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ディーゼルエンジンは元々ピーナッツ油で動いていた――1900年パリ万博の事実に海外騒然

技術・発明

ディーゼルエンジンといえば「軽油(ディーゼル燃料)で動く重い乗り物のためのエンジン」という認識が一般的だが、実は発明者のルドルフ・ディーゼル本人は1900年のパリ万博でピーナッツ油(落花生油)を燃料にエンジンを動かしていた。海外掲示板で「ディーゼルエンジンって元々はバイオ燃料前提だったのか」と話題になり、コメ欄は雑学・歴史・陰謀論まで盛り上がった。

※注:ルドルフ・ディーゼル(Rudolf Diesel, 1858-1913)はドイツの発明家。彼の名がそのまま「ディーゼルエンジン」として残っている。1913年に英仏海峡を渡る船から失踪し、10日後に北海で遺体発見――その死には謎が多い。

今日の知ってた?

🥜 ディーゼルエンジンは1892年に発明された。発明者ルドルフ・ディーゼルは1900年のパリ万博で、自身のエンジンをピーナッツ油で動かして実演した。

「ディーゼルエンジン」と「ディーゼル燃料(軽油)」は別物。エンジンは多種多様な燃料で動く設計で、軽油はあくまで「コストと性能のバランスが良い派生燃料」に過ぎない。

背景:ディーゼルの設計思想

1892年のエンジン発明当初から、ルドルフ・ディーゼルは「農家が自分で育てた植物油でエンジンを動かせること」を設計目標の一つにしていた。実際、彼のエンジンは植物油・鉱物油・石炭粉末・灯油(ケロシン)まで、あらゆる可燃性液体・粉末で動く高い汎用性を持っていた。

1900年のパリ万博では、フランス政府の依頼でピーナッツ油エンジンが展示された。「植民地アフリカで栽培できる油でエンジンを動かす」というアピールが目的だったとされる。

もう少し詳しく

各国で「ディーゼル」の呼び方が違う。フランス語では今でも「ガゾイル(gas oil)」、ポルトガル語で「ガゾレオ(gasóleo)」、イタリア語で「ガゾリオ(gasolio)」――いずれも「ガス+油」の意味。「ガソリン(benzina/gasolina)」と混同しやすいので、海外でレンタカーする日本人は要注意。

失踪事件の謎。1913年9月29日、ベルギーから英国へ向かう汽船ドレスデン号から夜中に消えた。10日後に北海で遺体が発見され、所持品から本人と確認されたが死因不明。公式には「経済難による自殺」とされたが、「英国に特許を売る前にドイツ政府が暗殺した」「実は死を偽装してカナダ・ケベックに亡命した」など陰謀論が今も根強い。

植物油でディーゼル車は本当に動く。2000年代の米国で、コストコの食用油(ガロン約4リットル)をベンツに入れて走る人が話題になった。古いディーゼル車(1990年代以前)はバイオディーゼル化改造が比較的簡単。ただし最新のDPF(粒子状物質フィルター)搭載車は燃料規格に厳しく、植物油は故障の原因になる。

※注:日本でも植物油や廃食油でディーゼル車を走らせると、軽油引取税(リットル32.1円)の脱税扱いになる可能性が高い。やる場合は税務署に申告必須。

海外の反応

1. 海外の名無しさん
正確には「ディーゼルエンジン」が1892年に発明された。「ディーゼル燃料(軽油)」と呼ばれる特定の石油製品が登場するのはもっと後。フランス語では今も「ガゾイル(gas oil)」って呼ばれる。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
ポルトガルでは「ガゾレオ」だ。ガソリンは「ガゾリーナ」。混乱する。「オレオ」がポルトガル語で「油」だから、結局「ガス油」って意味なんだけど。

3. 海外の名無しさん(>>2への返信)
イタリアでも「ガゾリオ」または「ディーゼル」。ガソリンは「ベンジーナ」。

4. 海外の名無しさん(>>3への返信)
え、ガソリンってベンゼン入ってるの?

