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「電池をなめたみたい」あの花椒の痺れ、じつは舌の神経を文字どおり電気刺激していた…?

「電池をなめたみたい」あの花椒の痺れ、じつは舌の神経を文字どおり電気刺激していた…? 人物・偉人

麻婆豆腐や火鍋を食べたとき、舌がビリビリと痺れて「電池をなめたみたい」と感じたことはないだろうか。あの感覚、じつは比喩ではなく文字どおり「電気」に近い現象が舌の上で起きている。花椒(四川山椒)の痺れの正体を知ると、あの一口がちょっと違って見えてくる。

今日の知ってた?

📏 花椒に含まれる成分「ヒドロキシ-α-サンショオール」が、舌の神経細胞のカリウムチャネルをブロックし、神経を連続的に発火させる。その結果、実際には触れられていないのに「ビリビリ振動している」という錯覚の信号が脳に送られ続ける。研究では、その振動感覚はおよそ毎秒50ヘルツの軽いタッピングに相当すると報告されている。

背景:花椒(四川山椒)とは

花椒は中国・四川料理に欠かせない香辛料で、唐辛子の「辣(ラー=ヒリヒリする辛さ)」とは別系統の「麻(マー=痺れ)」を担当する。両方を効かせた味付けが、四川名物の「麻辣(マーラー)」だ。唐辛子の辛味成分カプサイシンが「熱さ・痛み」を感じる受容体を刺激するのに対し、花椒は痛みではなく「触覚・振動」の神経を直接いじってくる。つまり辛いのではなく「痺れる」。同じ「スパイシー」でもメカニズムがまったく違うのが面白いところだ。

もう少し詳しく

カプサイシンの「熱さ」とは別物。唐辛子はTRPV1という熱・痛みのセンサーを刺激して「燃えるような辛さ」を生むが、花椒のサンショオールはカリウムチャネルを塞いで神経の電気的なオン・オフを乱す。だから感じるのは痛みではなく、しびれ・振動・うずきといった「触覚側」の感覚になる。

そもそも唐辛子は新参者。唐辛子の原産地は南北アメリカ大陸で、世界に広まったのは大航海時代以降。それまで中国を含む旧世界の人々はカプサイシンの辛さを知らず、花椒のような「痺れ」で刺激を演出してきた長い歴史がある。麻辣という発想は、唐辛子が来てから両者が合体して完成したわけだ。

飲み込むと痺れは消える。カプサイシンが胃腸まで効いて後を引くのに対し、花椒のしびれは口の中だけ。消化の過程で分解されるため「入口でしか感じない」のも特徴とされる。

海外の反応

1. 海外の名無しさん
あるクイズ番組で出演者がこれを食べさせられたとき、史上最高の感想が生まれたらしい。「自分の後頭部が見える気がする」って。痺れの説明として完璧すぎるだろ。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
正直に言うと、最初のショックを乗り越えたあとは意外と穏やかで気持ちいいんだよな。クセになる。

3. 海外の名無しさん
中国料理には何種類かの「辛い」があって、これは「麻辣(マーラー)」って呼ばれてるやつだね。痺れる辛さ、っていう独自のジャンル。

4. 海外の名無しさん(>>3への返信)
他にどんな種類があるの?名前から察するに、麻=痺れ、辣=辛い、だよね。それ以外の「○辣」を全部知りたい。

5. 海外の名無しさん(>>4への返信)
「酸辣(スアンラー=酸っぱ辛い)」と「香辣(シャンラー)」があるよ。香辣の「香」は中国語で「いい匂い」も「美味しい」も意味するから、自分は「うまみのある辛さ」って訳してる。屋台ではたまに「甜辣(ティエンラー=甘辛い)」も見かける。

6. 海外の名無しさん(>>5への返信)
「香」はどちらかというと「芳香(フレグラント)」のニュアンスが近い気がする。鼻に抜ける香りごと辛い、みたいな。

7. 海外の名無しさん
なるほど、だから電池をなめたみたいな味がするのか。長年の謎が解けたわ。あれ完全に金属を舌に当てたときのあのピリッとくる感じだよな。

8. 海外の名無しさん
人間って、自分を食べさせないために辛さで武装してる植物を、わざわざ美味しいと言って食べるんだよな。自然さん、ナイストライ。でも残念でした。

