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「株式の94%を慈善財団が所有」工具で有名なあのボッシュ、昨年は約320億円を寄付に回していた…?

「株式の94%を慈善財団が所有」工具で有名なあのボッシュ、昨年は約320億円を寄付に回していた…? 自然・科学

電動ドリル、自動車の燃料噴射装置、食洗機。日本でもおなじみのドイツ企業ボッシュ。その株式のなんと94%を、利益を社会に還元するための慈善財団が握っている——そう聞くと、ちょっと世界の見え方が変わってこないだろうか。昨年だけで2億ユーロ超を寄付に回したというから驚きだ。

※注:ボッシュ(Bosch)は1886年創業のドイツの大手メーカー。電動工具・自動車部品・家電で世界的に知られ、日本でも工具やワイパー、食洗機でファンが多い。

今日の知ってた?

📏 ボッシュ社の株式のおよそ94%は、創業者の遺志で設けられた「ロバート・ボッシュ財団」が所有している。株主への配当に消えるはずの利益の多くが、医療・教育・国際理解といった公益事業へ流れる仕組みで、昨年は2億ユーロ超(約320億円)が社会貢献に充てられた。

背景:ロバート・ボッシュ財団とは

創業者ロバート・ボッシュは「自分が儲けた金を、最後はもっと役に立つことに使いたい」という考えの持ち主だったと伝えられている。彼の遺志を継ぐ形で1964年に設立されたのがロバート・ボッシュ財団だ。財団は会社の株式の大半を保有するが、経営に直接口を出すための議決権は別の機関が握っており、「利益は公益に、経営は会社に」と役割がきれいに分かれているのが特徴とされる。

創業家であるボッシュ一族が持つ株はわずか数%ほど。つまり、この巨大企業は一握りのオーナーのものでも、配当を求める株主たちのものでもなく、その大部分が「公益のための器」に収まっているわけだ。

もう少し詳しく

株主がいないと、会社は何が変わるのか。上場企業は四半期ごとに「もっと儲けろ」と株主から迫られる。だが配当を求める株主がいなければ、目先の利益最大化より長期の品質や評判を優先しやすい。ボッシュが研究開発や技術解説の資料づくりに力を入れているのも、この「せかされない経営」と無関係ではないという見方がある。

似た仕組みは他にもある。実は高級時計のロレックスも、創業者ハンス・ウィルスドルフが全株を財団に譲り渡した「財団所有」の会社だ。長期的なブランド価値を守るため、あえて生産を絞り続けている——という点までボッシュと発想が通じている。ドイツではスーパーのリドルやカウフラントも財団がからむ所有形態をとっており、欧州では決して珍しくない経営モデルなのだ。

海外の反応

1. 海外の名無しさん
ロレックスも実は財団が完全所有してる会社なんだよな。あの強気な値付けと品薄っぷりを見てると、とても慈善っぽい雰囲気はしないけど(笑)。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
創業者のウィルスドルフが「自分の時計ブランドの評判と長い未来を守りたい」って理由で、全株を自分の財団に渡したらしい。だから株主がいなくて、利益は公益事業に回る。ただし長期目線で動くから、需要があっても増産しない。人気モデルに何年待ちの行列ができるのはそのせいだとか。

3. 海外の名無しさん(>>2への返信)
増産して稼げばいいのに、と思うけど、財団は「数を絞ることこそがブランドの価値」だと考えてるんだろうね。儲けより格を取る、財団所有ならではの判断だわ。

4. 海外の名無しさん
今日のひとつ知った話:redditはボッシュが嫌いらしい(コメント欄が文句であふれてるのを見ながら)。

5. 海外の名無しさん(>>4への返信)
redditは何にでも文句を言うからね。イタリアの片田舎で革を手縫いしてる職人じゃなきゃ気が済まないんだよ。で、その職人が利益を40%乗せてると知った瞬間「金の亡者だ」って今度はそっちを叩き始める。もう誰も褒められない。

6. 海外の名無しさん(>>4への返信)
怒ってるのは最新型の食洗機を買った人たちだと思う。皿を入れるラックの設計が最悪で、グラスがすべって何個も割れたって嘆いてる人がいたよ。昔のモデルは名機だったのにね。

7. 海外の名無しさん
ちょうどボッシュの食洗機を買ったところなんだけど、この話を聞いてちょっと出費の言い訳ができた気分。慈善財団のお手伝いをしたと思えば、まあ高くてもいいかなって。

8. 海外の名無しさん(>>7への返信)
良い買い物だよ。ボッシュの食洗機はほんとに静かでよく洗える。うちはドリルとドライバーのセットも愛用してるけど、この所有構造を知ってからは値段にも納得できるようになった。

9. 海外の名無しさん
ボッシュって技術解説のガイドがめちゃくちゃ充実してるんだよね。エンジニアリングや仕組みをきちんと教えてくれる資料が無料で読める。本当に良い会社だと思う。

