意識を失って海に転落したとき、彼が乗っていた船はすでに15メートル先を走っていた。声を張り上げても届かない距離。追いつくことも、追われることもできないまま、男性はそこから28時間にわたって太平洋を漂い続けることになる——サメと遭遇し、クラゲに刺され、しまいにはカモメの群れにまで襲われながら。
※注:ここでの「カモメ」は英語のgull類全般を指す。とりわけ大型のニシセグロカモメなどは獰猛な捕食・腐肉食性で知られ、弱った獲物とみるやほぼ本能的に突いてくる習性がある。
今日の知ってた?
📏 2013年、体調を崩して意識を失った男性が、乗っていた船から海へ転落した。目を覚ました時にはすでに船は15メートル先を走っており、追いつくすべはなかった。そこから28時間にわたって漂流し、その間にサメと遭遇し、クラゲに刺され、カモメの群れにまで攻撃されながらも、最終的に救助されている。
背景:洋上転落事故とは
ヨットや漁船、クルーズ船からの転落事故は、その多くが「本人が気づかれないまま」進んでしまう。船は速度を落とさず走り続け、転落者の叫び声はエンジン音にかき消されてまず届かない。実際、洋上転落事故で行方不明のまま見つからない人は少なくないと言われ、数時間どころか半日以上も海面で生き延びられるケースの方がむしろ稀とされている。
今回のエピソードが海外掲示板で驚きとともに広まったのは、その「まず生き延びられない」条件——体調を崩しての転落、誰にも気づかれず船が先へ進んでしまったこと、そして28時間という異例の長さの漂流——がすべて重なりながらも、生還にたどり着いたからだ。
もう少し詳しく
転落までの経緯。コメント欄の指摘によれば、男性が意識を失った原因は元記事によると食中毒だったという。体調を崩した状態のまま甲板から海へ転落し、船上の誰も異変に気づかないまま船は航行を続けた。目を覚ました男性が最初に目にしたのは、すでに15メートルほど先を進んでいく、自分が乗っていたはずの船の姿だった。
28時間で起きたこと。漂流中、男性はサメ・クラゲ・カモメという三つの生き物と接触しているが、その中身はそれぞれ違う。サメは周囲を何度か旋回したものの、やがて興味を失ったのか離れていった。クラゲに刺されたのも、彼が何かをしたからというより、潮の流れに乗って偶然近づいてきたクラゲ側の事情に近い。一方でカモメだけは別で、弱っている生き物を見つけると本能的に突いてくる習性があり、男性はこの海鳥の群れから繰り返し攻撃を受け続けた。
生還、その後。掲示板には本人の友人を名乗る投稿があり、それによれば男性の名はブレット・アーチボルド。証言によれば、生還した翌日には早くもサーフボードに乗って波に乗っていたといい、今も変わらず海を楽しんでいるという。この体験をつづった著書も出版されている。
海外の反応
1. 海外の名無しさん
船からわずか15メートル。泳げば数十秒で届きそうな距離なのに、それがそのまま28時間の地獄に変わってしまうんだから恐ろしい話だ。
2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
それでもこの手の転落事故のほとんどは、行方不明のまま見つからずに終わる。28時間の苦しみで済んで、しかも生還できたなら、彼はとんでもなく運が良かった方だと思う。
3. 海外の名無しさん
海のことには詳しくないけど、個人的には低体温、照りつける太陽、口の中に何度も入ってくる塩水——そっちの消耗の方がよっぽど恐ろしい気がする。
4. 海外の名無しさん(>>3への返信)
それに加えて、強い日差しに炙られながらどんどん喉が渇いていくのも地獄だよね。周りにあるのは塩水しかないのに。
5. 海外の名無しさん
「体調を崩した」って表現、今度から自分が飲み過ぎた翌朝の言い訳に使わせてもらうことにするよ。
6. 海外の名無しさん(>>5への返信)
それに加えて28時間分の二日酔いまでオマケで付いてくるやつだろ、それ。
7. 海外の名無しさん
カモメにまで襲われたのか? 自然というやつは本当に容赦がないんだな……。
8. 海外の名無しさん(>>7への返信)
