イラン南部の小さな村に「世界一汚い男」と呼ばれた人物がいた。名はアモウ・ハジ(Amou Haji)。60年以上一度も入浴せず、戦争用ヘルメットを被り、自分で掘った穴の中で暮らし、腐ったヤマアラシの肉を食べ、水たまりや錆びた油缶の水を飲み、動物の糞をパイプで吸って煙としていた。それでも94歳まで生きた。海外掲示板で「免疫システムを研究すべきだった」と話題沸騰。
※注:アモウ・ハジ(Amou Haji)は本名ではなく愛称。「アモウ」はペルシャ語で「おじさん」、「ハジ」はメッカ巡礼を済ませた敬称(ここでは年配男性への敬称として使われている)――つまり「ハジおじさん」「ハジじいさん」のニュアンス。1928年生まれ、2022年に94歳で死去。
今日の知ってた?
🛁 イラン南部の隠遁者アモウ・ハジは、60年以上一度も入浴せず94歳まで生きた。
1928年8月20日生まれ、ペルシャ(現イラン)のファールス州出身。生涯独身を貫き、自分で掘った穴か、村人が建ててくれたコンクリートブロックの小屋で暮らした。2022年10月23日死去。Wikipediaの「Known for(知られている理由)」欄には堂々と「Uncleanliness(不潔さ)」と書かれている。
背景:「世界一汚い男」の人生
アモウ・ハジは若い頃、深い失恋を経験して「感情的なショック」から村のすぐ外で隠者として暮らし始めたとされる。生涯独身(celibate)。村人が時折食べ物や水を差し入れたが、本人はそうした親切を断り、「世話されると悲しくなる」と語っていたという。
食事は野生で見つけた死骸(特に腐ったヤマアラシ)、飲み物は水たまりや錆びた油缶に溜まった雨水。寒さ対策に戦時用のヘルメットを頭にかぶり、髪が伸びすぎると炎で焼いて短くした。皮膚は煤と汚れで真っ黒、本人は「煙で体を浄める」と語っていた。タバコは複数本を同時にくわえ、動物の糞を古いパイプで吸うこともあったという。
もう少し詳しく
「初風呂の数か月後に死亡」という伝説の真偽。 海外メディアでよく語られる「60年ぶりに村人に説得されて入浴したら、その数か月後に亡くなった」という話。実はこれを裏付ける一次資料は存在しない。Reddit上でも詳しく調べた人がいて、「複数の証言は又聞きで、しかも内容が食い違っている。彼の風変わりな生活を題材にしたジョークが拡散しただけの可能性が高い」と指摘されている。「最初の風呂が死を招いた」というオチが効きすぎていて、世界中のメディアが裏取りなしで広めてしまったケースだ。
哲学者ディオゲネスを彷彿とさせる存在。 古代ギリシャの哲学者ディオゲネスは樽の中に住み、社会の慣習を捨て去ったキニク派の代表格。アモウ・ハジの暮らしはまさにそれの現代版で、海外コメントでも「ディオゲネスとアモウ・ハジは絶対に親友になれた」と多くの人がコメントしていた。
精神的なケアが必要だったのではという指摘。 失恋を契機に60年以上引きこもり、糞を吸い腐肉を食べる――これを「自由な生き方」として美化していいのか、という議論も海外掲示板では繰り返された。「彼は穏やかだったかもしれないが、それは正常な精神状態だったわけではない。誰も助けようとしなかったのは社会の怠慢」という指摘には多くの賛同が集まった。
海外の反応
1. 海外の名無しさん
記事から引用「彼は不衛生な生活にもかかわらず94歳まで生きた。村人に説得されて60年ぶりに入浴し、その数か月後に死去した」――話は知ってる。何より気持ち悪かったのは、錆びた古いパイプで動物の糞を吸ってたこと。
2. 海外の名無しさん(>>1への返信)
タバコ5本同時吸いの後味を消すためだろう。
3. 海外の名無しさん(>>1への返信)
彼が亡くなった時のニュースを調べたんだけど、「初風呂のあと死んだ」を裏付ける一次資料は存在しない。又聞きの証言ばかりで内容も食い違ってる。風変わりな彼の人生にちなんだジョークが、いつのまにかニュースとして広まった可能性が高い。
4. 海外の名無しさん
記事を引用「アモウ・ハジは生涯独身、野生の死骸(特に腐ったヤマアラシ)を食べ、水たまりや錆びた油缶の水を飲み、動物の糞をパイプで吸い、寒さ対策に戦時用ヘルメットを被り、自分で掘った穴か村人が建てた小屋に住んだ。髪は炎で焼いて短くした。皮膚は煤で覆われていた。彼は『煙で体を浄める』と語っていた」――ディオゲネスとこの人、絶対親友になれた。
