世界最高峰の自動車レース、F1。そのドライバーたちの「自宅」がどこにあるか考えたことはあるだろうか。実は現役F1ドライバーの過半数が、東京・港区よりずっと小さい人口3万8500人ほどの小国、モナコに住んでいる。理由はおそろしくシンプルだった。
※注:モナコは南フランスの地中海沿岸にある独立国(公国)。面積はわずか2平方キロほどで、世界で2番目に小さい国として知られる。
今日の知ってた?
🏎️ 現役F1ドライバーの過半数が、人口わずか3万8500人の小国モナコに居住している。最大の理由は所得税がゼロであること。
背景:モナコとは
モナコは地中海に面した小さな独立国で、フランスにぐるりと囲まれている。国の広さはニューヨークのセントラルパークよりやや小さいほど。にもかかわらず、F1ドライバーやテニス選手、自転車競技の選手など、世界中を飛び回る高額所得のスポーツ選手が好んで住む「セレブの街」として有名だ。
その最大の理由が税金。モナコには個人の所得税が存在しない。年に数千万ドル単位を稼ぐトップアスリートにとって、稼ぎにそのまま税金がかからないというのは、とてつもなく大きな魅力なのだ。さらにヨーロッパの主要なサーキットやチームの本拠地に近く、移動にも便利という地の利もある。
もう少し詳しく
1年の大半を「家にいない」生活。F1ドライバーは年間を通して世界中のサーキットを転戦し、家で過ごせるのは2〜3か月程度とも言われる。どうせほとんど家にいないなら、税金が安く、暖かくて、各地への移動が便利な場所を拠点にするのが合理的、というわけだ。レース遠征中の宿泊や食事はチーム持ちのことも多く、彼らは「稼ぐばかりで出費が少ない」とも言われる。
例外もいる。モナコ居住組のなかでただ一人、シャルル・ルクレールはモナコ生まれ・モナコ育ち。彼だけは「税金目当て」ではなく純粋に地元というわけだ。また、フランス国籍の選手にはモナコの税優遇が適用されない取り決め(1963年の条約)があり、フランス人ドライバーはフランスに残るか、税率がやや低いスイスやイタリアに住むケースが多いという。
居住には「条件」がある。モナコの税優遇を受けるには、年間183日以上モナコに滞在して居住者と認められる必要がある。皮肉なことに、近年F1のレース数が増えていることで、この「183日ルール」を満たしづらくなっているドライバーもいる、という話もある。
海外の反応
1. 海外の名無しさん
結局のところ所得税ゼロだからだよ。何だかんだ言っても最後はいつもお金の話に行き着くんだよな。
2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
モナコって坂を8〜9ブロック上ったらもうフランスなんだよね。道を挟んだフランス側のマンションは40万ドルくらい安いらしい。
3. 海外の名無しさん(>>2への返信)
でもフランス側に買ったらフランスの税金を払う羽目になる。F1ドライバーの年収を考えたら、生涯で40万ドルどころじゃない額を損するよ。
4. 海外の名無しさん
要するに、1年の8割をトレーラー暮らしで世界を回ってる大金持ちたちが、所得税ゼロのモナコに住民票だけ置いてるってことだね。
5. 海外の名無しさん(>>4への返信)
しかも遠征先の宿も食事も全部チーム持ちの契約。本拠地での住まいも会社経費でカバーされてたりする。つまり稼ぐだけ稼いで、ほとんど使わないわけだ。
6. 海外の名無しさん(>>5への返信)
社用車まで支給されるって聞いたよ。もう何もかも面倒みてもらってるレベル。
7. 海外の名無しさん
税制優遇、すごくいい景色、ヨーロッパの各レースにそこそこ近い立地。そりゃあ理にかなってるとしか言いようがないよね。
8. 海外の名無しさん(>>7への返信)
「税制優遇」ってオブラートに包んでるけど、要は合法的な節税(人によっては脱税スレスレ)ってことでしょ。
