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33歳母、娘の身分を盗んで高校再入学|チア部に入り、コーチ宅プールパーティーにまで出席

歴史

2008年、米国ウィスコンシン州で33歳の女性が、自分の15歳の娘の身分情報を盗んで高校に再入学した事件があった。動機は「高校の卒業証書を取り、チアリーダー部に入りたい」。実際に練習に参加し、自分専用のチア用ロッカーをもらい、コーチの自宅プールパーティーにまで出席していた。海外掲示板で改めて話題になり、「これは『バフィー』の第1シーズンの筋書きそのもの」「単に高校時代をやり直したかったというより、深刻な精神疾患の話」と多角的なコメントが集まった。

※注:チアリーダーは米国の高校文化の象徴的存在。スポーツ試合の応援を主任務とする部活動で、可愛さ・人気・体力を兼ねた「学校カースト最上位」のイメージで語られることが多い。

今日の知ってた?

📋 2008年、ウィスコンシン州の33歳の女性ウェンディ・ブラウンが、15歳の娘の身分情報を盗用してグリーン・ベイ近郊のアシュワブノン高校に新入生として登録。

本人いわく動機は「高校卒業証書を取り、チアリーダー部に入りたかった」。実際にチア練習に参加、自分専用のロッカーを与えられ、コーチ宅のプールパーティーにも出席していた。

後に逮捕され、双極性障害II型・PTSD・人格障害2種類と診断。なりすまし罪については「精神疾患を理由に無罪」の判決で、3年間の精神医療施設での治療を命じられた。

背景:ウェンディ・ブラウン事件とは

2008年9月、米国ウィスコンシン州グリーン・ベイ近郊で発生したなりすまし事件。33歳のウェンディ・ブラウンは、当時別居中だった15歳の娘ジェイミの社会保障番号と出生証明書を使い、地元の高校に新入生として登録した。書類上は娘の名前で15歳ということになっていた。

彼女は実際に学校に通い、チアリーダー部のトライアウト(選抜)を受けて合格。新入部員として練習に参加し、専用ロッカーをもらい、コーチの自宅で開かれたプールパーティーにも出席した。

事件が発覚したのは、本物の娘ジェイミが偶然学校に問い合わせた時とされる。母親は逮捕・起訴された。新聞写真を見ると、明らかに15歳に見えない33歳が写っており、海外コメ欄では「どうやって生徒や教師に通用したのか不思議」という声が多かった。

もう少し詳しく

母親の経歴は悲しいものだった。 ウェンディ・ブラウン自身が高校時代、家庭内暴力と学校でのいじめを受けていた。発音障害(rabbitを「wabbit」と発音する症状)を理由にいじめられ、母親からも虐待を受けていた。16歳で予想外の妊娠、彼氏は即座に去り、いじめは加速。彼女は高校を中退し、17歳の誕生日に長男ジョーイを出産。その3か月後にまた別の男性との間で次女ジェイミを妊娠した。

「やり直したかった青春」が妄想に変わった。 法廷で精神科医ラルフ・ベイカー医師が証言した内容によれば、ウェンディは双極性障害II型、PTSD、人格障害2種類と診断された。「彼女は本気で、高校に入り直して15歳の娘として人生をやり直せば、すべてが解決すると信じていた。チアリーダーとして卒業するという空想が妄想になっていた」と精神科医は結論付けた。

判決はなりすまし罪「精神疾患による無罪」。 法廷は彼女を犯罪のプロではなく、深刻な精神崩壊を起こしていた人物だと認定。3年間の精神医療施設での治療を命じた。控訴は棄却。彼女は留置所内で高卒認定試験(GED)に合格してから、医療施設に移送された。皮肉なことに、施設に入った時点で「高卒資格」だけは手に入れていた。

子供の身分情報盗用は意外と多い。 米国では、親が子供の社会保障番号を悪用してクレジットを作る事例が後を絶たない。1セントも使ってない子供のクレジットスコアがめちゃくちゃになる、という被害が報告されている。

海外の反応

1. 海外の名無しさん
これ実は『バフィー~恋する十字架~』の第1シーズンのエピソードと全く同じプロットだ。違うのは、ドラマ版では母親が魔法で娘と体を入れ替えて、トライアウト相手のチア候補生に呪いをかけたところ。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
ネズミになったエイミー、覚えてるwww

3. 海外の名無しさん(>>1への返信)
ネタバレ:彼女は最終的にチアリーダーのトロフィーに閉じ込められて、高校のトロフィーケースに飾られる。トロフィーの目がこっちを追ってくる。

4. 海外の名無しさん
高校時代がピークの人もいる。重罪になりすまし罪を犯して、ピークをやり直そうとする人もいる。

5. 海外の名無しさん(>>4への返信)
そんな選択肢があるって、今知った。

6. 海外の名無しさん(>>4への返信)
これ、ピークやり直しというより、もっと悲しい話だと思う。33歳で15歳の娘の身分を盗んだってことは、彼女は17歳で娘を産んだことになる。たぶん、ティーンエイジャー時代に妊娠したせいで送れなかった青春を取り戻そうとしてた。

7. 海外の名無しさん
誰か大人向けに「高校体験キャンプ」を作ったら結構な金になりそう。プロムを再体験したり、チアリーダー部に入ったり。

8. 海外の名無しさん(>>7への返信)
なんて悍ましいコンセプトだ。

9. 海外の名無しさん(>>7への返信)
実は既にあるよ。20代向けの「サマーキャンプ体験」型ビジネスがある。プロム・ナイトも再現してた。YouTubeで広告見たことある。

10. 海外の名無しさん
私は33歳の女性だけど、高校生にパスできる気が全くしない。せめて昨日ビールを買ったら身分証チェックされたのが救いか?

