「市長を辞めるときは、体重計に乗ってください」——そんな儀式が、イギリスの小さな町に今も残っています。在任中に町のお金で私腹を肥やして“太っていないか”を、文字どおり体重で確かめるというのです。冗談のような本当の話、ご存じでしたか?
※注:ハイウィッカム(High Wycombe)はロンドンの西、車で1時間ほどのバッキンガムシャー州にある町。家具づくりの産地として知られてきた古い町です。
今日の知ってた?
📏 イギリスの町ハイウィッカムには、退任する市長を体重計(公式の天秤)に乗せ、就任時より太っていないかを公開で確認する伝統がある。増えていなければ、係員が「And no more(増えてなし)」と読み上げ、群衆が歓声を上げる。逆に増えていると、町の財政で美食を貪ったのではと“ブーイング”を浴びる、というユーモラスな慣習。
背景:ハイウィッカムの「市長の体重測定」とは
この儀式は「Weighing of the Mayor(市長の重さ量り)」と呼ばれ、19世紀から続くとされる地元の名物行事です。もともとは、市長や町の役人が在任中に公金で贅沢をしていないかを市民が見張る、という発想から生まれたと言われています。新しい市長が就任するときと、任期を終えて退任するときの2回、大きな天秤式のはかりで体重を計測します。
結果は群衆の前で大声で読み上げられます。体重が減っているか変わらなければ「And no more(これ以上は増えていない)」と宣言され、拍手喝采。逆に増えていれば「公金で太ったのでは」と冗談半分にやじが飛ぶ、というわけです。もちろん現代では本気で疑っているわけではなく、町の歴史を楽しむお祭りとして受け継がれています。
もう少し詳しく
「And no more」の意味。体重が増えていなかったときに係員が叫ぶこの一言は、「(前より重くなったぶんは)これ以上ない=公金をくすねて肥えたりしていない」というニュアンスの掛け声です。たった一言ですが、この儀式のユーモアが凝縮されています。
家具の町という土地柄。ハイウィッカムは19〜20世紀にかけてイギリス有数の椅子づくりの町でした。木工と職人の伝統が根づいた土地で、市民が町の役人をどこか親しみと監視の入り混じった目で見てきた、その空気がこの儀式にも表れていると言えるかもしれません。
イギリスの「ご当地の妙な伝統」のひとつ。イギリスにはこうした風変わりな地域行事が数多くあります。長靴を遠くへ投げて飛距離を競う「ウェリー・ワンギング」、奥さんを背負って走る「妻運び競争」など、真面目なのかふざけているのか分からない伝統が各地に残っているのも、この国らしさです。
海外の反応
1. 海外の名無しさん
これ、完全にボクシングやUFCの計量シーンが頭に浮かんだんだけど。市長が退任前の数週間、必死で減量に取り組んでる絵面しか想像できない。
2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
逆に考えると、選挙期間中はわざと増量しておくのが正解では。就任時の体重を最大にしておけば、あとは減る一方で勝ち確定。政治家のダーティーバルク、想像すると笑える。
3. 海外の名無しさん(>>2への返信)
その理屈でいくと、就任式の頃には完全にラスボス体型になってる市長が誕生するわけか。町の威信を体で背負ってるとも言える。
4. 海外の名無しさん(>>1への返信)
プロの計量みたいに前日から水抜きすればいいんだよ。体重のかなりの部分は水分だから、就任時はたっぷり水を飲んでおいて、退任時は脱水気味で臨めばスリムに見える。完全に攻略法がある。
5. 海外の名無しさん(>>4への返信)
「MMA式の減量」って聞くと、まさにその脱水のことを思い浮かべるよね。市長がサウナスーツ着て役所の周りを走ってたら本物だと思う。
6. 海外の名無しさん
横領した金でジム会員権とパーソナルトレーナーを雇えば余裕で解決するのでは。むしろ健康的な町政運営の証明になってしまう。
7. 海外の名無しさん(>>6への返信)
そこは食事管理のための専属シェフも忘れずに。せっかくなら一流のやつをね。気づけば公金の使い道が増えてるけど、体重は減ってるから合法(?)。
8. 海外の名無しさん
「ハイウィッカム市長、衝撃の50kgで計量パス。腕に結ばれた大量のヘリウム風船についてはノーコメントとのこと」みたいなニュースが見たい。
9. 海外の名無しさん
