「雷神ソーのギャラはわずか15万ドル」と報じられた『マイティ・ソー』1作目…ほぼ無名だったヘムズワースの出演料が”およそ100倍”になるまで

「雷神ソーのギャラはわずか15万ドル」と報じられた『マイティ・ソー』1作目…ほぼ無名だったヘムズワースの出演料が"およそ100倍"になるまで 音楽・エンタメ

雷神ソー役で世界的なスターになったクリス・ヘムズワース。ところがシリーズ1作目の『マイティ・ソー』(2011年)で受け取った出演料は、報道によればわずか15万ドルだったという。海外の掲示板では「無名の新人ならそんなもの」「”わずか”って、それ普通に大金だから」と、ハリウッドのギャラ事情をめぐる声が集まった。

今日の知ってた?

💰 クリス・ヘムズワースが『マイティ・ソー』(2011年)の主演で受け取った出演料は、報道によればわずか15万ドル(撮影・公開当時の為替で、ざっと1200万〜1300万円ほど)だったとされる。のちにマーベル映画の看板の一人となる俳優の、まだ無名に近かったころの値段だ。

背景:ソー役に抜てきされる前のヘムズワース

母国オーストラリアではドラマで知られた顔。クリス・ヘムズワースはオーストラリア出身の俳優で、母国では長寿テレビドラマ『Home and Away』のレギュラーとして知られていた。一方、ハリウッドではまだ「比較的無名の俳優」という扱いだった。

ハリウッドでの代表作は「カーク船長の父親」。コメント欄で紹介された2010年の米経済誌フォーブスの記事によれば、当時の彼のいちばん大きな映画の役は、2009年の『スター・トレック』で演じたジョージ・カーク(主人公カーク船長の父親)だった。映画の冒頭の場面にだけ登場する役だ。ほかに『キャビン』や『レッド・ドーン』にも出演していたが、どちらも公開が遅れ、世に出たのは『マイティ・ソー』より後になった。

『マイティ・ソー』は、今の巨大シリーズの初期の一本。『マイティ・ソー』は、2008年の『アイアンマン』から始まったマーベル・スタジオの映画シリーズの一作で、ヒーローたちが集結する『アベンジャーズ』(2012年)の前年に公開された。ヘムズワースはこの2本でソーを演じ、一気にハリウッドスターの仲間入りを果たす。

もう少し詳しく

「1作目は安く、当たったら続編で稼ぐ」はシリーズものの定番。コメント欄でいちばん支持を集めたのは、「無名の俳優がシリーズものに出るときは、そういう仕組みだ」という説明だった。1作目の出演料は控えめで、作品が当たって本人の知名度が上がってから、続編の出演料で大きく稼ぐ。スタジオにとって無名の新人を大作の主役に据えるのは賭けで、俳優にとっては安くても名前を売り、次の仕事をつかむチャンスになる。プロ野球の新人選手が、最初の年俸は低めでも、活躍すれば大きく上がっていくのと似た構図だ。ただし、1作目の契約に続編への出演まで含まれていると、続編でも最初の条件に縛られることがある、という指摘もあった。

その後の出演料は「およそ100倍」に。コメント欄で紹介された報道によれば、『マイティ・ソー』と『アベンジャーズ』でスターになったあと、ヘムズワースのマーベル作品での出演料は大きく跳ね上がった。『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年)や、2部作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)では、1本あたり約1500万ドル(当時の為替でざっと16億円前後)だったとされる。報道ベースの数字どうしを単純に比べれば、1作目のおよそ100倍だ。

「安く出た主役」はほかにもいた。コメント欄には似た例が次々と挙がった。1作目の『アイアンマン』では、主演のロバート・ダウニー・Jr.の出演料が約50万ドルで、脇を固めたテレンス・ハワードのほうが高かったという話。オーランド・ブルームが『ロード・オブ・ザ・リング』三部作ぶんで合計17万5000ドルだったという話。いずれも書き込みや報道をもとにした数字だが、「無名や訳ありの時期は安く、売れてから稼ぐ」という流れは共通している。

