂いだ。慣れたら気にもならなくなる。

13. 海外の名無しさん
「世界のキノコの首都」って名乗ってるのに、供給してるのは全米の6割止まりなんだよな。それって世界の首都というより、どう見てもアメリカのキノコの首都では…?

14. 海外の名無しさん
昔いくつかの農場で防犯カメラを設置する仕事をしてた。建物の中は配線するのもきついくらい蒸し暑いんだ。「キノコ御殿」って呼んでた立派な家もたくさんあって、儲かる人はちゃんと儲かってる。チップ代わりにキノコの箱を持たされて帰った回数は、もう数えきれない。

15. 海外の名無しさん
キノコを育てたあとに残る菌床の土が、家庭菜園にめちゃくちゃ良いんだよ。栄養たっぷりで、うちの庭ではこれを使い出してから野菜の育ちが段違いになった。地元では当たり前のように出回ってる。

16. 海外の名無しさん
フィラデルフィアのレストランで働いてた頃、シェフが日本の高級キノコ「松茸」を仕入れたことがあって、専門の業者がわざわざ手渡しで届けに来た。「これもケネット・スクエア産?」って聞いたら、真顔で「いや、それは“ビッグ・マッシュルーム”の世界だから」と返されて笑ったよ。

17. 海外の名無しさん
重度のキノコアレルギー持ちなんだけど、この町からどのくらい離れたら安全圏になるのか、本気で知りたい。空気中の胞子だけで倒れる自信がある。

18. 海外の名無しさん(>>17への返信)
旅行で立ち寄っただけの自分でも、滞在中はアレルギーが暴走して、抗アレルギー薬を2種類飲むはめになった。きみは近づかないのが正解だと思うよ。

19. 海外の名無しさん
調べてみたら、チェスター郡にはだいたい60ものキノコ農場や関連企業があるらしい。一つの町の話だと思ってたら、産地全体が想像以上に分厚い産業になってて驚いた。

20. 海外の名無しさん
正直うらやましい。うちの州(ノースカロライナ)にもキノコ農場はいくつかあるけど、こんな規模じゃない。もっと欲しいよ。新鮮なキノコが身近で安く手に入る環境、最高じゃないか。

21. 海外の名無しさん
ケネット・スクエアのすぐ近くで育ったんだけど、今ではあのキノコ農場の匂いを嗅ぐと故郷を思い出すんだ。子どもの頃、母が「この匂い、家って感じね」と言うのを聞いて変だと思ってた。今は自分が同じことを感じてる。

22. 海外の名無しさん
ペンシルベニアはキノコだけじゃないぞ。世界有数のスナック菓子メーカーが集まってて「スナックの首都」とも呼ばれるんだ。ついでに言うと、ロングウッド・ガーデンのトイレは旅先で見たトイレ史上いちばん豪華だった。

23. 海外の名無しさん(>>3への返信)
ケネットはこの10年で本当に活気が戻ったよね。古い宿が改装されたあたりから流れが変わった気がする。キノコ一色だった町が、今は週末にわざわざ訪れる人もいる場所になった。

まとめ

スーパーのマッシュルームの多くが、ペンシルベニアのケネット・スクエア一帯で育てられている——そんな豆知識に、コメント欄は地元民で大盛り上がり。世界一の植物園が隣にある誇らしさ、堆肥の独特な匂いをめぐる「臭い・いや慣れる」論争、移民が支える絶品メキシコ料理まで、一つの小さな町の素顔が次々と語られた。読み終わる頃には、棚に並ぶキノコがちょっと違って見えてくるはずだ。

元ソース: アメリカのキノコの約60%は、ペンシルベニア州のたった一つの郡で作られている

コメント

  1. Reddit名無しさん より:

    すらるどかと思ったら違った