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エミー受賞翌年に「脚本がエミーに値しない」発言|キャサリン・ハイグルの自爆に海外議論

音楽・エンタメ

米メディカルドラマ『グレイズ・アナトミー』のイジー・スティーブンス役で2007年エミー賞(助演女優賞)を受賞した女優キャサリン・ハイグル。だが翌2008年、彼女は「今年、私に与えられた脚本はエミー賞にふさわしくなかった」と公の場で発言し、自らを翌年のエミー候補から辞退。この一言が業界での評判を急降下させ、降板、そして長らくのキャリア低迷へと連なっていく――海外掲示板でこの「自爆エピソード」が話題となり、コメント欄は「正論だが言ってはいけなかった」「ハリウッドは女性に厳しすぎる」など賛否真っ二つに割れた。

※注:『グレイズ・アナトミー』は2005年から放送が続く米ABC局の医療ドラマ(プロデューサー:ションダ・ライムズ)。エミー賞は米国テレビ業界の最高峰の賞。「LVAD」は心室補助人工心臓のことで、作中でハイグル演じるイジーが患者への愛情から無断で電源コードを切断した――現実の医療現場ならまず解雇・刑事訴追級の重大な医療倫理違反。

今日の知ってた?

🏆 キャサリン・ハイグルは2007年のエミー賞助演女優賞を『グレイズ・アナトミー』第2シーズンの「イジーとデニー」のストーリーで受賞。

翌2008年、ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで「今年与えられた素材はエミー賞候補にふさわしくない」と発言、自ら候補辞退を表明。この一言がきっかけで番組を降板する流れになり、ハリウッドでの評判も急落した。

背景:受賞翌年に起きた「自爆」

ハイグルは2000年代中盤、ハリウッドで最も勢いのある若手女優の一人だった。『ラブストーリー:人生最高の贈り物(Knocked Up、2007年)』『幸せになるための27のドレス(27 Dresses、2008年)』など主演ロマコメ作品が連続ヒット。エミー受賞時はキャリアの絶頂期だった。

だが2008年、彼女は『グレイズ・アナトミー』のシーズン4の脚本について「エミー賞候補に値しない」と発言。これは事実上、自分の職場を公の場で批判する行為であり、業界では「同僚への敬意を欠いた発言」とみなされた。さらに同時期に、出演作『ラブストーリー:人生最高の贈り物』についても「女性をかなり性差別的に描いていた」と発言したことで、共演者のセス・ローゲンや脚本家ジャド・アパトーとの関係も悪化。2010年に番組を降板した後、主演級の仕事が激減した。

もう少し詳しく

ションダ・ライムズの「アスホール禁止ポリシー」発言。 番組プロデューサーのションダ・ライムズは2014年、自身の別ヒット作『スキャンダル』について語る中で、「私の現場ではアスホール(嫌な奴)禁止のポリシーがある。ここに『ハイグル』はいない。私は嫌な人や面倒な人に付き合う時間はない」と発言。名指しに近い形でハイグルを批判した。後にハイグル本人は2010年に「あの時は正しいことをしていると思っていた。脚本家チームを不意打ちしたことは、よくなかったし公平ではなかった」と謝罪している。2023年には共演者のエレン・ポンピオとの対談で、「ションダがネットワーク・テレビの会話自体を変えたことに本当に敬意を払う。当時の私は若くて、それがどれほど影響力のあることか気づいていなかった」と振り返った。

セス・ローゲン側は「許してる」と発言。 共演者のセス・ローゲンは2016年、ハリウッド・レポーター誌で「彼女自身、あの発言がキャリアを傷つけたと気づいているはずだ。私はそうなってほしくなかったし、彼女のことは本当に好きだ。傷ついたのは私とジャドだけ。他の人たちが彼女と仕事しなくなる理由にはならない」と語り、業界全体のハイグル排除には懐疑的な姿勢を示した。

海外の反応

1. 海外の名無しさん
今は猫砂と生理用品の広告に出てるよ。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
J.K.シモンズ(『セッション』のテリー・フレッチャー役で有名な俳優)のインタビューで、「黄色いM&Mの声優をやったことが俳優人生で最高の出来事だった。安定した収入のおかげで役を選り好みできた」と話してた。だから彼は良い役にばかり出られる。広告で食えるってのは、実はキャリア戦略として強い。

3. 海外の名無しさん(>>1への返信)
彼女は完全に間違ってないよ、グレイズの脚本はクソ。それでもキャリア的には最悪の一手だった。

4. 海外の名無しさん
そもそも彼女のキャラクターの脚本自体、最初から微妙だった。LVAD(心室補助人工心臓)のコードを患者への愛情で切断して、解雇されない病院ってあり得る!? 現実なら全員刑務所行きの案件だよ。