9. 海外の名無しさん(>>8への返信)
植物「近寄るな(必死に毒を盛る)」 人類「うまっ、もっとくれ」 この構図ほんとに好き。

10. 海外の名無しさん
初めて食べたとき、本気で発作でも起こしたのかと思った。水を飲んだら炭酸みたいにシュワシュワ感じるし、口全体がブーンと振動してて、もうパニックだったよ。

11. 海外の名無しさん(>>10への返信)
わかる、まるでアレルギー反応みたいな味なんだよな。体が「これ食べていいやつ?」って混乱してる感じ。

12. 海外の名無しさん
四川そばを初めて食べてからこの痺れに完全にハマって、もう2か月くらい週1ペースで通ってる。あの感覚、一度知ると無性に欲しくなるんだよ。

13. 海外の名無しさん(>>12への返信)
そのうずく感じ、ほんと中毒性あるよね。まだなら四川式の酸辣湯(サンラータン)も試してほしい。顔面に直接フレーバーが飛んでくる勢いだから。

14. 海外の名無しさん
意外なのが、花椒は消化の過程で中和されるから「入っていくとき」しか痺れを感じないってこと。出ていくときに苦しむ唐辛子とは大違いで、そこが個人的にいちばん好きなポイント。

15. 海外の名無しさん
重慶の専門店で買ってる冷凍乾燥の緑の花椒、全然マイルドじゃないからな。あれは別格で、口の中が文字どおりブルブル震える。

16. 海外の名無しさん(>>15への返信)
くそ、その説明のせいで急に試したくなってきたじゃないか。緑のやつってそんなに違うのか。

17. 海外の名無しさん
花椒は強さにけっこう差があって、唐辛子と同じで品種や鮮度で全然違う。強烈なやつは口の中が振動してるみたいになって、もう小さな花火大会が舌の上で開催されてる感覚。

18. 海外の名無しさん
じつは自分、辛いものは大好きなのにこの痺れる辛さだけは本当に苦手なんだ。舌の上で軽い発作が起きてるみたいで、どうしても好きになれない。

19. 海外の名無しさん(>>18への返信)
自分も中国に1年住んでたのにこの四川の痺れだけはダメだった。美味しいと感じる人が本当にうらやましい。完全に好みが分かれるやつだと思う。

20. 海外の名無しさん
唐辛子がアメリカ大陸原産だってことを考えると、人類の大半は何千年も「辛さ」を知らずに暮らしてたんだよな。その間、中国の人たちはこの痺れで刺激を補ってたわけで、発想がすごい。

21. 海外の名無しさん
ちなみに花椒って、見た目も名前も「胡椒(ペッパー)」なんだけど、植物学的には胡椒の仲間ですらない。柑橘の仲間で、食べてるのは実の外側の皮の部分なんだよね。中の種は取り除く。

22. 海外の名無しさん(>>21への返信)
そう、新鮮なやつを見るとレモンと同じような小さな油胞のブツブツがある。あれが香りの正体で、まさに柑橘の親戚って感じ。

23. 海外の名無しさん(>>22への返信)
ここで誰かが必ず「柑橘は植物学的にはベリーに分類される」って言い出すんだ。そしてそこから果てしない分類学バトルが始まる。リスペクトを込めて言うけど、Redditらしくて最高だよ。

24. 海外の名無しさん
理屈はどうでもいいから、とにかく一度あの「後頭部が見える」感覚を体験してほしい。説明を100回読むより、四川料理を一口食べたほうが100倍わかる話だと思う。

25. 海外の名無しさん
香辛料ひとつでここまで神経科学の話になるとは。麻婆豆腐を食べるたびに「いま自分の舌のカリウムチャネルが塞がれてるんだな」と思ってしまいそうだ。豆知識として完璧すぎる。

まとめ

花椒の「痺れ」は気のせいでも比喩でもなく、成分が舌の神経のカリウムチャネルをブロックして連続発火を起こす、れっきとした電気的な現象だった。コメント欄では「電池をなめた味」「後頭部が見える」といった名表現が飛び交いつつ、麻辣・酸辣・香辣といった中国語の「辛さ」の奥深さや、花椒が実は柑橘の仲間という雑学まで脱線が広がり、好き嫌いが真っ二つに割れる様子も含めて、ひと粒の山椒がこれほど語れるのかと感心させられる回だった。

元ソース: 今日知った話:四川山椒は神経のカリウムチャネルを塞いで連続発火させ、文字どおり舌を「電気刺激」して痺れを生んでいる

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