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「6月に雪が積もり、7月と8月には霜が降りた」1816年が”夏のない年”と呼ばれた理由とは

「6月に雪が積もり、7月と8月には霜が降りた」1816年が"夏のない年"と呼ばれた理由とは 自然・科学

6月の朝、窓の外を見たら雪が積もっていた——。1816年、北米やヨーロッパの一部で実際に起きた光景です。「夏のない年」と呼ばれたこの異常気象の原因は、地球の裏側で起きたたった一つの火山の噴火でした。なぜ夏に雪が降り、世界中が飢えに苦しむことになったのか、その理由をたどってみます。

今日の知ってた?

🌋 1815年、インドネシアのタンボラ山が大噴火(VEI7)。翌1816年は北半球が異常な寒さに見舞われ、6月に雪、7・8月には霜が降りた。農作物は壊滅し、世界各地で飢饉が起きた。

背景:タンボラ山の噴火とは

1815年4月、インドネシア・スンバワ島のタンボラ山が大噴火を起こしました。噴火の規模を示すVEI(火山爆発指数)は最大級の7。これは有史以来もっとも大きな噴火とされ、1883年のクラカタウや1991年のピナトゥボ(ともにVEI6)をさらに上回る規模でした。

噴き上げられた大量の火山灰と二酸化硫黄は成層圏にまで達し、微粒子の層(エアロゾル)となって地球全体を覆いました。これが太陽光をさえぎって地表に届く熱を減らした結果、世界規模で気温が下がる「火山の冬」が起きたのです。噴火そのものは地球の裏側でも、その影響は1年遅れで北半球を直撃しました。

もう少し詳しく

飢饉、移民、そして名作の誕生。寒さで作物が育たず、北米やヨーロッパでは食料価格が高騰し、多くの人が飢えに苦しみました。新天地を求めてアメリカ西部へ移住する人が増えたのも、ちょうどこの頃です。

意外なところでは、自転車の原型もこの年に生まれています。馬の飼料が高騰して馬に頼らない移動手段が求められた——ドイツのカール・ドライスが発明した二輪車「ドライジーネ」が、その一つの答えでした。

そしてもう一つ。じめじめと寒い夏、スイスのレマン湖畔の別荘に滞在していた若き作家メアリー・シェリーは、外で遊べない退屈しのぎに「怪談を書く遊び」を始めます。そこから生まれたのが、後世に残る怪物の物語『フランケンシュタイン』でした。

海外の反応

1. 海外の名無しさん
たった一つの火山が、1年間も世界中の天気を変えてしまったというのが本当に恐ろしい。自然のスケールの前では人間なんて無力なんだなと改めて思う。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
今でも僕らは飢饉から自由になったわけじゃないよ。流通が発達して地域的な不作は他から輸入で補えるけど、地球規模でこの規模の冷害が起きたら世界中が一斉に食糧難になる。

3. 海外の名無しさん
自転車が発明されたのもこの年なんだよね。馬が食べられてしまって、代わりの移動手段が必要になったから、という説があるらしい。

4. 海外の名無しさん(>>3への返信)
待って、つまりツール・ド・フランスは1816年に誰かが馬を食べたせいで存在してるってこと…?

5. 海外の名無しさん(>>3への返信)
発明者が挙げた理由は、馬の餌(というか食料全般)が馬鹿みたいに高くなったから、だったはず。自転車も動かすのに食べ物は要るけど、馬よりはずっと少なくて済むからね。

6. 海外の名無しさん
この夏にメアリー・シェリーが『フランケンシュタイン』を書き始めたのも有名な話。寒くて外に出られず、別荘にこもって怪談大会をやった結果だというから面白い。

7. 海外の名無しさん(>>6への返信)
同じ別荘にいたバイロン卿が書いた断片が、後の吸血鬼小説の原型につながったとも言われてるよ。一つの寒い夏から、ホラー文学の二大巨頭が生まれたわけだ。

8. 海外の名無しさん
噴火はタンボラ文化そのものを消し去ったんだよね。1万人以上が一夜で消え、独自の言語まで失われた。歴史家が「東洋のポンペイ」と呼ぶ遺跡だけが残された。

9. 海外の名無しさん
タンボラの1815年噴火は、記録に残る中で最後のVEI7なんだよな。あのクラカタウもピナトゥボもVEI6止まり。桁が一つ違う規模だったということが恐ろしい。

10. 海外の名無しさん
頼むからもう一回噴火してくれ…。今年の猛暑にやられているイギリス人からの、切実なお願いです。

11. 海外の名無しさん(>>10への返信)
気をつけたほうがいい。涼しさはセットで作物の不作と飢饉を連れてくるんだから。涼しい夏と引き換えに食べる物がなくなったら本末転倒だよ。

12. 海外の名無しさん(>>11への返信)
とはいえ、これから毎年50℃まで上がる熱波が来るのも、作物にとっては全然いいことないけどね。どっちに転んでも農業は厳しい時代になりそうだ。

13. 海外の名無しさん
で、火山の神様ってどうやったら怒らせられるの?念のため、避けたい行動リストを作っておきたいんだけど。

14. 海外の名無しさん
結局この記事の最大の学びは「馬は美味しい」ということなのでは。

15. 海外の名無しさん(>>14への返信)
馬肉は世界中で食べられてるよ。僕は馬の干し肉(チャルキ)を食べたことがあるけど、本当に美味しかった。あの飢饉のときの人たちの気持ちも少し分かる気がする。

16. 海外の名無しさん
日本でいう天明の飢饉の少し後くらいか…と思ったら、あれも浅間山やアイスランドのラキ火山の噴火が絡んでたんだよな。火山と飢饉って、世界中でセットなんだと実感する。

17. 海外の名無しさん
もし今これが起きたらと考えるとゾッとする。スーパーの棚から食料が消えて、世界中が奪い合いになる未来が、簡単に想像できてしまう。

18. 海外の名無しさん(>>17への返信)
流通のグローバル化で地域的な飢饉は減ったけど、逆に世界中が同じ供給網に頼っているぶん、一斉に不作になったときの被害は1816年より大きいかもしれない。

19. 海外の名無しさん
火山ひとつで地球全体の気候が1年も狂うって、考えれば考えるほど怖い。人類の歴史なんて、自然のちょっとした機嫌で簡単に書き換わってしまうんだな。

20. 海外の名無しさん
当時の人は原因が地球の裏側の火山だなんて知る由もなかったわけで。6月に雪が降って作物が枯れていく中、世界の終わりが来たと本気で思った人も多かっただろうな。

21. 海外の名無しさん
寒い夏→外で遊べない→暇つぶしに怪談→『フランケンシュタイン』誕生、という流れが好きすぎる。名作って、意外とこういう偶然から生まれるんだよね。

22. 海外の名無しさん(>>21への返信)
退屈が最高の創作環境っていうのは、案外どの時代も変わらないのかもしれないね。スマホがなかったぶん、彼らは自分の頭の中で物語を作るしかなかったわけだし。

23. 海外の名無しさん
今日の収穫:6月に雪が降った年が実在した。火山すごい。歴史の「たまたま」がこんなに面白いとは思わなかった。

まとめ

地球の裏側の火山ひとつが、北半球の夏を丸ごと奪った1816年の異常気象。飢饉や移民を引き起こす一方で、自転車や『フランケンシュタイン』という思わぬ副産物も生み出しました。コメント欄では自然の恐ろしさへの畏怖と、馬肉ジョークや猛暑への愚痴が入り混じり、海外の名無したちの好奇心が止まらない様子でした。

元ソース: 1816年「夏のない年」6月に雪が降った話

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