11. 海外の名無しさん(>>10への返信)
ぶっちゃけ、彼女がどうやって通用したのか分からない。新聞写真見ると本当にあり得ないレベル。

12. 海外の名無しさん(>>10への返信)
私の教師1年目、33歳だった。卒業アルバム担当の先生が「この5人の新入生の名前が分からない」って一斉メールを出して、その「5人」のうちの1人が私だった。先生めちゃくちゃ笑って謝ってきた。10年経った今、ストレスで老けて年相応に見えるようになったよ笑。

13. 海外の名無しさん
これは単なる「青春やり直し願望」じゃなくて、本物の精神疾患の話。法廷で精神科医ラルフ・ベイカー医師が「彼女は犯罪のプロじゃなく、深刻な精神崩壊を起こしていた」と証言。双極性障害II型、PTSD、人格障害2種類と診断された。「高校に再入学して15歳の娘として人生をやり直せば全部解決する、という空想が妄想になっていた」というのが法廷での結論。彼女は留置所内でGED(高卒認定)に合格してから医療施設に移送された。

14. 海外の名無しさん(>>13への返信)
これマジで悲しい話だな……。

15. 海外の名無しさん(>>13への返信)
正直、大人がティーンに化けて高校に通おうとする人は、多くは精神疾患を抱えてると思う。大人としての人生がよっぽど辛くないと、高校に戻りたいなんて思わない。

16. 海外の名無しさん
動機は単純に推測できる。彼女はおそらく高校で人気があった、16歳で妊娠、彼氏に逃げられ、シングルマザー。その後の16年間ずっと、妊娠と娘のせいで青春のピークを奪われたと感じていた。心の中で、その2年間を取り戻す権利があると思っていた。

17. 海外の名無しさん(>>16への返信)
詳しい記事によると、ほぼ正解だけど逆。彼女は人気者じゃなくて、いじめられっ子だった。発音障害でいじめられ、母親からも虐待。16歳で妊娠、彼氏に逃げられ、いじめが激化して中退。17歳の誕生日に長男出産、3か月後にまた別の男性で次女妊娠。心理的な「失われた青春」への執着の根が深かった。

18. 海外の名無しさん(>>16への返信)
逆だ。母親に虐待されて、学校でもいじめられてた。妹がチアリーダーで人気者だったから余計に羨ましかったらしい。後の結婚も虐待関係。「自分が手に入れられなかった子供時代」を取り戻したかった、という診断結果。

19. 海外の名無しさん
……コーチ宅でプールパーティー? 何それ。

20. 海外の名無しさん(>>19への返信)
これ、なんでもっと話題にならないんだろう? なぜコーチがプールパーティーを開いてた?

21. 海外の名無しさん(>>19への返信)
コーチ宅で部員が集まるのは、米国の高校スポーツでは別に珍しくない。コーチの子供も同じ学区にいて、その親子が学校友達を呼ぶパターンも多い。

22. 海外の名無しさん(>>19への返信)
チアコーチは元チアリーダーが多くて、20〜30代の女性のことが多い。フットボールコーチみたいなおじさんとは違う。

23. 海外の名無しさん
私が知ってる男性は、娘の社会保障番号を盗んでクレジットを作った。娘がそれを清算するのに何年もかかった。家族関係はぶっ壊れた。

24. 海外の名無しさん(>>23への返信)
高校のチア部に入れてくれなかったの?

25. 海外の名無しさん(>>23への返信)
実はこれ、思ってる以上にあるパターン。子供のクレジットが、本人が1セントも使ってないのにめちゃくちゃになるケースが結構ある。

26. 海外の名無しさん
「高校でピークだった」のもう一つ別の次元。

27. 海外の名無しさん
なぜ誰かが、また高校に戻りたいと思うんだ? 私の人生最悪の3年間だった。

28. 海外の名無しさん(>>27への返信)
彼女が15歳で妊娠して中退したからだろうな。その後18年間シングルマザーで、ディズニー・チャンネルの「高校はキラキラしてる」系ドラマを観て、自分の人生を悲観してた。教育を受けてないし、なりすまし犯罪歴もできて、未来の見通しもない。これ実は良い悲劇映画になりそう。

29. 海外の名無しさん
彼女のために言っておくと、米国は大人向けの卒業証書取得プログラムが少なすぎる。私は児童養護施設出身で、数学の単位が足りなくて卒業できず、長らくGEDに苦戦してた。25歳の時にやっと新しい大人向けプログラムができて、必要な単位だけ試験で取れる仕組みで、Bで合格して大学に進めた。彼女がチア部に入って、コーチ宅のパーティーまで行ったのは行き過ぎだけどね。

30. 海外の名無しさん
娘はどこにいたんだ?

まとめ

2008年、ウィスコンシン州の33歳ウェンディ・ブラウンが15歳の娘の身分を盗んで高校に再入学、チア部に入りプールパーティーまで参加した事件。海外コメ欄で改めて話題になり、最初は「これぞ高校でピークしたい執念」という揶揄が多かったが、診断結果(双極性障害II型、PTSD、人格障害)と本人の生い立ち(虐待・いじめ・10代妊娠)が共有されると、コメ欄は一気に同情と「悲しい話」のトーンに変わった。

海外ドラマ『バフィー』の第1シーズンに同じプロットがあったというトリビアや、米国で意外と多い「親による子供の身分盗用」の問題、大人向け卒業証書プログラムの不足など、1つの奇妙な事件から米国社会の構造問題が透けて見える、深いコメ欄だった。

元ソース: TIL 2008年、ウィスコンシン州の33歳女性が娘の身分を盗み「高校卒業証書を取りチアリーダー部に入る」ために高校に再入学。練習に参加し、専用ロッカーを与えられ、コーチ宅のプールパーティーにも出席していた

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