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「進化論なら真っ先に禁書だったはず」教会の禁書リストにダーウィンが一度も載らなかった理由

「進化論なら真っ先に禁書だったはず」教会の禁書リストにダーウィンが一度も載らなかった理由 人物・偉人

「教会が禁じた本のリスト」と聞けば、まっさきに思い浮かぶのはダーウィンの『種の起源』ではないでしょうか。進化論なんてキリスト教ともっとも相性が悪そうな本ですから。ところが、カトリック教会の禁書目録(インデックス)を実際にめくってみると、ダーウィンの著作は一冊も載っていません。一方で、まったく予想外の名前がずらりと並んでいました。

※注:「インデックス」はラテン語の Index Librorum Prohibitorum(禁書目録)の略。教会が信者に読むことを禁じた本の公式リストのこと。

今日の知ってた?

📏 カトリック教会の禁書目録は1559〜1560年に正式に導入され、1966年に廃止された。廃止の理由のひとつは「出版される本が多すぎて、もはや追いつけなくなった」こと。そして通説に反して、チャールズ・ダーウィンの著作は一度も禁書目録に載らなかった

背景:禁書目録とは

禁書目録は、カトリック教会が「信仰や道徳に害がある」と判断した書物を信者に読ませないために作った公式のブラックリストです。最初の正式版は16世紀半ば、宗教改革で揺れる時代に生まれました。一度載った本がのちに外されることもあり、版は何度も改訂されています。最初期の版は「リストに載った著者の本はすべて禁止」という全面禁止を課して、さすがに厳しすぎると見直された、という経緯もあります。

このリストが400年も続いたあと、1966年に廃止されます。教会が公式に挙げた理由のひとつが、なんとも人間味のある「世の中に出版される本が多すぎて、いちいちチェックして禁止していられなくなった」というものでした。

もう少し詳しく

載っていた顔ぶれが豪華すぎる。リストには、地動説のコペルニクスやガリレオをはじめ、のちの時代にはデカルト、カント、ルソー、ヴォルテール、サルトルといった哲学・思想の大物がずらりと並びました。要するに、近代思想史の教科書をそのままなぞるような顔ぶれです。皮肉なことに、このリストは「読んではいけない本」のはずが、後世から見ると「一度は読んでおきたい名著リスト」のようになってしまいました。

では、なぜダーウィンは載らなかったのか。カトリック教会は、もともと聖書の天地創造を文字どおりに受け取る立場ではありませんでした。創世記を「世界の成り立ちの一つの語り方」として読む解釈の伝統があり、進化論そのものを真っ向から敵視していたわけではなかったのです。「進化論=キリスト教の敵」というイメージは、どちらかというと聖書を一字一句そのまま信じる一部のプロテスタント系の人たちと結びついたもので、それがいつのまにかキリスト教全体のイメージとして広まった——というのが実情のようです。

ガリレオが載ったのは「地動説そのもの」が理由ではなかった。よく「教会が科学を弾圧した象徴」と語られるガリレオですが、当時の文脈はもう少し込み入っています。地動説をあくまで「数学的なモデル・仮説」として扱う分には許されていて、彼を本当に追い込んだのは、確たる証拠がないまま「これが事実だ」と言い切り、しかも自分の後ろ盾だった教皇を著作の中で公然とおちょくった点だった、と言われています。科学史というより、人間関係のこじれの面も大きかったわけです。

海外の反応

1. 海外の名無しさん
「禁書目録=ダーウィン」だと思い込んでたから、載ってないと知って二度見した。むしろ載ってない方が意外すぎて、そっちが今日いちばんの驚きだわ。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
カトリックは昔から創世記を文字どおりには読んでなくて、ダーウィンとローマの関係はわりと良好だったらしいよ。だから載らなかったのも納得といえば納得。

3. 海外の名無しさん(>>1への返信)
「進化論を否定するキリスト教徒」のイメージって、実は聖書を一字一句信じる一部の人たちの話なんだよね。それが全体の代表みたいに広まっちゃってる。

4. 海外の名無しさん
廃止理由が「本が多すぎて追いつけなくなった」って、教会がやったことの中でいちばん共感できる。締め切りに追われて諦める感じ、めっちゃ人間っぽくて好き。

5. 海外の名無しさん(>>4への返信)
400年やってきて最後が「もう無理、量が多すぎ」なの、ちょっと笑っちゃうよね。どんな仕事も最後はだいたいこれ。

6. 海外の名無しさん
このリスト、よく見ると哲学・思想史のオールスター名鑑なんだよな。コペルニクス、ガリレオ、後の時代だとデカルトやカントやルソーまで。禁書のはずが完全に名著ガイドになってる。

7. 海外の名無しさん(>>6への返信)
要するに「面白い本ぜんぶ」ってことね。読書リストに困ったらこれ見ればいいまである。

8. 海外の名無しさん
発禁にするとかえって宣伝になるやつ、昔からあったんだな。「禁止された本」って言われると逆に読みたくなるのが人間の性で、教会は最高の販促をしてあげてたことになる。