「”わずか”って言うな」の声も。一方で、「わずか15万ドル」という言い方に引っかかる人も多かった。安いのはあくまでハリウッドスターの相場と比べた場合の話で、人によっては年収の数年分にもなる大金だ。ただ、「ヘムズワース本人がギャラに不満を言ったわけでもないのに、なぜ本気で怒る人がいるのか」と首をかしげる声もあった。

海外の反応

1. 海外の名無しさん
無名の俳優がシリーズものの主役をもらうときは、だいたいこういう仕組みなんだよ。1作目のギャラは控えめで、当たったら続編でがっつり稼ぐ。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
プロスポーツの新人契約と同じだな。1年目は安く抑えられて、結果を出してから大型契約を勝ち取る。最初の契約は、名前を売るための投資みたいなもんだ。

3. 海外の名無しさん(>>1への返信)
うちの会社もまさにその仕組みだよ! 3年前に入ったときは安月給だったけど、今はかなり上がった。……まあ、上がり幅の桁はだいぶ違うけど。

4. 海外の名無しさん(>>1への返信)
トム・ホランドもそうだって言われてるよね。最初の1本は15万ドルくらいで、最近の作品では2000万ドル前後。それにこういう大作の契約は、演技以外のこともいろいろ含まれてて中身がややこしいらしい。まあ、結局みんなうまくやってるよ。

5. 海外の名無しさん(>>4への返信)
ややこしいといえば、1作目の契約に続編の出演まで入ってたら話は別なんだよな。その場合、続編でも最初の条件のまま安く使われ続けることになる。当たったら稼げる、とは限らない。

6. 海外の名無しさん
ソー役に決まった時点では、ハリウッドではまだほぼ無名だったんだよね。2010年のフォーブスの記事でも、当時いちばん大きな映画の役は2009年の『スター・トレック』のジョージ・カーク、つまりカーク船長のお父さん役って紹介されてたくらいだし。

7. 海外の名無しさん(>>6への返信)
しかもあの役、映画の冒頭にちょっと出てくるだけだからね。体感2分くらいの出番で、そこからいきなり雷神の主役だもん。

8. 海外の名無しさん(>>6への返信)
この前『スター・トレック』を観てたら、冒頭で「これクリス・パイン(カーク船長役)だよな? いや、なんかヘムズワースに見えるぞ…」ってなって、自分の目がおかしくなったのかと思った。本人だった。

9. 海外の名無しさん(>>6への返信)
面白いのは、『マイティ・ソー』より前に『キャビン』と『レッド・ドーン』をもう撮り終えてたってこと。どっちも公開が延びに延びて、結局『マイティ・ソー』より後に公開されたから、出演作の順番がごちゃごちゃに見えるんだよ。

10. 海外の名無しさん(>>9への返信)
『キャビン』のDVDの音声解説で、作り手たちが「まだ自分たちに払える金額のうちに彼を押さえられて、本当にラッキーだった」って話してたよ。ソー役に決まったって知らせが届いたのは、まさにその撮影中だったらしい。

11. 海外の名無しさん
2000年代にニュージーランドで10代の女の子だった身からすると、ソー以前のクリス・ヘムズワースを世界の人が知らなかったなんて、考えたこともなかった。こっちではドラマ『Home and Away』でおなじみの顔だったからね。

12. 海外の名無しさん(>>11への返信)
つまりマーベルは、あの”オーストラリアの人気ドラマ俳優”を「わずか」15万ドルで、何年も続く大型企画の看板に起用したわけか。そう聞くと、急にお買い得な契約に見えてくるな。

13. 海外の名無しさん
もっとびっくりなのは1作目の『アイアンマン』。主演のロバート・ダウニー・Jr.の出演料は約50万ドルで、脇役のテレンス・ハワードは数百万ドルもらってたって言われてる。当時ハワードはアカデミー賞にノミネートされたばかりの売れっ子で、ダウニー・Jr.のほうは起用するのがリスク扱いされてた時期だったから。