9. 海外の名無しさん
わあ、なんでみんなモナコに住むのか想像もつかないなあ。所得税がないのはきっとただの偶然だよね、うん。
10. 海外の名無しさん(>>9への返信)
モナコはプライバシー保護の法律もしっかりしてるんだ。パパラッチが追い回しにくいから、有名人にはそこも大きいんだよ。
11. 海外の名無しさん
税金だよ税金。唯一の例外がルクレールで、彼はモナコ生まれだからってだけ。
12. 海外の名無しさん(>>11への返信)
彼の両親が税金逃れでモナコに移ってからルクレールが生まれた、ってオチじゃないことを祈るわ(笑)。
13. 海外の名無しさん(>>11への返信)
ルクレール家はモナコでもかなりの名家だよ。中流って言葉が当てはまる感じではない。
14. 海外の名無しさん
ちょっとした豆知識。フランスとモナコの間には、フランス国民がモナコの所得税ゼロの恩恵を受けられないようにする協定があるんだ。これがなければピエールやエステバン、イサックもこのリストに加わってたはず。
15. 海外の名無しさん(>>14への返信)
だからフランス人ドライバーの多くは、同じ理由でスイスに住んでたりするんだよね。
16. 海外の名無しさん
30年くらい前、ジェレミー・クラークソンが現役・元F1ドライバー何人かに「なぜモナコに移ったのか」をインタビューしたことがある。正直に「税金目当てだ」と認めたのはゲルハルト・ベルガーただ一人だったらしい。
17. 海外の名無しさん(>>16への返信)
シューマッハがスイスに住んでたのは、ある悲惨な事故のせいでモータースポーツが「職業」として禁止されてた時期があったから。だから何年か彼の税務上の肩書きは「無職」だったんだとか(笑)。
18. 海外の名無しさん
テニス選手や自転車競技の選手にもよくある話だよね。やっぱり税金を払わずに済むようにってことで。
19. 海外の名無しさん
ピットクルーやメカニックの人たちはどうなんだろう?やっぱりチームの本拠地のあたりに住んでるのかな。
20. 海外の名無しさん(>>19への返信)
そう。多くのチームはイングランドに本拠地があるから、その近辺に住んでる人が多いよ。
21. 海外の名無しさん
モナコがどれだけ小さいかを実感するための比較を一つ。独立国家であるモナコは、ニューヨークのセントラルパークよりちょっと小さいくらいなんだ。
22. 海外の名無しさん
F1って「金持ちが金持ちのためにやるスポーツ」って言われがちだけど、貧しい家から這い上がった選手も意外といるよ。例の有名なルイス・ハミルトンがそう。父親は掛け持ちで働き、何度も家を担保に入れて息子のレース費用を工面したんだ。
23. 海外の名無しさん(>>22への返信)
エステバン・オコンはもっと極端で、家とメカニックのガレージを売り払って、家族で何年もキャンピングカー暮らしをしながら息子のレースを支えたらしい。
24. 海外の名無しさん
ボリス・ベッカーの件を思い出すな。モナコに住民登録してたのに、ドイツに長く滞在しすぎて結局ドイツに多額の税金を払うハメになった。「住んでないこと」を証明するのも大変なんだよ。
25. 海外の名無しさん
年に10か月も遠征してて、家にいるのは2か月。税金って、その国に住んで恩恵を受ける代わりに払うものだろ?ほとんど住んでないなら、仲間が大勢いる場所を選ぶのも納得だよ。
まとめ
F1ドライバーの過半数がモナコに集まる最大の理由は、やはり所得税ゼロという制度だった。コメント欄では「結局お金の話」と冷静に納得する声が大半で、フランスとの税協定や183日ルール、シューマッハの「無職」エピソードといった豆知識まで次々飛び出した。一方で、貧しい家から這い上がった選手の話も語られ、華やかな世界の裏側がのぞける議論になっていた。


コメント