「テレタビーズ」と聞くと、丸い丘とパステルカラーの4人組をぼんやり思い出す人が多いはず。でも、緑のあの子(ディプシー)に「アフリカ系という公式設定」があるって、知ってましたか?子供番組とは思えないほどガッツリ設定が作り込まれていて、海外の掲示板はちょっとした騒ぎになっています。
※注:「テレタビーズ」は1997年に英BBCで放送開始、日本ではNHK BS2で1998年から放映された幼児向け番組。「テレタビー」というのは番組に登場する4体のキャラクターの総称で、お腹に画面が埋め込まれ、丘陵地帯(テレタビーランド)で暮らしている。
今日の知ってた?
🟢 緑のテレタビー「ディプシー」は、公式設定上アフリカ系。
📺 番組: テレタビーズ(Teletubbies)/1997年〜、英BBC
👥 4人組: ティンキー・ウィンキー(紫・男性)、ディプシー(緑・男性/アフリカ系)、ラーラー(黄・女性)、ポー(赤・女性/中国系)
🎭 ディプシー役を演じたのはジャマイカ系の俳優ジョン・シミット。顔は他の3体より明らかに濃い色で塗られている。
背景:そもそもテレタビーズって何だったのか
「テレタビーズ」は0〜4歳児を主な対象に作られた、英BBCの教育番組。明るいパステル色の丘、しゃべるお日さま(赤ちゃんの顔がはまっている)、お腹にテレビ画面、そして「エ・オー!」という独自言語。大人が観ると不思議さが先に立つが、幼児にとっては安心できるテンポと色彩で、世界120以上の国・地域で放送される大ヒットになった。
日本ではNHK BS2が1998年から放送し、深夜にこっそりハマった大人もいたのを覚えている人もいるはず。ところが当時、ほとんどの視聴者は4体のキャラクターについて「色違いの宇宙人みたいなやつ」くらいの認識でいた。実は制作側はかなり細かい設定を組んでいた、というのが今回のTILの肝だ。
もう少し詳しく:ディプシーの「アフリカ系」設定
「顔が他より濃い」は偶然じゃない。制作者は当初から、4体それぞれに異なる人種的バックグラウンドを与えると公言していた。ディプシーは肌の色がほんのり濃く塗られており、これは公式に「アフリカ系(of African descent)」と説明されている。中の人もジャマイカ系のジョン・シミットで、ディプシーが歌うリズム「バパタン♪」はレゲエのビートが下敷きだとも言われている。
他の3体にも一応設定がある。赤いポーは中国系で、中の人プイ・ファン・リーは香港にルーツを持つ英国人女優。番組内でポーが時々発する言葉は実は広東語で、「ファイディ!ファイディ!(早く!早く!)」と言っていた場面は、当時アメリカで「同性愛者への侮蔑語に聞こえる」と誤解されて騒動になったこともある※。紫のティンキー・ウィンキーは赤いハンドバッグを持ち歩いており、後年「LGBTのアイコン」として勝手に祭り上げられた経緯がある。
※注:1990年代後半、米国の一部団体がポーの発した広東語の音を英語のスラングと聞き違え、「子供向け番組が不適切な言葉を喋らせている」と抗議。その後「広東語で『もっと速く』の意味」と判明し、論争は沈静化した。
海外の反応
1. 海外の名無しさん
えっ、テレタビーって「血統」とか「人種」って概念がある世界線だったの?個別の不思議生物だと思って観てたから、急に現実が混じってきて怖いんだけど。
2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
わかる。リバイバル版だと「赤ちゃんテレタビー」が出てくるらしいけど、じゃあ親はどこにいるの?って話だよね。オリジナル版では4人以外の同種を見たことがない。
3. 海外の名無しさん(>>2への返信)
たぶん卵から孵る。たった今ぼくが決めた。
4. 海外の名無しさん
赤いポーが中国系(広東語話者)っていうのも公式設定だぞ。番組で何か言ってるなぁと思ってたあの音、ガチで広東語だったんだ。当時アメリカで「同性愛者への侮辱に聞こえる」って騒動になったの、いま思うと完全に勘違い案件。
5. 海外の名無しさん(>>4への返信)
当時、騒ぎが大きくなって店頭から消える前に彼女が慌てて買いに行ってたの思い出した。今となっては良い思い出。
6. 海外の名無しさん(>>4への返信)
別の場面では「またね、またね」って言ってるのが「銃を持ってる」に聞こえたって苦情も来てたらしい。アメリカじゃない国の話だけど、それでも幼児番組への注文として攻めすぎでは。
7. 海外の名無しさん
あいつの名前はディプシーだ。テレタビーを語るならまず名前を覚えて出直してこい。
8. 海外の名無しさん(>>7への返信)
ほんとそれ。ディプシーへのリスペクトが世間から足りてない。
