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「今は海の底だけど、昔は歩いて大陸まで渡れた」英国とヨーロッパをつないでいた“失われた大地”ドッガーランドの話

「今は海の底だけど、昔は歩いて大陸まで渡れた」英国とヨーロッパをつないでいた“失われた大地”ドッガーランドの話 歴史

地図で見ると、英国は海をはさんで欧州大陸からくっきり切り離された島だ。でも今からおよそ8000年前まで、その海の底には「ドッガーランド」と呼ばれる広い陸地が広がっていて、人々は歩いて大陸とイギリスを行き来できたという。今は北海の海の底に沈み、漁船の網が時おりそこに眠る石器やマンモスの骨を引き上げる——そんな“失われた大地”の話が海外で話題になっていた。

今日の知ってた?

📏 英国はかつて、今は水没した「ドッガーランド」という陸地で欧州大陸と地続きだった。氷期に海面が今より低かった頃に陸続きとなり、温暖化で海面が上がった紀元前6000年頃までに大部分が海に沈んだとされる。今は北海の海底に眠り、漁網が石器や動物の骨を引き上げることがある。

背景:ドッガーランドとは

最後の氷期、地球の水の多くが氷河として陸に蓄えられていたため、海面は今よりずっと低かった。そのおかげで、現在の北海にあたる海域の一部が顔を出した陸地になっていて、それが英国と欧州大陸をつなぐ“橋”の役割を果たしていた。これがドッガーランドと呼ばれる場所だ。

やがて氷期が終わって気候が暖かくなると、溶けた氷が海に流れ込み、海面はじわじわと上昇していった。低い土地から順に水に呑まれ、紀元前6000年頃までにはドッガーランドの大部分が海の下に消えたとされる。こうして英国は、歩いて渡れる陸地から、海に囲まれた島へと姿を変えた。

名前の由来も面白い。「ドッガー」とは、かつてこの海域でタラ漁をしていたオランダの小型漁船「ドッガー」のこと。その漁場が「ドッガーバンク」と呼ばれ、さらにその下に沈んだ陸地が「ドッガーランド」と名づけられた。今でもドッガーバンクは北海の浅瀬として、航海の天気予報などにその名が登場する。

もう少し詳しく

豊かな狩猟採集の地だった。ドッガーランドは荒れ果てた荒野ではなく、川や湿地が入り組んだ、獲物の多い土地だったと考えられている。氷期が終わった頃には、ここで暮らした狩猟採集の人々にとって、食べ物に恵まれた“楽園”のような場所だったとも言われる。

きっかけは一本のモリだった。この海底に古い時代の痕跡があると本格的に注目されたのは、1931年のこと。北海で操業していた漁船が、海底からトナカイの角で作られた“返し付きのモリ先”を引き上げたのだ。後の調査で、それはこの一帯がまだ陸地だった時代のものと判明した。以来、漁船の網はマンモスやライオンといった動物の骨、そして石器や武器までも次々と海から拾い上げてきた。

人々はどこへ行ったのか。海面の上昇は一夜にして起きたわけではないので、住んでいた人々は少しずつ高い土地へ、つまり今の英国や北欧の沿岸へと移っていったと考えられている。文字を持たない人々だったため、彼らがこの土地を何と呼んでいたのかは分からない。それでも、海底から上がってくる遺物が、確かにここに人が暮らしていたことを今に伝えている。

海外の反応

1. 海外の名無しさん
海の底に陸地が眠ってるって、なんかアトランティスみたいでロマンを感じる。しかもアトランティスと違ってこっちは本当にあった場所っていうのがすごい。

2. 海外の名無しさん
1931年に漁船がトナカイの角のモリを引き上げた、っていうエピソードがめちゃくちゃ好き。海の底から太古のモリが上がってくる瞬間、漁師さんはどんな気持ちだったんだろう。

3. 海外の名無しさん(>>2への返信)
最初は「変な木の枝でも引っかかったか」くらいの気持ちだったかもしれないね。それが数千年前の道具だったって後で知る流れ、ロマンしかない。

4. 海外の名無しさん
タラを追いかけて漁に出るオランダの船が「ドッガー」で、そこから地名になったって由来が好きだな。地味な漁船の名前が、消えた大陸の名前になるとは。

5. 海外の名無しさん(>>4への返信)
名前の付き方が完全にしりとりで笑った。漁船ドッガー → 漁場ドッガーバンク → 沈んだ陸地ドッガーランド。きれいに繋がってる。

