RSSヘッドライン

「カナダと答えると必ず『おおっ、ダーシャン!』と返された」中国で最も有名な外国人の正体…?

「カナダと答えると必ず『おおっ、ダーシャン!』と返された」中国で最も有名な外国人の正体…? 人物・偉人

中国のタクシーに乗った外国人が行き先を告げると、運転手はしばしばこう返す。「おお、カナダ人か。でも君の中国語、ダーシャンには及ばないねえ」——ダーシャンとは、中国で知らぬ者はいないカナダ人タレント、マーク・ロウズウェルのこと。ところが母国カナダでは、ほとんど誰も彼を知らない。

※注:「ダーシャン(大山)」は「大きな山」を意味する中国語で、彼の芸名。本名のマーク・ロウズウェルより、こちらの名前のほうが中国では圧倒的に通っている。

今日の知ってた?

📏 中国で「最も有名な外国人」とも呼ばれるタレント、ダーシャン(大山)の正体は、カナダ出身のコメディアンマーク・ロウズウェル。中国語を母語話者と見分けがつかないレベルで操り、旧正月特番CCTV春節聯歓晩会(視聴者数億人規模)の常連として国民的スターに。しかし北米では、ほぼ無名のままだ。

背景:ダーシャンとは

マーク・ロウズウェルは1965年カナダ・オタワ生まれ。大学で中国語を学び、1980年代後半に留学生として北京に渡った。テレビ番組をきっかけに「ダーシャン」という芸名で活動を始めると、その完璧な中国語がたちまち話題を呼ぶ。以来30年以上にわたって中国のお茶の間に出続け、教育番組の顔にもなり、いまや「外国人タレント」という枠を超えた存在になっている。

日本でたとえるなら、流暢な日本語でテレビに出続けるデーブ・スペクターや、切れのいい日本語でおなじみのパックン(パトリック・ハーラン)のような立ち位置——といっても、ダーシャンの中国での知名度は、その比ではないほど巨大だ。

もう少し詳しく

伝統話芸・相声(シャンション)の名手。相声とは、二人一組で軽快な掛け合いを繰り広げる中国の伝統話芸で、日本の漫才の親戚のようなもの。ただし猛烈な速さの言葉遊びと、四つの声調を寸分違わず操る技術が要求され、母語話者でも極めるのが難しい。ダーシャンは1988年の春節特番で農民役のコントを演じて一夜にして国民的スターとなり、この難関の話芸をものにした数少ない外国人として名を上げた。

語学力が桁外れ。発音が完璧なだけでなく、マニアックな漢字や古い慣用句まで押さえており、中国人が競う中国語スピーチ大会で審査員を務めることもある。「母語話者を除けば、地球上で最も中国語がうまい人物の一人」と評する声も少なくない。

国籍は、いまも持っていない。中国はほとんど外国人を帰化させない国で、直近20年で中国籍を得たのは千人程度とされる。人口14億の国でこの数字だ。あれだけ有名で敬意を集めるダーシャンでさえ、中国籍は取得できていない。

母国では、ごく普通の人。カナダに戻れば彼を知る人はまばらで、トロントの舞台にボルボでふらりと現れ、そこらにいる気さくなおじさんとして時間を過ごす。海の向こうでだけ国民的スター、というギャップこそが、この人物のいちばんの面白さかもしれない。

海外の反応

1. 海外の名無しさん
世界の裏側まで飛べば熱狂的に迎えられるのに、地元では誰にも気づかれず普通に暮らせる。しかも「中国では有名なんだ」と証拠付きで自慢できる。これ、芸能人にとって理想の環境なんじゃないか。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
わかる。稼ぎと名声は手に入れつつ、家に帰ればスイッチがオフになる感じ。四六時中サインをねだられる生活を思えば、むしろ最高のバランスだと思う。

3. 海外の名無しさん
中国に10年以上住んでたけど、おしゃべりなタクシー運転手を捕まえると必ず出身を聞かれた。カナダと答えると十中八九「おおっ、ダーシャン!」。で、決まって最後にこう言われる。「君の中国語、彼ほどじゃないねえ」ってね。

4. 海外の名無しさん(>>3への返信)
中国で「有名なカナダ人」といえば、ダーシャンかノーマン・ベチューンの二択なんだよな。両方カナダ人で、両方とも母国ではほぼ知られていないっていうのが、また面白い。

5. 海外の名無しさん
彼の人気の核心は、中国語が異常に上手いこと。文法も語彙も発音も母語話者と区別がつかないレベルだ。その上で、言葉遊びを大量に使う中国式の話芸までこなす。ネイティブでもそう簡単にできる芸当じゃない。

6. 海外の名無しさん(>>5への返信)
中国語のレベルが本当に化け物じみてる。発音が完璧なだけじゃなく、マニアックな漢字や慣用句まで押さえてる。挙げ句の果てに、中国人の中国語スピーチ大会で審査員をやってるんだぞ。もう意味が分からない。