9. 海外の名無しさん
ウィキペディアからの引用らしいけど「彼の顔は他のテレタビーより明らかに濃い色で、制作者は彼がアフリカ系の出身であると述べている」って書いてある。子供番組の設定書、想像の3倍くらい本気で作られてるな。
10. 海外の名無しさん(>>9への返信)
The Onion(風刺ニュースサイト)の記事を読んでる気分になってくる。「緑のテレタビー、ついにアフリカ系として公式認定」みたいな。
11. 海外の名無しさん
時間軸を十分長くとれば、人類みんなアフリカ系出身では?という哲学的ツッコミも置いておく。
12. 海外の名無しさん(>>11への返信)
さらに遡ると我々は全員魚です。テレタビーも例外じゃない。
13. 海外の名無しさん
紫のティンキー・ウィンキーは長年LGBTのアイコンとして愛されてきた存在。赤いハンドバッグを誇らしげに持ち歩いてる姿、いま見ても普通にかっこいい。
14. 海外の名無しさん(>>13への返信)
子供のころ「ティンキー・ウィンキーって同性愛者っぽいね」って言ったら、友達のお母さんに本気で怒られた記憶ある。「侮辱した」って解釈されたんだけど、当時の自分は「侮辱になるんだ?」って逆に混乱したよ。あれから30年経ったけど、いまだに腹が立つ。
15. 海外の名無しさん
まあ、いいんじゃないの?深く考えずに受け止めよう。緑のあいつがアフリカ系、それでこの世界がちょっとだけ豊かになるなら万々歳だ。
16. 海外の名無しさん
正直、テレタビーって「自然界の生き物」として認識したことが一度もなかった。「ただ、いる」存在。だから「アフリカ系」「肌の色が濃い」って設定が出てくると、急に進化論や移動の歴史が背景にチラつき始めて、自分の中の宇宙観が揺らぐ。テレタビーランド、設定が深すぎる。
17. 海外の名無しさん
子供のころから何となく分かってた気がする。紫=白人男性、緑=黒人男性、黄=白人女性、赤=アジア人女性。直感ってすごいな、それともテレビ画面から滲み出てたんだろうか。
18. 海外の名無しさん
僕はずっと「彼らは宇宙人」だと思ってた。だってお腹にテレビ埋まってるし、しゃべるお日さまの中に赤ちゃんいるし、地球産の生き物じゃないでしょ。
19. 海外の名無しさん
ちょっと余談だけど、自分が「人は歳をとる」って初めて実感したのはテレタビーがきっかけだった。大きなバケツを家のリビングに置いて、テレタビーの家ごっこをして遊んでたんだけど、ある日ふと、バケツに入れなくなってる自分に気づいた。子供心にショックで、人生は有限なんだなって悟った。あのバケツはどこに行ったんだろう。
20. 海外の名無しさん(>>19への返信)
「Fun fact」って始まったのに、内容が哲学的すぎて泣きそう。これ豆知識じゃなくて自伝だろ。
21. 海外の名無しさん
このあいだ「アニメの中で黒人キャラがしばしば緑色で描かれる」って記事を読んだばかり。緑のキャラなんてそんなにいたっけ?と思ってたけど、ディプシーで「ああ、確かに」って腑に落ちた。シュレックとかピッコロもそうかも。
22. 海外の名無しさん(>>21への返信)
中世のスカンジナビアでは、黒は青系の色として認識されていて、肌が濃い人は「青い人」と呼ばれていたらしい。アフリカは「青い土地(Bláland)」と表記されていたとか。色覚と文化、本当に面白い。
23. 海外の名無しさん
DEI※テレタビー、爆誕。1990年代後半の英国、思ってたよりずっと先進的だったのかもしれない。
※注:DEI=Diversity, Equity, Inclusion(多様性・公平性・包摂性)。近年の欧米企業や制作現場で重視されている方針。コメは半分冗談。
24. 海外の名無しさん
緑なら黒。これは映像作品共通のルール。ピッコロ、シュレック、グリンチ、マペッツのスクーター、そしてディプシー。歴史が証明してる(?)。
25. 海外の名無しさん
この投稿、本文より圧倒的にコメント欄が面白い。久々にRedditで腹抱えて笑った。テレタビーズはまだ我々を楽しませる力を失ってない。
まとめ
緑のテレタビー「ディプシー」がアフリカ系という公式設定、そしてポーが中国系(広東語話者)だという裏設定。子供番組として何となく観ていたあの不思議生物たちには、想像以上に細かい人物像が組まれていた。コメント欄は「えっ、知らなかった」派と「子供のころから何となく分かってた」派、そして「人類はみんな魚から来た」と話を宇宙規模に広げる派が入り混じり、20年越しのトリビアで再び盛り上がる、そんな夜になった。


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