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「原稿の多くを小さな携帯のキーボードで打った」世界的ベストセラー官能小説、じつは有名作品の二次創作から始まっていた…?

「原稿の多くを小さな携帯のキーボードで打った」世界的ベストセラー官能小説、じつは有名作品の二次創作から始まっていた…? 音楽・エンタメ

「世界で最も売れた官能小説」として知られる『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。じつはこの作品、まったくのゼロから生まれたわけではありませんでした。出発点は人気小説『トワイライト』のファンが書いた二次創作。しかも原稿のかなりの部分は、あの手のひらサイズの携帯電話で打ち込まれていたのです。

※注:二次創作(ファンフィクション)とは、既存の小説や漫画の登場人物・世界観を借りてファンが自由に書く物語のこと。ここから設定を変えて完全に別作品へと生まれ変わる例もある。

今日の知ってた?

📱 『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』三部作の作者E・L・ジェイムズ(本名エリカ・レナード)は、この物語を最初『トワイライト』の二次創作として書き始めた。原題は“Master of the Universe”、当時のペンネームは“Snowqueens Icedragon(雪の女王・氷の竜)”。しかも文章のかなりの部分を、自身のブラックベリー(物理キーボード付きの携帯電話)で書いていた。

背景:フィフティ・シェイズとは

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は2011年に世に出た官能ロマンス小説です。若き実業家クリスチャン・グレイと、彼に惹かれていく女子大生アナスタシア・スティールの関係を描き、続編を含む三部作として世界的な大ヒットになりました。

ところがこの物語、もともとは吸血鬼ロマンス『トワイライト』の二次創作でした。主人公はエドワードとベラ、つまりトワイライトの登場人物そのもの。吸血鬼の設定を丸ごと抜いて現代の普通の人間として描く「オールヒューマン(吸血鬼のいない現実世界版)」という派生スタイルで書かれ、“Master of the Universe”というタイトルで二次創作コミュニティに連載されていたのです。

もう少し詳しく

名前を差し替え、商業出版へ。連載が人気を集めたのち、作者は物語を商業出版する道を選びます。その際、エドワードはクリスチャン・グレイに、ベラはアナスタシア・スティールへと改名され、トワイライト由来の要素は取り除かれました。原型となった連載版と読み比べると、登場人物の名前以外はほぼ同じ場面が並んでいる、と指摘する読者もいます。

執筆の相棒はブラックベリー。そして語り草になっているのが執筆環境です。作者は原稿のかなりの部分を、当時愛用していたブラックベリーで書いていたと語られています。ブラックベリーは小さな物理キーボードを備えた携帯電話。長編を一本、手のひらの上で打ち込んでいったことになります。

社会現象クラスの売上。商業版は口コミで火がつき、三部作は世界で累計1億5000万部以上を売り上げたとされます。数十の言語に翻訳され、のちに映画化もされて三部作となりました。一介のファンによる趣味の連載が、世界的ベストセラーへと駆け上がった格好です。

海外の反応

1. 海外の名無しさん
元がトワイライトの二次創作なのは有名だけど、原稿の多くをブラックベリーで打ってたのは知らなかった。あの小さいキーボードで一冊分を打ち切る執念、ちょっと尊敬してしまう。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
ブラックベリーってフルキーボード付きの機種だから、スマホのフリック入力よりはずっとマシだよ。とはいえ長編一本まるごとは、やっぱり正気の沙汰じゃないと思う。

3. 海外の名無しさん
「元はエドワードとベラの話で、名前を差し替えただけ」と聞くと、二次創作の商業化ってこんなにシンプルなのかと、逆に感心してしまった。

4. 海外の名無しさん(>>3への返信)
原型の”Master of the Universe”と読み比べると、登場人物の名前以外はほぼ同じ場面がそのまま並んでるらしいよ。ある意味いさぎよい。

5. 海外の名無しさん
ペンネームが「Snowqueens Icedragon(雪の女王・氷の竜)」ってところが一番の破壊力。中二の黒歴史ノートみたいで、逆に愛おしくなってきた。

6. 海外の名無しさん(>>5への返信)
本人はもう二度と触れられたくないだろうなあ…。でも当時のネット文化を思えば、あの手の大仰なハンドルネームは割とありふれてた気もする。