9. 海外の名無しさん(>>8への返信)
隠そうとするほど広まるやつ、今でいうネットの炎上と同じ構造だよね。消そうとすると逆に拡散する。

10. 海外の名無しさん
ガリレオの件、よく「地動説を弾圧された」って語られるけど、実際は証拠がないのに事実だと言い張った上に、後ろ盾だった教皇を本の中でおちょくったのが致命傷だったらしい。科学というより人間関係の話。

11. 海外の名無しさん(>>10への返信)
当時は「数学のモデルとして扱う分にはOK」って言われてたんだよね。それを「これが真実だ」と断言しちゃったのがまずかった。

12. 海外の名無しさん(>>10への返信)
結果的に彼が正しかったのは事実だけど、当時の手持ちの証拠だけ見れば「断言できる段階じゃなかった」のも本当なんだよな。後出しで正解扱いするのは少しずるい気もする。

13. 海外の名無しさん
そもそもカトリックの司祭で進化論や宇宙論を研究してた人、普通にいるからね。遺伝の法則を見つけたメンデルだって修道士だったし、教会=反科学って単純な話じゃない。

14. 海外の名無しさん(>>13への返信)
ビッグバン理論の元になる説を出した人もカトリックの聖職者だったはず。科学と信仰、思ってるほど真っ向対立じゃないんだよね。

15. 海外の名無しさん
カトリックとプロテスタントを一緒くたにしてる人、ネットだと本当に多い。教義も歴史もかなり違うのに、ぜんぶ「キリスト教」でひとくくりにされがち。

16. 海外の名無しさん(>>15への返信)
進化論を嫌うので有名なあの感じは、特定の宗派の話なんだよね。それを全体に広げて語られると、当の本人たちは「うちは違うけど…」ってなると思う。

17. 海外の名無しさん
カトリック系の学校に通ってたけど、普通に進化論を授業で習ったよ。創世記は「文字どおりの記録じゃなくて成り立ちの語り」って教わった。世間のイメージと実際の温度差がすごい。

18. 海外の名無しさん
このリスト、改訂のたびに名前が足されたり消されたりしてたのが面白い。一度載っても後で外れることがあるって、ブラックリストにしては意外と流動的なんだな。

19. 海外の名無しさん(>>18への返信)
最初の版が「載った著者の本は全部禁止」っていうゴリゴリの全面禁止で、さすがに厳しすぎると見直されたって話も好き。初版が尖りすぎてて草。

20. 海外の名無しさん
近代思想の大物がこれだけ揃ってるってことは、要は「自分の頭で考える本」が軒並み引っかかってたってことだよね。批判的に考えることと、上から決まった教えって、やっぱり相性が悪い。

21. 海外の名無しさん
ラテン語のタイトルがいちいちかっこいいんだよな。Index Librorum Prohibitorum、声に出して読みたいラテン語。意味は地味に「禁じられた本の目録」なんだけど響きが重厚すぎる。

22. 海外の名無しさん(>>21への返信)
語尾に -orum つけるとなんでもラテン語っぽくなる説。リストにのらないように普段から気をつけて生きていきたいオレオラム。

23. 海外の名無しさん
日本のアニメに『とある魔術の禁書目録(インデックス)』ってあるけど、まさにこのリストが名前の元ネタなんだよね。今日その由来がつながって、頭の中でカチッとはまった。

24. 海外の名無しさん
結局いちばん刺さったのは廃止の理由。荘厳な教会が400年かけて続けたリストの最後が「量が多すぎて無理でした」って、なんかもう全人類の共感を集める終わり方で笑う。

まとめ

禁書目録は1559〜1560年から1966年まで続いたカトリック教会の「読んではいけない本」の公式リストで、コペルニクスやガリレオ、後年にはデカルトやカント、サルトルといった大物が並ぶ一方、誰もが載っていそうだと思うダーウィンは一度も入りませんでした。コメント欄では「載ってない方が意外」「禁書リストが逆に名著ガイドになってる」「発禁は最高の宣伝」といった声に加え、廃止理由の「本が多すぎて追いつけなくなった」という人間味に共感が集まり、教会=反科学という単純なイメージを見直す投稿も目立ちました。

元ソース: 今日知った話:カトリック教会の禁書目録は1560年に始まり1966年に廃止された——「本が多すぎて追いつけなくなった」のが一因で、通説に反しダーウィンの著作は一度も載らなかった

コメント

  1. Reddit名無しさん より:

    コペルニクスの『天球の回転について』かな?
    科学的に正しくなくてもコペルニクスモデルはある、ガリレオモデルは無い、勘違いされているが風説の流布に過ぎないんですよ。
    進化論は『種の起源』だったかな?
    環境適応で形態の変化が起こるまではいい、それが遺伝情報に反映される仕組みが説明されていないから、分子生物学的には仮説の一つに過ぎないんですよ。
    科学知らずがカトリック叩きに使っているだけ。

  2. Reddit名無しさん より:

    1966年にはDNAが発見されて、構造まで判っていたでしょ。

  3. Reddit名無しさん より:

    地動説も映画や漫画で描くほどには攻撃してないでしょう

  4. Reddit名無しさん より:

    進化論なあ、
    発掘された化石によると現代に生存する動物達は20万年前くらいに突然現れたって話あるけどどうなんだろ