5. 海外の名無しさん(>>4への返信)
脳腫瘍を生き延びて、記憶喪失になって、いったん死んで、また生き返って、最終的に書き出されるときも壮絶な死じゃなく「どこかの農場に引退」だった。彼女のキャラには「キラキラ・プロットアーマー(脚本上のご都合主義保護)」がついてた。

6. 海外の名無しさん
似た例で、デニス・クロスビーが『新スタートレック』を「私のキャラは重要じゃない」と感じて降板した話がある。あとエド・スクレインが『ゲーム・オブ・スローンズ』を『トランスポーター・リローデッド』のスケジュール都合で降板した話も。後者は完全に判断ミス。

7. 海外の名無しさん(>>6への返信)
皮肉なのは、ターシャ・ヤー(デニス・クロスビーのキャラ)の最も記憶に残る重要な物語が「降板そのもの」だったこと。後に何度かゲスト復帰してて、ファンの記憶に残るキャラになった。

8. 海外の名無しさん(>>6への返信)
クロスビーを責められないよ。『新スタートレック』のシーズン1は本当にひどかったし、「ネクスト・ジェネレーション」って名前自体が安っぽい続編感があった。後に伝説のシリーズになるなんて、彼女には予測不可能だった。

9. 海外の名無しさん
彼女が言ってたのって、幽霊とセックスする回のこと?

10. 海外の名無しさん(>>9への返信)
癌になったせいで、自分が間接的に死なせた患者の幽霊と関係を持つようになる、って展開。ドラマ……だよね、これ?

11. 海外の名無しさん(>>9への返信)
キャラが過剰に自慰する描写もあった気がする。番組がわざと彼女のキャラだけ無茶苦茶な脚本ぶつけてた感ある。

12. 海外の名無しさん
私はキャラクター好きだったけど、ストーリーがバカらしくなりすぎて見るのやめた。それが番組から離れた理由。

13. 海外の名無しさん(>>12への返信)
バカになるのも早かった。初期は悪くないんだけど、数シーズンで「ジャンプ・ザ・シャーク(ネタ切れの兆候)」、それからずっと崖を転がり続けてる。脚本家がもう壁に向かって脚本を投げて、貼りついた方を採用してる感じ。

14. 海外の名無しさん
彼女はノックド・アップ(『ラブストーリー:人生最高の贈り物』)の成功後、セス・ローゲンとエヴァン・ゴールドバーグに対しても結構ひどい態度を取って、橋を焼きまくったらしい。共演しないリストに入れる監督が増えていった。

15. 海外の名無しさん(>>14への返信)
セス・ローゲンは2016年に「彼女があの発言でキャリアを傷つけたと気づいてるはずで、それは望んでいない。傷ついたのは私とジャドだけだから、他の人が彼女と仕事しない理由にはならない」と発言してる。本人は許してるっぽい。

16. 海外の名無しさん
キャサリン・ハイグルは「傲慢な態度でキャリアを高速で殺す方法」のお手本。出演作品をほぼ全部公の場で批判しながら、自分への自己評価だけは異常に高かった。2000年代半ばはどこにでもいたのに、2010年には消えた――一緒に働きたくない人、として。

17. 海外の名無しさん(>>16への返信)
本当に嘘じゃない、彼女のフィルモグラフィーを見たら2010年を境にガクッと落ちる。それまで『ザ・リンガー』『ノックド・アップ』『27ドレス』『アグリー・トゥルース』『キラーズ』と立て続けにヒット。2010年以降で覚えてるのは『SUITS』への遅い参戦くらい、それも全盛期過ぎてから。

18. 海外の名無しさん(>>16への返信)
彼女のお母さん(マネージャー兼任)が現場でさらに面倒だったらしい。「モマネジャー(mom-manager、母兼マネージャー)」あるある。

19. 海外の名無しさん
慈善イベントで一度キャサリン・ハイグル本人に会ったことがある。意外に気さくで、めちゃくちゃ面白い人だった。

20. 海外の名無しさん(>>19への返信)
今は本当に印象が変わったらしい。最近のインタビュー見るとかなり大人になってる。

21. 海外の名無しさん(>>19への返信)
私、小学校時代に彼女と同級生だった。死ぬほど好きすぎて、校庭や校内で見かけるたびに隠れてた(笑)。

22. 海外の名無しさん
記事の引用が長いけど刺さる――2014年、ションダ・ライムズが自分のヒット作『スキャンダル』について語った中で、「私の現場ではアスホール(嫌な奴)禁止のポリシーだ。ここに『ハイグル』はいない」と完全に名指し批判した。一方ハイグルは2023年のエレン・ポンピオとの対談で「ションダがネットワーク・テレビの会話を変えた、当時の私は若くて気づかなかった」と謝罪寄りの発言。本人なりに反省してる雰囲気はある。