6. 海外の名無しさん
氷期には海面が今よりずっと低かったって理屈は分かるんだけど、それでも陸が海に沈むスケールがいまいち想像できない。地球すごい。

7. 海外の名無しさん
水没したのが大体8000年前って、地球の歴史で見たらつい最近だよね。恐竜とかと比べると「えっこの前じゃん」ってなる。

8. 海外の名無しさん(>>7への返信)
人類がもう普通に暮らしてた時代だからね。だからこそ実際にそこを歩いた人たちがいたっていうのが効いてくる。

9. 海外の名無しさん
よく考えたら日本も氷期には大陸と地続きだった時期があるんだよね。マンモスとかが歩いて渡ってきたって習った気がする。どこの島国も似たような過去を持ってるのが面白い。

10. 海外の名無しさん(>>9への返信)
今は海で隔てられてる場所が、昔は一本道だったって考えると地図の見え方が変わるよね。海は意外と新参者なのかもしれない。

11. 海外の名無しさん
イギリスが大陸から離れた、って表現を見て「これが元祖ブレグジットか」とちょっと思ってしまった。今回は自然がやったやつだけど。

12. 海外の名無しさん(>>11への返信)
しかも英国は今もじわじわ大陸から離れていってるらしいよ。離脱は永遠なのかもしれない。

13. 海外の名無しさん
荒れ地じゃなくて、川や湿地のある豊かな土地だったっていうのが意外だった。寒くて何もない原っぱを勝手に想像してたよ。

14. 海外の名無しさん
当時の人にとっては獲物の多い楽園みたいな場所だったって話、切ないな。一番いい土地から先に水に沈んでいったってことだよね。

15. 海外の名無しさん(>>14への返信)
住み慣れた土地が少しずつ水に呑まれていくのを、何世代もかけて見ていたわけだ。世界中に大洪水の伝説が残ってるのも、案外こういう記憶が元なのかもね。

16. 海外の名無しさん
海面の上昇って一気に来たわけじゃないから、住んでた人は少しずつ内陸に引っ越していったんだろうな。何世代もかけた、ものすごくゆっくりな避難だ。

17. 海外の名無しさん
DNAをたどると、自分のご先祖さまがドッガーランドを歩いてた可能性があるって言われたことがある。海面が上がって移動した人たちの子孫が、今の北欧やイギリスの沿岸に多いんだとか。

18. 海外の名無しさん(>>17への返信)
今は海になってる場所を、自分のはるか昔のご先祖が普通に歩いてたと思うと不思議な気分になるね。

19. 海外の名無しさん
文字を持ってなかったから、住んでた人たちがこの土地を何て呼んでたのか分からない、っていう一文がじわじわくる。名前すら残らなかった土地なんだな。

20. 海外の名無しさん
マンモスやライオンの骨まで上がってくるのか。北海の底に氷期の動物園がまるごと沈んでると思うと、漁に出るのがちょっと怖くなりそう。

21. 海外の名無しさん(>>20への返信)
オランダには、海底からさらった骨を大量に展示してる施設があるって聞いたことがある。ハイエナの噛み跡が残ったサイの骨とか、見てみたいような怖いような。

22. 海外の名無しさん
いっそ水を抜いてちゃんと調査できたらいいのにって思うけど、そんなの無理だよね。海の底のロマンは海の底のままなのがいいのかもしれない。

23. 海外の名無しさん
ドッガーランドって響き、なんだか架空の国みたいでかっこいい。ファンタジー小説に出てきても全く違和感がない。

24. 海外の名無しさん
アトランティスみたいな「謎の沈んだ大陸」じゃなくて、ちゃんと証拠の出てくる“実在した”沈んだ土地っていうのが逆にすごい。事実のほうがロマンあるパターン。

25. 海外の名無しさん
今は北海の天気予報で名前を聞くだけのドッガーバンクが、かつては人が暮らした土地の一番高い部分だった、っていうオチが効いてる。日常の中に大昔の名残がこっそり残ってるの、たまらない。

まとめ

今は北海の底に沈むドッガーランドは、かつて英国と欧州大陸をつないでいた実在の陸地で、紀元前6000年頃までに海に呑まれたとされる。漁網が引き上げる石器やマンモスの骨が、そこに人が暮らしていたことを今に伝える。コメント欄では「アトランティスより実在するほうがロマンがある」「ご先祖がそこを歩いていたかも」「日本も大陸と地続きだった」と、地図の見え方が変わる驚きと歴史へのまなざしが並んだ。

元ソース: 英国はかつて、今は水没した「ドッガーランド」という陸地で欧州大陸と地続きだった

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