7. 海外の名無しさん
有名作が二次創作から始まった例って、実はこれだけじゃないんだよね。名前を変えて商業出版までこぎつけた作品、思ってる以上に多い。

8. 海外の名無しさん(>>7への返信)
『アウトランダー』がもとはドクター・フーの二次創作だった、って話を初めて聞いたときは思わず二度見した。言われてみると設定の骨組みが似てる。

9. 海外の名無しさん(>>7への返信)
「シャドウハンター」シリーズもハリー・ポッターの二次創作が出発点だったはず。ジャンルを問わず、この手の“出世作”は本当に多いんだよな。

10. 海外の名無しさん
個人的に好きなのは、そのトワイライト自体もハリー・ポッターに影響されてて、さらにその二次創作がこれ、っていう連鎖。文化ってリミックスで回ってるんだな。

11. 海外の名無しさん
二次創作は文学じゃないって言う人がいるけど、見方によっては『神曲』だって聖書の壮大な二次創作みたいなものだからね。線引きは案外むずかしい。

12. 海外の名無しさん(>>11への返信)
それを言い出したら、シェイクスピアの戯曲も既存の物語の翻案だらけだしね。「完全なオリジナル」なんて、実はそんなに多くないのかもしれない。

13. 海外の名無しさん
文章が上手いとはお世辞にも言えないのに、世界で1億部以上売れたという事実の前では、あらゆる批評家の言葉がなんだか小さく見えてくる。

14. 海外の名無しさん(>>13への返信)
「ここの料理はまずい」「しかも量が少ない」っていう古典的なジョークを思い出した。まずいと言いつつ、世界中がしっかりおかわりしたわけだ。

15. 海外の名無しさん
二次創作サイトに投稿してた頃、更新のたびに感想が積み上がって、それがそのまま人気の可視化になってたらしい。今のSNSのバズと構造がまるで同じ。

16. 海外の名無しさん(>>15への返信)
つまり彼女は物語作りより「盛り上げ方」を熟知したマーケティングの人だった、と。そう考えると一連の快進撃に、やたら納得がいってしまう。

17. 海外の名無しさん
自分の作品の二次創作にはずいぶん厳しい態度をとってる、って話。自身の出発点を思うと、なかなか皮肉の効いた展開だなと感じてしまう。

18. 海外の名無しさん(>>17への返信)
上まで登りきったあとに梯子を蹴り落とす、みたいな話は創作の世界に限らずどこにでもあるのかもね。人間らしいといえば人間らしい。

19. 海外の名無しさん
読んでる途中で「この展開、どこかで…」ってデジャヴに襲われた人が当時けっこういたらしい。元ネタを知ってると、伏線みたいに全部つながるんだとか。

20. 海外の名無しさん
こういう「実は◯◯が出発点でした」系のトリビアって、作品そのものより裏側の人間ドラマのほうが、何倍も面白くなりがちだよね。

21. 海外の名無しさん
ブラックベリーで書いた、で思い出したけど、いまどきの二次創作はスマホのメモ帳で書かれてることも多いらしい。道具は変わっても、情熱の形は同じだ。

22. 海外の名無しさん(>>21への返信)
通勤電車の中で、誰かがメモアプリに次の世界的ベストセラーの原型を打ち込んでるかもしれない…そう思うと、なんだかロマンがあるな。

23. 海外の名無しさん
もとをたどれば一介のファンが趣味で書いた話が映画化までされたわけで、これはこれで夢がある。創作を始めない言い訳が全部消える、良い豆知識だ。

まとめ

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は、『トワイライト』のファンが書いた二次創作から生まれ、その原稿の多くは手のひらサイズの携帯電話で打ち込まれた——出発点を知ると、作品の見え方が少し変わってきます。海外のコメント欄では、文章への辛口な評価よりむしろ「二次創作から世界的ベストセラーへ」という道のりそのものを面白がる声が目立ち、有名作の意外な出自をめぐる談義で大いに盛り上がっていました。

元ソース: 今日知った話:『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』三部作の作者E・L・ジェイムズは、この作品を最初『トワイライト』の二次創作として書き始め、文章のかなりの部分を自身のブラックベリーで書いた

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