1883年8月、インドネシアのクラカタウ火山が大噴火を起こしたとき、その爆発音は推定310デシベル。空気中で物理的に「音」として伝わる限界とされる194dBをはるかに超え、地球史上最大の音とも言われている。海外掲示板でこの事実が紹介されると、コメント欄は驚愕の数字遊びと「音じゃなくて衝撃波」の解説で大盛り上がり。
今日の知ってた?
🌋 1883年クラカタウ噴火の音は推定310dB。空気中での音の理論上限とされる194dBを大きく超えた、地球史上最大級の音。
衝撃波は地球を4周し、約4,800km離れたモーリシャス島でも「港の大砲」と聞き間違えられた。
背景:クラカタウ噴火とは
クラカタウ火山は、インドネシア・スマトラ島とジャワ島の間のスンダ海峡に浮かぶ火山島。1883年8月26〜27日の大噴火は、近代観測史上もっとも激しい火山活動のひとつで、巨大な津波と火砕流により周辺で約3万6千人が犠牲になったとされる。火山灰は数年にわたり世界の空を赤く染め、エドヴァルド・ムンクの絵『叫び』の血のような夕焼けは、この噴火後の北半球の空が着想源だったとする美術史家もいる。
そんな歴史的大噴火の「音」が、現代の海外掲示板で改めて話題になった。
もう少し詳しく
194dBは「空気の物理的限界」。 大学で実際に計算したという投稿者によれば、音は空気の圧力の波。波の谷の部分が真空(圧力ゼロ)に達するところで限界を迎えるため、空気中で伝わる「音」としての上限は約194dBとされる。それより大きいエネルギーは、もはや音波ではなく衝撃波として空気を物理的に押しのける。クラカタウの310dBは、その限界の遥か彼方で起きた現象だった。
地球を4周した衝撃波。 噴火から約160km離れたジャカルタでは窓ガラスが割れ、建物が揺れた。約3,000km離れたオーストラリアのパースでは、農夫たちが「丘の向こうのライフル銃声」と聞き間違えた。約4,800km離れたインド洋のモーリシャス島では、住民が「港の大砲が誤って撃たれた」と思い込んだ。気圧計の記録は、衝撃波が地球を一周する約34時間の周期で5日間にわたり脈打ち、世界中の観測所に「波が回ってきた」痕跡を残した。100マイル(約160km)離れた地点ですら172dB。人間の痛覚閾値(130dB)を遥かに超え、近距離にいた人間は鼓膜どころか内臓を破壊されるレベルの圧力に晒されたことになる。
海外の反応
1. 海外の名無しさん
みんな忘れがちだけど、デシベルは対数スケールだからね。線形じゃない。これは「ロックコンサートの2倍うるさい」とかそういう話じゃなくて、桁違いに、桁違いに大きい音だってこと。
2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
仮にロックコンサートを120dBとすると、クラカタウは10,000,000,000,000,000,000倍うるさい計算になる。10の19乗倍。もう数字として意味が分からん。
3. 海外の名無しさん(>>1への返信)
人類はまた数学の前に敗北したか……。
4. 海外の名無しさん
じゃあ恐竜を絶滅させた小惑星衝突は何デシベルだったんだろう? あれの方が絶対うるさかった気がする。
5. 海外の名無しさん(>>4への返信)
推定365〜370dBくらいらしい。参考までに、テイア衝突(月ができたとされる原始地球と火星サイズの天体の衝突)は約440dB。
6. 海外の名無しさん(>>4への返信)
比較にならないくらいデカい。クラカタウは「地球史上最大級」ではあっても「最大」じゃない。
7. 海外の名無しさん
目撃証言が残ってる。火山がほぼ目視できる至近距離にいた船「ラウドン号」は、噴煙が真上に吹き上がったせいで、爆音をほとんど感じなかったらしい。逆に64km離れた船員たちは鼓膜が破れた。160km離れたジャカルタでは窓ガラスが割れて建物が揺れ、3,000km以上離れたパース(オーストラリア西部)の農夫が「丘の向こうのライフル銃声」と勘違いするほど聞こえた。さらに約4,800km離れたモーリシャス島では「港の大砲が誤射された」と地元民が騒いだという。
8. 海外の名無しさん(>>7への返信)
近すぎると、聞く前に圧力波で物理的に消し飛ばされる。「音として聞ける距離」って実は数百キロ以上離れてたってことだよね。
9. 海外の名無しさん(>>7への返信)
「千マイル離れた地点でガス計が振り切れた」って書いてあったけど、これってどういう意味?