14. 海外の名無しさん(>>13への返信)
で、続編ではハワードがもっと高いギャラを求めて交渉がこじれて、『アイアンマン2』では同じ役がドン・チードルに交代したって話だよね。今となっては、なんとも皮肉な巡り合わせだ。

15. 海外の名無しさん(>>13への返信)
マーベルから見れば、当時のダウニー・Jr.は完全に賭けだった。初期のマーベル映画って、主役には比較的安く雇える俳優を据えて、脇役や悪役に大物を連れてくるやり方だったしね。その賭けが大当たりしたわけだ。

16. 海外の名無しさん
クリス・エヴァンスも『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のときは同じくらいだったはず。
追記:記憶違いだった。30万ドルくらいだったみたい。

17. 海外の名無しさん(>>16への返信)
エヴァンスは今ほどのスターじゃなかったにしても、無名ってわけでもなかったよね。『ファンタスティック・フォー』でヒューマン・トーチも演じてたし。それで30万ドルなら、むしろ安いくらいだ。

18. 海外の名無しさん
オーランド・ブルームなんて、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作ぶん、1年半の撮影で合計17万5000ドルだったらしい。映画史に残る大ヒット3本で、だよ。もちろん本人は文句なんて言ってないし、その後キャリアは一気に花開いたけど。

19. 海外の名無しさん(>>18への返信)
たしか演劇学校を出てすぐの、ほぼ最初の仕事みたいな役だったんだよね。額はびっくりするほど安いけど、卒業直後から3年以上も注目作の仕事が途切れないなら、どんな若手でも大喜びでしょ。

20. 海外の名無しさん(>>18への返信)
あの三部作はまとめて一気に撮影したから、「1作目が当たったので続編でギャラアップ」って流れが起きようがなかったんだよな。そのぶん『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『ホビット』のシリーズでは、しっかり稼いだはず。

21. 海外の名無しさん
名前のとおりだろ。ヘムズワース(Hemsworth)、つまり”ヘムの値打ち(Hem’s worth)”が、当時はそれくらいだったってことさ。

22. 海外の名無しさん
「わずか」15万ドルねえ……。自分がそれだけ稼ぐには4年以上かかるんだけど。半年働いて15万ドル、おまけに一夜にしてハリウッドの大スターになれるなら、喜んで代わってほしい。

23. 海外の名無しさん(>>22への返信)
みんな分かったうえで言ってるんだって。15万ドルが大金なのは当たり前で、今の稼ぎと比べると”たった”それだけ、っていう面白さの話でしょ。本人がギャラに文句を言ったわけでもないのに、なんで本気で怒ってる人がいるのか分からない。

24. 海外の名無しさん(>>22への返信)
それに、額面がまるごと手元に残るわけでもないしね。エージェントに10〜15%、弁護士に5%、広報担当に5%くらい取られたら、税金を引く前で12万ドル前後。俳優は毎年映画の仕事があるとは限らないから、それで次の仕事まで食いつなぐ人も多いんだよ。

25. 海外の名無しさん
初代『スター・ウォーズ』(1977年)でオビ=ワン・ケノービを演じたアレック・ギネスも、出演料は15万ドルだったらしい。ただ1977年の15万ドルだから今よりずっと価値があるし、収益の2.25%を受け取る契約もしてて、長年で9000万ドル以上になったとか。以上、今日の役に立たない豆知識でした。

まとめ

クリス・ヘムズワースが『マイティ・ソー』1作目で受け取った出演料は、報道によれば約15万ドル。無名の新人は1作目を安く引き受け、当たってから続編で稼ぐ――シリーズものではよくある流れだ。コメント欄では「業界の相場では安い」「いや十分すぎる大金だ」の両方の声が上がりつつ、最初の安い契約が大きな見返りにつながった、という見方が多かった。

元ソース: クリス・ヘムズワースが『マイティ・ソー』(2011年)で受け取ったギャラは、報道によればわずか15万ドルだったと知った

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