23. 海外の名無しさん(>>22への返信)
グレイズ・アナトミーって、終わりそうで終わらないドラマだよな。20シーズン超えてまだやってる。

24. 海外の名無しさん(>>22への返信)
うーん、女性は男性よりこういう発言で何倍も罰せられる傾向があると思う。私はあの発言、そこまで悪かったとは思わない。脚本批判なんて男優は普通にやってる。

25. 海外の名無しさん
正直、これは「言わない方がいいことを言ってしまった瞬間」で、業界は決して許さない。多くの俳優が思っていても口には絶対しないこと。皮肉なのは、エミー受賞より「率直すぎた発言」の方がキャリアへの影響が大きかったということ。

26. 海外の名無しさん(>>25への返信)
どんな業界でも同僚を悪く言うのは品がない。「言わない方がよかった」のは事実だとしても、「いつ・誰に」言うかの判断力は大事。

27. 海外の名無しさん(>>25への返信)
彼女、これを2回やってる。グレイズに対してと、『ノックド・アップ』に対して。プロデューサーや監督側からしたら「この企画も後で公の場で叩かれるのか?」って恐怖になるよな。

28. 海外の名無しさん
週給10万ドル(約1500万円)相当の仕事を持ちながら番組を批判する人の心理がわからない。ジャンメンバーで番組と運命を共にしたマリスカ・ハージティ(『L&O:性犯罪特捜班』)、エレン・ポンピオ、NCISの俳優陣の方がよっぽど立派。私は郵便配達員で年収6万ドル(約900万円)だ、文句言ってる暇あるなら一度配達してみろ。

29. 海外の名無しさん(>>28への返信)
ほぼ同意だけど、テレビの撮影スケジュールは1日12〜15時間×週5〜6日×30〜40週のすさまじい労働量。9時5時の仕事じゃない。だからこそ番組を批判するのは、フェイムや報酬が薄い裏方スタッフ全員の顔に泥を塗る行為になる。

30. 海外の名無しさん
私と妻で見直したけど、ハイグルが言ったこと(グレイズはゴミ)、正直当たってると思う。サンドラ・オーが救いだった。T.R.ナイトは気持ち悪いゴブリンみたいで無理だった、ごめん。

31. 海外の名無しさん(>>30への返信)
こうやって脚本批判コメは支持を集めるんだよ。「気持ちは分かる」って人が世界に大勢いる。だからこそ業界が彼女を排除した――同業者でも観客でも、「正直すぎる」発言の方が拍手される時代の前段階だった。

32. 海外の名無しさん
お母さんが過保護じゃなかったら、もっと成功してたかも。一方で、若い女優のハリウッド業界の闇を考えると、ハーヴェイ・ワインスタイン(性加害で訴追された大物プロデューサー)のホテル部屋に呼ばれずに済んだのは、お母さんのおかげかもしれない。守られたとも言える。

33. 海外の名無しさん
今は大人用おむつのCMやってるって聞いた。受賞俳優の末路としては……まあ、誠実な仕事ではある。

まとめ

2007年エミー賞受賞翌年に「今年の脚本はエミーに値しない」と発言し、自らキャリアを傾けたキャサリン・ハイグルの実話。海外コメント欄では「脚本批判は正論」「正論だがハリウッドでは絶対に言ってはいけない」「女性は男性より罰せられすぎる」と意見が割れた。2014年にプロデューサーのションダ・ライムズが「現場にはハイグルはいない」と名指し批判し、ハイグル側も2010年・2023年に謝罪寄りの発言を残している。

セス・ローゲンが2016年に「業界全体が彼女を排除する必要はなかった」と擁護したことや、慈善イベントで会った人が「気さくで面白かった」と証言する一方、共演者複数が「やりにくかった」と語る現実――一人の発言が10年単位でキャリアと評判を左右するハリウッドの厳しさを、改めて感じさせるエピソードだった。

元ソース: TIL:2007年、キャサリン・ハイグルは『グレイズ・アナトミー』の演技でエミー賞助演女優賞を受賞。だが2008年、「与えられた脚本がエミー候補に値しない」と発言し自ら候補辞退、これが番組降板の引き金になった(元投稿)

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