カモメを甘く見ない方がいい。特に大型のニシセグロカモメなんかは、瀕死に見える生き物ならほぼ何にでも突っかかっていく習性がある。弱った獲物を見つけると本能で動くんだ。
9. 海外の名無しさん
記事によれば、事故の翌日にはもうサーフボードに乗って波に乗っていて、しかも今も変わらず海を楽しんでいるらしい。……いったいどういうメンタルをしているんだ。
10. 海外の名無しさん(>>9への返信)
転覆した船の中に閉じ込められて生還したあと、プロのダイバーになった人の話を思い出すな。ある種の人間は「やめとこう、この先ずっと怖がって生きるのはごめんだ」ってなるんだと思う。
11. 海外の名無しさん
カモメの集団攻撃だけは勘弁してくれ、正直そこが一番つらいところだ。
12. 海外の名無しさん(>>11への返信)
頭も顔もお構いなしに何度もつつかれ続けたらしい。海面から出てるのは頭だけなんだから、逃げ場がないんだよな。想像するだけで背筋が寒くなる。
13. 海外の名無しさん
面白いのは、サメ以外の生き物には見事に全部やられてるってところなんだよな。まるでサメだけ空気を読んだみたいだ。
14. 海外の名無しさん(>>13への返信)
自分もそこが気になった。サメは何度か近くを通り過ぎただけで、特に面白いことは起きないと判断したのか、そのまま離れていったみたいだ。
15. 海外の名無しさん
この話、サメとクラゲとカモメが同時に襲いかかってくる場面を勝手に想像してたけど、実際はどういう順番だったんだろう。全部いっぺんに来られたら心が折れると思う。
16. 海外の名無しさん(>>15への返信)
実際はもう少し地味だよ。サメは彼を無視して興味を失っただけ、クラゲは彼を狙ったわけじゃなく潮に流されてきただけ。本気で悪意を持って攻撃してきたのは、カモメだけだったらしい。
17. 海外の名無しさん
船は28時間ものあいだ、ずっと15メートル先を走り続けていたことになるわけか。
18. 海外の名無しさん(>>17への返信)
実は転落から5分後には気づいていたのに、いたずらのつもりで28時間放置していた……なんてわけはないよな、さすがに。
19. 海外の名無しさん
これ、俺の友達だよ! ブレット・アーチボルドっていうんだ。数週間前もギリシャで家族と一緒に過ごしたばかりなんだけど、こんな目に遭ったのに今でも海を心から愛してる、本当にいい奴なんだ。あとテキーラオムレツの腕前もすごい。
20. 海外の名無しさん(>>19への返信)
彼の本、ちょうど読み終えたところ! 学校の図書館にあったのを手に取ったんだけど、教師の立場から見ても素晴らしい内容だった。特に十代の子にすすめたい一冊だと本人に伝えてほしい。
21. 海外の名無しさん
意識を失うほど体調を崩していたのに、そのまま30時間近くも泳ぎ続けられるものなのか? 正直よく分からない。写真が残っているから起きたこと自体は間違いないんだろうけど、状況がいまいち飲み込めない。
22. 海外の名無しさん(>>21への返信)
元記事によると、意識が朦朧とした原因はお酒じゃなくて食中毒だったらしい。それなら体力を振り絞って泳ぎ続けたというより、荒れた体調のままとにかく浮き続けたという方が近いのかもしれない。
23. 海外の名無しさん
クラゲは偶然、サメはただの通りすがり。でも本気で嫌がらせしてきたカモメの群れだけは、正真正銘のクソ野郎たちだったってわけだ。
まとめ
2013年、体調を崩して意識を失い海へ転落した男性は、船が15メートル先を走り去ったところから28時間にわたる漂流を強いられた。サメ・クラゲ・カモメという三者三様の遭遇を経て生還した顛末に、海外掲示板では「よくぞ生き延びた」という驚嘆と、洋上転落事故そのものへの戦慄、そして「カモメだけは本当に悪意があった」という妙に具体的な考察までが入り混じる盛り上がりを見せた。
元ソース: 2013年、ある男性は体調を崩して意識を失い海へ転落。船はすでに15メートル先を走っており、そこから28時間の漂流の末、サメ・クラゲ・カモメに遭遇しながらも救助された

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