7. 海外の名無しさん
中国では「有名人」なんて言葉じゃ足りない。完全なスーパースターだよ。白人なのに中国語が非の打ちどころなくて、しかもかなりハードな話芸を披露する。そのギャップにみんなやられるんだ。

8. 海外の名無しさん(>>7への返信)
毎年の春節特番に出て演目を披露できるんだから格が違う。あれは世界で最も視聴者数の多い番組のひとつだ。90年代の中国の人口を考えたら、地球上で一番見られてる舞台と言ってもいいくらいだよ。

9. 海外の名無しさん
母語じゃない言語で、しかも単なる軽口じゃなく「笑わせる」のって、想像を絶する難しさだと思う。ましてや構造がまるで違う中国語でやるなんて、正直どうやってるのか見当もつかない。

10. 海外の名無しさん
イギリスでいうヘニング・ヴェーンみたいなものかな。パネル番組の常連で、ステレオタイプなドイツ人コメディアンとして人気なんだけど、当のドイツでは全然知られていない。

11. 海外の名無しさん(>>10への返信)
逆パターンも山ほどあるよね。母国ではパッとしなかった芸人が、海外に出た途端に大化けするやつ。ノーム・マクドナルドなんてカナダじゃ無名で、才能発掘番組で最下位を取ったのに、アメリカに渡ったら一年でSNLに立ってたんだから。

12. 海外の名無しさん
イギリス人歌手のジェシー・Jも似た感じ。2018年にたまたま中国のオーディション番組に出たら、そこから中国での知名度が世界的な人気を追い越しちゃった。きっかけって本当に紙一重だよな。

13. 海外の名無しさん
中国でカナダ人の評判がやたら良いのは、ノーマン・ベチューンという外科医のおかげでもある。1938年に中国へ渡って医療支援をし、多くの中国人医師を育てた人だ。手術中に指を切って敗血症で亡くなったんだけど、後に国民的な英雄として語り継がれている。

14. 海外の名無しさん(>>13への返信)
中国に20年住んでたけど、カナダ人だと分かると「バイ・チウエン」(ベチューンの中国名)って返されることが多かったな。まあ、たまに「ダーシャン」のときもあったけど。

15. 海外の名無しさん
豆知識。中国はほとんど外国人を帰化させない。この20年で中国籍を与えたのは、たった千人程度らしい。人口14億の国でだよ。あれだけ有名で尊敬されてるダーシャンですら、いまだに中国籍は取れていないんだ。

16. 海外の名無しさん(>>15への返信)
そう考えると逆に気になる。あのダーシャンでも無理だったのに、実際に帰化できた千人は一体どんな条件をクリアしたんだ…?もう想像もつかないな。

17. 海外の名無しさん
うわ、懐かしすぎる。2008年ごろに二年ほど中国に住んでたんだけど、この人の名前は本当にしょっちゅう出てきた。「ダーシャン知ってる?好き?」って会う人会う人に聞かれたよ。理由を尋ねると、たいてい「中国語がめちゃくちゃ上手いから」だった。

18. 海外の名無しさん
これって1970〜80年代に、今では忘れられたロックバンドがたどった道と同じだな。「中国」を「日本」に置き換えれば、まさにあれだ。母国では鳴かず飛ばずでも、なぜか海の向こうで大人気になる現象。

19. 海外の名無しさん(>>18への返信)
「あいつら日本ではウケてるらしいぜ」ってセリフ、ミームなんて言葉が生まれる前からあるお約束のネタだったよな。当時からちょっと自虐まじりの褒め言葉だった。

20. 海外の名無しさん
実は彼の子どもと同じ学校に通っていて、よく家に遊びに行ってた。昼どきに出てくる手作りの餃子が楽しみでね、お酢につけたときのあの絶妙な酸味は今でも覚えてる。名家の中国料理のありがたみを、当時の自分は分かってなかったな…。

21. 海外の名無しさん
トロントでプロのミュージシャンをやってるんだけど、毎年マークと一緒にステージに立つよ。すごく気さくな人でね。中国であれだけの大スターなのに、いつもボルボでふらっと現れて、そこらにいる普通のおじさんにしか見えないのが最高に笑える。

22. 海外の名無しさん(>>21への返信)
名前だけは聞いたことがあった。2008年の北京五輪でカナダ代表や放送局の仕事をしてたからね。「中国で超有名なカナダ人」として紹介されてた。ただ、それ以前もそれ以降も、今日この話を見るまで彼を見かけることはなかったな。

まとめ

中国語を母語話者と見分けがつかないレベルで操り、伝統話芸の相声まで極めたカナダ人、マーク・ロウズウェル。旧正月特番で国民的スターになりながら、母国カナダではボルボでふらりと現れる普通のおじさん——コメント欄は、彼の語学力への率直な驚きと、「海の向こうでだけ有名」という芸能人の理想形をめぐる羨望、そしてもう一人のカナダ人英雄ノーマン・ベチューンの話まで飛び出して、静かに盛り上がっていた。

元ソース: 中国で最も人気のある役者の一人は、カナダ人コメディアンのマーク・ロウズウェル(芸名ダーシャン)だと知った

コメント