10. 海外の名無しさん
実際にどんな音だったのか気になる。単なる「ドカン」なのか、もっと複雑な音だったのか……うーん。
11. 海外の名無しさん(>>10への返信)
記憶が正しければ、音は地球の大気圏を何周もしたから、聞こえて、消えて、しばらくしてまた回ってきて聞こえる、を繰り返したらしい。聴くというより「巡ってくる」感覚。
12. 海外の名無しさん
クラカタウのもう一つのお気に入り雑学:爆発が大きすぎて、スンダ海峡が約10kmにわたって一瞬「水なし」になった。海水が押しのけられて、海底が露出した状態。元に戻るまで30分かかった。
13. 海外の名無しさん(>>12への返信)
それで生まれたのが、後に巨大津波として周辺の島々を襲った波だね。海が「呼吸」したと考えると怖すぎる。
14. 海外の名無しさん
194dBの限界っていうのは「通常気圧下」の話。それ以上は事実上の真空状態の話になる。爆心から離れた人々も鼓膜破裂で永久難聴になり、千マイル(約1,600km)離れたガス計の針が振り切れ、爆音は地球を何度も回って聞こえた。
15. 海外の名無しさん(>>14への返信)
おそらくこの「310dB」は瞬間最大圧力の話で、音波として持続したわけじゃない。一瞬の圧力ピークなら理論上限を超えうる。
16. 海外の名無しさん
昨日の「600dBエアホーン」スレで議論してた人たち、ここに集合してるな?
17. 海外の名無しさん(>>16への返信)
あの手のホーンは紙を発火させるレベルの音圧があるとは聞いた。実際に試したことはないけど。
18. 海外の名無しさん(>>16への返信)
派生スレが派生を呼んでるな。元の質問スレはもう投稿者に消されてるけど、関連リンクは残ってる。
19. 海外の名無しさん
私も大学で計算したことあるけど、空気中での「音」の理論的上限はだいたい310dBで合ってる。音は空気の圧力波だから、波の谷で圧力ゼロ=真空に達した時点で頭打ちになる。それ以上のエネルギーは音じゃなく衝撃波として伝わる。
20. 海外の名無しさん(>>19への返信)
俺の理解だと194dBが「音」としての上限で、それ以上は音波というより爆風(圧力衝撃)。310dBは「もし音として測れたら」という仮想の値。
21. 海外の名無しさん(>>19への返信)
「310dB、悪くない、ひどくない」(チェルノブイリのミーム参戦)。
22. 海外の名無しさん
当時のクラカタウ住民、勇者すぎる……。
23. 海外の名無しさん(>>22への返信)
「えっ、何だって?」――現地住民の最後の言葉。
24. 海外の名無しさん
じゃあ地球全体が一斉に耳鳴り(耳鳴症)になったってこと?
25. 海外の名無しさん(>>24への返信)
衝撃波は地球を4周して、ニューヨーク市の気圧計だか地震計だかにまで記録された。地球全体が「鳴った」って表現の方が近いかも。
26. 海外の名無しさん
さらに凄いのは、310dBはもはや「音」ですらないこと。194dBを超えると音波は物理的に衝撃波に変わる。クラカタウ近辺の人々は「聞いた」のではなく、内臓を破壊するレベルの圧力の壁に殴られていた。衝撃波は地球を4周してから消えた。100マイル(約160km)離れた地点でも172dBを記録。人間の痛覚閾値はわずか130dBだ。おまけ:噴火後の火山灰で何ヶ月も西半球の空が血のように赤く染まり、ムンクの『叫び』の背景はこの空が着想源だったと唱える美術史家もいる。
27. 海外の名無しさん
核爆発と比べてどれくらいうるさいんだろう。広島原爆の音について議論してる別スレがあるけど、興味深い。
28. 海外の名無しさん
誰も聞いていなければ、それは本当に「音」だったのか?(哲学)
まとめ
1883年クラカタウ噴火の推定310dBという数字は、人類が空気中で扱える音の理論上限すら遥かに超え、もはや「音」ではなく地球を4周する衝撃波として記録された。海外読者からは「対数スケールを忘れるな」という数学的ツッコミ、目撃証言の引用、「音波の限界はそもそも194dB」という物理解説、そして「ムンクの『叫び』の赤い空はクラカタウ由来」という美術トリビアまで、多角的なコメントが集まった。
恐竜絶滅の小惑星(推定365〜370dB)や、月をつくったとされるテイア衝突(約440dB)と並べると、人類史最大の音すら宇宙規模では中堅クラス。地球がたまに発する「ありえない音」の前で、私たちの感覚はあっさり敗北する。


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