10. 海外の名無しさん
株主がいなくて、利益の大半を会社の外に流さなくていいっていうのは強いよね。もしSteamが上場して株主に説明責任を負うことになったら、と想像するとゾッとする。

11. 海外の名無しさん(>>10への返信)
PCやコンソールのゲームに広告がねじ込まれてないのは、Steamが「プレイ中に広告を強制するゲームは載せない」ってルールを守ってるからだと本気で思ってる。もし株主に迫られてあのルールを外したら、ゲームが全部スマホゲーみたいになるよ。

12. 海外の名無しさん(>>11への返信)
そのルールがあったの知らなかった。聞いて心底ほっとしたわ。生活のあらゆる場所が広告で埋まってる時代に、ゲームだけは踏みとどまってくれてる理由が分かった気がする。

13. 海外の名無しさん
高級ステータスブランドが裏で慈善財団に所有されてるって、考えようによっては富の再分配としてけっこう優秀な仕組みじゃない?金持ちのお布施を強制徴収してるようなものだもの。

14. 海外の名無しさん
これって結局、税金逃れのための仕組みでしょ。財団所有のビジネスモデルってそういうものだって聞いたことがある。

15. 海外の名無しさん(>>14への返信)
それは違うよ。創業者のロバート・ボッシュは本気で社会派の人物だったんだ(冗談じゃなくて)。財団が設立されたのは1964年で、節税スキームが流行りだしたのは1980年代以降。時系列が合わない。それに一族が持ってる株はたった6%ほどで、節税で得する当人がほとんどいない。

16. 海外の名無しさん(>>14への返信)
そもそも寄付の税控除って、100ユーロ寄付して30ユーロ戻ってくる、みたいな話だよ。差し引き70ユーロは確実に減るんだから、節税目的だけで2億ユーロも出すわけがない。儲けたいなら寄付しないのが一番得なんだから。

17. 海外の名無しさん
ドイツでビジネスをやってる身として言わせてもらうと、これはドイツでも一般的なモデルってわけじゃない。税金の仕組み的にも「節税のためにやってる」という説明は正確じゃないよ。

18. 海外の名無しさん
非営利だの財団所有だの言っても、上の人たちはとんでもない高給をもらってたりするからなあ、と疑ってしまう自分がいる。

19. 海外の名無しさん(>>18への返信)
むしろ逆じゃない?利益を抜いていく株主がいないんだから、その分しっかり良い給料を払える余地があるはず。会社からお金を持ち出す人が少ないんだもの。

20. 海外の名無しさん
「どこが悪い会社なんだ」ってモヤモヤしてる人へ。ボッシュの社会貢献活動はちゃんと公式サイトに載ってるよ。匂わせだけで何も言わないより、まず読んでみるのがいいと思う。

21. 海外の名無しさん
正直、ボッシュには戦時中の負の歴史もある。当時のドイツ企業の多くと同じように強制労働を使い、主に空軍向けの航空機部品を作っていた。ただ、創業は19世紀でナチス政権を選んだわけでもなく、他の独企業に比べれば関与は限定的だったとされる。光も影も込みで知っておきたい会社だ。

22. 海外の名無しさん
財団が受け取る寄付がどう使われてるかなんて、その支援を受けてる現場の人たちにとってはどうでもいい話で。とにかく助かってる、それがいちばん大事だと思うんだよね。

23. 海外の名無しさん
ロレックスは生産できる本数よりずっと少なく作って、わざと品薄の高級市場を演出してる。小売店には「もっと欲しけりゃ売り場をロレックスで埋めろ」と迫って、目立つ陳列を作らせる。仕組みとしては天才的だけど、正直あのやり方はちょっと後味が悪い。

24. 海外の名無しさん(>>23への返信)
それって高級ブランドではごく普通の戦略だよ。在庫を絞って希少性を演出する。市場に商品を溢れさせたら価値がなくなるから。業界の仕組みそのものだね。

25. 海外の名無しさん
工具と食洗機を作ってる会社が、その儲けで医療や教育を支えてるって、なんだか不思議で良い話だ。次にボッシュの製品を見たら、ちょっと見る目が変わりそう。

まとめ

日本でも工具や食洗機でおなじみのボッシュは、株式の約94%を慈善財団が握り、昨年だけで2億ユーロ超(約320億円)を社会貢献に回した「公益のための会社」だった。コメント欄は同じく財団所有のロレックスとの比較で盛り上がる一方、「結局は節税では?」という疑いも噴出。だがそれに対し「創業者は本物の社会派」「寄付で得する仕組みではない」と冷静に反論する声が多く、戦時中の負の歴史まで含めて語ろうとする誠実なトーンが印象的だった。

元ソース: 「ボッシュの94%は慈善財団が所有しており、昨年2億ユーロ超を社会貢献に寄付した」

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