5. 海外の名無しさん(>>4への返信)
入ってる。ベンゼンは原油の天然成分。

6. 海外の名無しさん
カリフォルニアではディーゼルが1ガロン(約3.8リットル)あたり7.50ドルなのに対し、業務用ピーナッツ油は7.15〜9.50ドル。ほぼ同価格、むしろピーナッツ油の方が安いことすらある。

7. 海外の名無しさん(>>6への返信)
30年落ちの古いディーゼルなら問題ないが、最新のエミッション制御システム搭載車では駄目。15年落ちのVWでバイオディーゼル使う気にはなれない。

8. 海外の名無しさん(>>7への返信)
チェコ共和国では昔のディーゼル・シュコダにそのまま食用油入れてる人がいまだにいる。

9. 海外の名無しさん
ディーゼルエンジンは植物油・モーターオイル・トランスミッションフルード・自家製バイオディーゼル、なんでも動く。古いベンツ300dで全部試したけど、絶好調だった。

10. 海外の名無しさん(>>9への返信)
旧ソ連の戦車のディーゼルエンジンは「燃えるものなら何でも動く」って言われてた。ウォッカでも動くんじゃないかってレベル。

11. 海外の名無しさん
ディーゼル本人の死には謎がある。汽船ドレスデン号から消え、10日後に北海で遺体発見。所持金が異常に多かった。自殺・他殺・事故、どれが真実かは今も不明。

12. 海外の名無しさん(>>11への返信)
発見された遺体はディーゼル本人じゃないって説もある。実は英国経由でカナダ・ケベックに亡命して、その直後にケベックで高品質なエンジン設計が突然増えた。

13. 海外の名無しさん(>>11への返信)
独裁的な「英国にエンジン特許を売られたくないドイツ政府」が殺した、っていうのが当時の有力説。

14. 海外の名無しさん
ディーゼル登場時、自動車のほとんどは電気自動車だった。テキサスの油田ブームが起きて初めて、ガソリン車が主流になった。

15. 海外の名無しさん(>>14への返信)
当時のバッテリー技術ではガソリン・ディーゼルの方が圧倒的に効率的だった。エネルギー密度が桁違いに高いから。

16. 海外の名無しさん(>>14への返信)
1898年に時速100km/h(62mph)を初めて突破した車は電気自動車だったって事実、もっと知られていい。

17. 海外の名無しさん
ディーゼルは1世紀以上前に「バイオ燃料」を推進してた、本気で時代の先を行ってた。

18. 海外の名無しさん
2000年代、ガソリン高騰時にコストコでベンツの給油口に食用油入れてる女性を見た。「エンジンをバイオディーゼル仕様に改造したの」って言ってた。

19. 海外の名無しさん(>>18への返信)
1990年代にもブームになった。今は同じ層がEV乗ってる。排気がフライドポテト臭くなる楽しみは無くなったが、自分で電気作れる。

20. 海外の名無しさん
ディーゼル車のいいところ:火災に強い。ディーゼル燃料は霧状や高圧でないと燃えない。ガソリンスタンドでこぼれて火を近づけても着火しない。事故時の発火リスクが低い。

21. 海外の名無しさん
うちの古いディーゼルは植物油で動く設計(XUDエンジン)。ただし燃料ポンプの潤滑が悪くなるから、1〜2割程度の混合がいい。スペインだと税金逃れで違法、最大1万2000ユーロ(約190万円)の罰金。

22. 海外の名無しさん
燃料に「ピーナッツ」って今でも面白い響き。「昔は車に給油するのも安く済んだ(peanuts=端金)」って意味のダジャレが成立する。

23. 海外の名無しさん
ピーナッツ油は燃やしても、その栽培過程でCO2を吸収するから、化石燃料ほどは温暖化に寄与しない。「掘り起こした有機物(化石燃料)」と「現代の植物(バイオ燃料)」は別物。

24. 海外の名無しさん(>>23への返信)
完全カーボンニュートラルじゃないけど、化石燃料よりはるかにマシなのは事実。

25. 海外の名無しさん
ところで100kgは230ポンドより少し軽い(正確には220ポンド)。タイトル数字微妙にズレてるが、まあディーゼル本人の話の方が面白いから許す。

まとめ

ディーゼルエンジンが1892年の発明当初から「植物油で動かせる汎用エンジン」として設計されていた事実は、海外読者にも新鮮な発見だったようだ。各国の燃料の呼び方(フランス語ガゾイル、ポルトガル語ガゾレオ、イタリア語ガゾリオ)の話題から、旧ソ連戦車・ベンツ・シュコダで「何でも動く」体験談、さらに発明者ディーゼルの謎の失踪事件まで、コメ欄は予想以上の広がりを見せた。

ピーナッツ油でエンジンを動かしたディーゼルの設計思想は、1世紀後のバイオディーゼル運動の原点でもある。今も古いディーゼル車を植物油で走らせる愛好家がいるが、税法上の問題や最新エンジンとの相性問題には注意が必要。

元ソース: TIL ディーゼル燃料は1892年に発明、ルドルフ・ディーゼルは1900年パリ万博でピーナッツ油でエンジンを実演(元投稿)

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