ハイウィッカムって坂がめちゃくちゃ多い町なんだよ。だから極論、公金は横領しつつ毎日その坂を歩いて通勤すれば、体重は勝手に落ちて儀式は無事クリアできる。
10. 海外の名無しさん
でも市長って、アヒルより重いの?(※魔女裁判ネタ。「アヒルより重ければ魔女」という映画のジョーク)
11. 海外の名無しさん(>>10への返信)
科学の真理にそこまで通じているとは、あなたは何者なんだ……。ついに本質を突く質問をする者が現れたな。
12. 海外の名無しさん
今日この記事を読んで、自分がハイウィッカムの市長じゃなくて本当によかったと心から思った。退任のたびに全町民の前で体重を晒される人生、考えただけで胃が痛い。
13. 海外の名無しさん
就任の瞬間、ポケットに重りを大量に詰め込んでおくのが賢いやり方だと思う。スタート地点の数字を盛れれば、あとはどうとでもなる。
14. 海外の名無しさん
仕事のストレスで体重が増えちゃって、それでこの儀式に臨むことになった人とか、想像すると気の毒すぎる。架空の人物だけど、勝手に同情してしまった。
15. 海外の名無しさん
退任時に増えていた分は、外科手術で取り除いて差し引きゼロにする……みたいなルールはあるんだろうか。あったらあったで見たい。
16. 海外の名無しさん
くだらない伝統を語っていいなら、オックスフォードシャーのアビンドンには、戴冠式や王室の祝い事のたびに役所の屋根の上から町の人へ向けて干しぶどう入りのパンを投げまくる行事があるよ。叫ぶ子どもや大人が、傘を逆さに広げて受け止めようと待ち構えてる。意味不明だけどタダで食べ物がもらえるから僕は賛成派。行ったのに一個も取れなかったけどね。
17. 海外の名無しさん(>>16への返信)
それ、町のパン屋さんにとっては一年で一番の書き入れ日だろうな。需要が屋根から降ってくる行事、なかなか他にない。
18. 海外の名無しさん(>>16への返信)
イギリスでは長靴を遠くへ投げる「ウェリー・ワンギング」もあるしね。チャリティーイベントや学校の運動会で、卵スプーン競走や二人三脚、麻袋に入って跳ぶ競争なんかと並んでやってる。
19. 海外の名無しさん
伝統と言えるか分からないけど、フィンランドには長靴投げとか「妻運び」みたいな競技があって、しかも全国大会どころか今は世界選手権まであるらしい。ヨーロッパの地方、なかなか自由だよね。
20. 海外の名無しさん
イギリス人、本当にこういう「真面目な顔で続ける馬鹿げた伝統」が好きだよなあ。でもこういうのが残ってる町って、なんだか羨ましい。住人にとっては誇りなんだろうな。
21. 海外の名無しさん
増えてなければ「And no more(増えてなし)」って読み上げるの、地味にいいなと思った。短い言葉に皮肉とユーモアが全部詰まってる。日本でいう一本締めみたいな締まりがある。
22. 海外の名無しさん
そもそも町の立場からすれば、最初から痩せ型の人だけを市長に選べばいいんだよ。太る余地がなければ、儀式で揉めることもない。完璧な予防策だと思うんだけど。
23. 海外の名無しさん(>>22への返信)
でもそれだと、選挙が政策論争じゃなくて健康診断になっちゃうな。「あの候補は体脂肪率がいい」とか言って投票することになる未来、ちょっと見てみたい気もする。
まとめ
イギリス・ハイウィッカムの「退任する市長の体重を量って、公金で太っていないか確かめる」という19世紀来の儀式。今では本気の疑いではなく、町の歴史を楽しむお祭りとして親しまれています。海外のコメント欄では、格闘技の計量にたとえた減量ネタや、横領した金でジムに通えば解決という皮肉、さらには各国の風変わりな地方伝統の紹介まで、終始ほのぼのとした脱線で盛り上がっていました。馬鹿げているようで、こういう伝統を真顔で続けられるのがイギリスらしさなのかもしれません。
元ソース: 今日知った話:イギリスのハイウィッカムには、退任する市長を体重計に乗せ、公金で太っていないか確かめる伝統がある


コメント
法律
カリフォルニア州
・ホテルの部屋でオレンジの皮をむいてはならない
・汚れた下着で車を洗ってはいけない
フロリダ州
・象をパーキングメーターにつないだ場合、象も駐車料金を支払わなければならない
アラスカ州
・熊を銃で撃つのは合法だが、写真撮影のために寝ている熊を起こしてはいけない
ジョージア州
・フライドチキンを手で食べてはならない
・オハイオ州警察官は、犬を静かにさせるためなら犬に噛みついてもよい
ケンタッキー州
・チェリーパイにアイスクリームをのせてはいけない