「ロボット同士が3分しゃべり、本人たちは黙って聞くだけ」日本の婚活パーティーで、28人から4組のカップルが生まれていた…知ってた?

「ロボット同士が3分しゃべり、本人たちは黙って聞くだけ」日本の婚活パーティーで、28人から4組のカップルが生まれていた…知ってた? 文化・社会

初対面の相手を前にすると、何を話せばいいのか分からなくなる。そんな悩みを手のひらサイズのロボットに肩代わりさせた婚活パーティーが、2019年2月に東京・竹芝で開かれました。向かい合ったロボット同士が二人のプロフィールや共通点を紹介し合い、当の本人たちは黙って聞いているだけ。海外では「テクノキューピッド」と紹介され、掲示板では「拷問だ」「いや、よくできている」と意見が割れました。

今日の知ってた?

🤖 2019年2月9日、東京・竹芝地区で「ロボットが会話を代行する婚活パーティーin竹芝」が開かれた。主催は地元のCiP協議会と、IT企業サイバーエージェントの研究組織「AI Lab」。

🗣️ 参加者の代わりに話したのは、シャープの小型ロボット「ロボホン」。向かい合ったロボット同士が約3分間、持ち主の趣味や二人の共通点を紹介し合い、本人たちはその間口を挟まずに聞いていた。

💑 午前と午後の2部で計28人が参加し、4組のカップルが成立した。

背景:話すのはロボット、本人は聞き役

婚活パーティーでよくあるのは、男女が数分ずつ1対1で話し、時間が来たら相手を替えていく形式です。英語圏で「スピードデート」と呼ばれるのも同じ仕組みで、短い時間で自分を知ってもらわなければなりません。初対面だと緊張して話が続かない人や、自分の長所を口にするのが苦手な人にとっては、かなり負担の大きい場です。

このパーティーを企画したのは、竹芝地区の産業振興に取り組む一般社団法人CiP協議会です。ITmediaの報道によると、高橋竜之介事務局長は「多くの日本人が、自身のコミュニケーションに苦手意識を持つなどの理由があることから、コミュニケーションの起点にロボットを活用する本企画の開催を決めた」と説明しています。ロボットが話す内容を用意したのは、サイバーエージェントの人工知能の研究開発組織「AI Lab」でした。

会話を受け持ったロボホンは、シャープが2016年5月に発売した、身長約19.5センチのロボット型の携帯電話です。ロボットクリエーターの高橋智隆さんと共同で開発されました。電話として使えるうえに、小さな人型の体で歩いたり手足を動かしたりもできます。

もう少し詳しく

会話はAIではなく、人が書いた台本。参加者は事前に、趣味や好きな食べ物など45項目の質問に答えていました。サイバーエージェントのスタッフがその回答から二人の共通点を探して会話の文章を作り、ロボットはそれを読み上げます。ITmediaによれば、AIによる文章生成や音声認識は使っていません。日刊工業新聞が伝えた会話の例は、「奈保子さんはどんな食べ物が好きですか?」「和食や中華が好きです」「ぼくも和食のすしが好きです」というものでした。

午前は「聞くだけ」、午後は「そのあと5分話す」。パーティーは2部に分かれ、参加者はそれぞれ別の人でした。午前の部は男女8人ずつで、ロボット同士の会話を聞くだけで終わります。午後の部は男性5人、女性7人で、ロボットの会話のあとに本人同士が5分間話しました。カップルは各部で2組ずつ成立しています。参加者を計32人とした報道もありますが、男女別の内訳を伝えたITmediaなどの記事では、ここに挙げた28人です。

参加者の声。ITmediaによると、参加者からは「普段は好みの外見ではない相手の場合、話をあまり聞かないが、ロボットによる会話代行だったためしっかり内容を聞けた」という声が出ました。一方で、「話された内容が少し古かったので、ロボットに対して信頼できなかった」という不満もありました。サイバーエージェントの岩本拓也さんは「限られた時間で自己紹介を効率的に行える」と話し、ロボットを通すと自己アピールが自慢に聞こえにくくなる効果もあるとしています。ただし、サンプル数が少なくばらつきも大きいため、統計的にはっきりした差は見いだせなかったとも付け加えていました。

海外では「テクノキューピッド」。この話は、日本のニュースを英語で伝えるサイトSoraNews24が「カップルは黙って座り、テクノキューピッドが代わりに世間話」という見出しで紹介し、英語圏にも広まりました。記事は、ロボットが持ち主を褒めても本人の口から出た言葉ではないので自慢に聞こえない、という点を面白がっています。

海外の反応

1. 海外の名無しさん
デートの相手の目の前で、AIが自分のことをべた褒めし続けるのを黙って聞いてるなんて、ほとんど拷問だろ。それなら歯医者に行くほうがまだマシだ。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
でも、ロボットは2台で「会話」してるんだから、恥ずかしいのはお互いさまなんだよな。終わったあと、二人ともそのネタだけでけっこう話が弾みそう。

3. 海外の名無しさん(>>2への返信)
一緒に気まずい思いをした仲って、意外と強いんだよ。職場でも、最初の研修で一緒に恥をかいた同期とは、なぜか一生の付き合いになったりする。

4. 海外の名無しさん(>>1への返信)
歯医者に行ったところで、帰り道もひとりのままだけどな。少なくともこっちは、相手も同じ覚悟で申し込んでるんだから、何もしないよりずっと望みがある。

5. 海外の名無しさん(>>1への返信)
相手と話し始めるいちばんの動機が「とにかくこのロボットを黙らせたい」になるわけか。ある意味、よくできた仕組みだと思う。

6. 海外の名無しさん
「タナカサンハ、コンピューター技術者デス。ワタシガ保証シマス、トテモ優秀デス。ピピッ」
こんな声で自分を売り込まれたら、笑いをこらえる自信がない。

7. 海外の名無しさん(>>6への返信)
その最初の一行、もう『ブレードランナー』の原作者フィリップ・K・ディックの小説の書き出しにしか見えない。

8. 海外の名無しさん
写真を見たら、ロボットが手のひらに乗るくらいの小さな人型だった。かわいいのはずるい。あれが人間サイズのロボットだったら、怖くて逃げ出してたと思う。

9. 海外の名無しさん(>>8への返信)
でも、かわいいぶん余計に恥ずかしくない? あの小さいのが相手の目の前で、自分の長所を一生懸命しゃべってるんだぞ。

10. 海外の名無しさん
IT企業だらけのサンフランシスコのベイエリアあたりで、月末までにどこかのバーが絶対まねしてくる。賭けてもいい。

11. 海外の名無しさん(>>10への返信)
自分なら即参加する。しゃべっちゃいけないルールだと、隣の相手と目が合うだけで笑いがこらえられなくなるんだよ。中学の授業中みたいなあのノリ、もう一回やりたい。

12. 海外の名無しさん(>>11への返信)
教師をやってた頃、いちばん懐かしいのがそれ。勘のいい生徒とは、授業中に一言も発さずに顔だけで会話できた。困った子が何かやらかすと、目線だけで「先生、今の見ました?」って告げ口してくるんだ。

13. 海外の名無しさん
笑えるけど、実はうまい仕組みだと思う。本人同士は黙って座ってるだけだから、ロボットが何か言うたびに目くばせして、話す前から一緒に笑えるんだよ。

14. 海外の名無しさん(>>13への返信)
そうそう、ロボットはあくまで最初の気まずさを崩すための道具なんだよね。いったんクスクス笑い始めたら、あとは人間同士でずっと話しやすくなる。

15. 海外の名無しさん(>>14への返信)
AIブームには正直うんざりしてるけど、これは楽しそうだと認める。自分のロボットが何を言い出すか分からないから、二人とも無防備なまま向き合うことになる。人が打ち解けるのって、そういうときなんだよ。まあ、そのあと本人同士がちゃんと話せばの話だけど。

16. 海外の名無しさん
記事によると、ロボット同士の会話は1回3分くらいで、聞くだけで終わる回と、そのあと本人同士でも5分話す回に分かれてたらしい。28人の参加者から4組のカップルが生まれて、ロボットの評判も悪くなかったって。

17. 海外の名無しさん
みんな、日本の人口が減ってる理由がちょっとだけ分かった気がする……。

18. 海外の名無しさん(>>17への返信)
婚活イベント1回で少子化を語るのは無理があるよ。子どもが減ってるのは日本だけじゃないし、ネットで流れてくる話だけで決めつけないほうがいい。

19. 海外の名無しさん
「アジアの変わった話」って、だいたいこのパターンなんだよな。主催者は変わってるのを承知で、面白がってもらうためにやってるのに、英語圏のメディアは「ほら、あの国はこんな変なことをしてる」って報じる。本人たちだって、普通じゃないことくらい分かってるって。

20. 海外の名無しさん(>>19への返信)
面白がらせるためというより、主催側は話すのが苦手な人の負担を減らせるかを確かめる実験として開いてたみたいだよ。日本でも珍しいイベントとしてニュースになってたし、変わってるのは本人たちも承知のうえだと思う。

21. 海外の名無しさん
黙って座ってるカップルと聞いて、20年も奥さんと口をきかなかった奈良の旦那さんの話を思い出した。子どもばかり構う奥さんにすねてたっていう、海外のニュースにもなったやつ。あれの早送り版か。

22. 海外の名無しさん
そのうち人間も、絶滅寸前のサイみたいに囲いに集められて「さあ、つがいになってください」ってやられるんだろうな。動物園のパンダみたいに。

23. 海外の名無しさん(>>22への返信)
映画『ロブスター』がまさにそんな話だよ。独り身になるとホテルに送られて、期限までに相手を見つけないと、自分で選んだ動物に変えられてしまう。設定は面白いけど、映画自体はかなり退屈だったから、おすすめはしない。

24. 海外の名無しさん
現実の人付き合いまでAIに代わりにやってもらうなんて、どうかしてる。ちゃんと自分の口で話せよ。

25. 海外の名無しさん(>>24への返信)
一応言っておくと、AIが自分で考えてしゃべってたわけじゃないみたいだよ。事前のアンケートをもとに人が書いた台本を、ロボットが読み上げてただけらしい。自己紹介を代わりに読んでくれる司会者みたいなものだと思う。

まとめ

2019年に東京・竹芝で開かれた婚活パーティーでは、シャープの小型ロボット「ロボホン」が参加者の代わりに自己紹介や共通点を話し、28人の参加者から4組のカップルが生まれました。会話はAIが考えたものではなく、事前のアンケートをもとにスタッフが書いた台本です。

コメント欄は「黙って褒められるのは拷問」という声と、「一緒に笑えるから打ち解けやすい」という声に分かれました。英語圏のメディアが日本の変わった話として取り上げがちなことへの指摘や、「AIが自分で考えてしゃべっていたわけではなく、人が書いた台本を読み上げていただけ」という補足も出ていました。

元ソース: 日本のスピードデート(婚活パーティー)では、「テクノキューピッド」と呼ばれるロボットが独身の参加者の代わりに世間話をし、本人たちは完全に黙って座っていた。ロボットが持ち主を売り込んでくれるので、第一印象の緊張が和らいだ

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