5. 海外の名無しさん(>>4への返信)
この人の免疫システムは絶対に研究されるべきだった。
6. 海外の名無しさん(>>4への返信)
ヤマアラシの腐肉を食って94歳。健康優良児が「除草剤を撒くときに防護服が要るか」で迷ってる場合じゃないな。
7. 海外の名無しさん
記事には「アモウ・ハジは生涯独身だった」と書かれてる。💀
8. 海外の名無しさん(>>7への返信)
これは間違いなく「自発的」じゃなくて「結果的に」だろう。
9. 海外の名無しさん(>>7への返信)
正直、私だって臭い男と結婚したくない。
10. 海外の名無しさん
これ、世のすべての幼児が憧れる生き方だ。風呂入りたくない、汚れたい、変なもの食べたい。完全に幼児の理想形。
11. 海外の名無しさん
彼には深刻な精神的問題があった。本来は強制的にでも治療を受けさせるべきだった。文字通り糞を吸って町外れに住むのは「正常」じゃない。「彼は満足していた」というのと「正気だった」のは別の話。
12. 海外の名無しさん(>>11への返信)
記事にも書いてある、「『感情的な落胆』のため隠者になった」って。失恋を機に60年隠遁。人生は本当に厳しい。
13. 海外の名無しさん
名前の意味が「ハジおじさん」――現地語で「アモウ」がおじさん、「ハジ」が年配男性の敬称。意外と親しみやすい呼ばれ方だった。
14. 海外の名無しさん
なぜ動物の糞を吸う? 煙として有用な使い道はあるけど、吸うのは話が違う。
15. 海外の名無しさん
腐ったヤマアラシを食べ、水たまりの水を飲み、糞をパイプで吸い、戦時ヘルメットで寒さをしのぎ、自分で掘った穴に住んだ。それで94歳まで生きた――俺は雑草に除草剤撒くときの防護服どうしようか迷ってるってのに。
16. 海外の名無しさん
ミケランジェロも風呂に入らなかった。服も着替えず、汚いベッドで汚い服のまま、ブーツも履いたまま寝てたらしい。芸術家にはたまにこういうタイプがいるみたい。
17. 海外の名無しさん(>>16への返信)
天才と奇人は紙一重、というけど、衛生観念に関しては紙すらない場合があるんだな。
18. 海外の名無しさん
パプアニューギニアに行ったとき、初めて「水道もない時代の人間の臭い」を体感した。100ヤード(約90メートル)先からでも臭った。アモウ・ハジが村外れに住んでたのは、たぶん村人にとっても物理的に必要な距離だった。
19. 海外の名無しさん
オスロ大学のキャンパスの近くにも、似たような人が住んでた。なかなか優秀な数学者だったのに、社会と決別して洞穴を作って暮らしてた。やっぱり精神面で何かを抱えてたらしい。
20. 海外の名無しさん
Wikipediaの肩書き欄が「Known for: Uncleanliness(知られている理由:不潔さ)」――ストレート過ぎて笑えない。
21. 海外の名無しさん
入浴後に死んだ、教訓:清潔か不潔か、どちらかに振り切れ。中途半端が一番危険ってこと。
22. 海外の名無しさん(>>21への返信)
体に共生してた菌叢(マイクロバイオーム)が、入浴で一気にバランス崩れたのかもしれない、と真面目に考察するコメントがあった。実は半分本気で笑えない仮説。
23. 海外の名無しさん
ところで投稿者が引用したエピソードの真偽問題、結局どっちが本当なんだろう。風呂のあと死んだのか、ジョークが広まっただけなのか――どちらが本当でも、94歳まで生きた事実だけは変わらない。
24. 海外の名無しさん
実は「煙で体を浄める」というのは、世界各地の伝統文化で見られる発想(ネイティブアメリカンのスマッジング、サウナの煙浴など)。アモウ・ハジは独自の暮らしの中で、その手法に辿り着いていたのかもしれない。
25. 海外の名無しさん
失恋から60年隠遁、ヤマアラシを食べて、糞を吸って、94歳まで生きる。一見「奇人の人生」だけど、本人にとっては筋の通った選択の連続だったのかもしれない。村人が彼を追い出さず、小屋まで建ててあげていた事実が一番優しい。
まとめ
イラン南部の隠者アモウ・ハジ、60年以上入浴せず腐肉を食べ動物の糞をパイプで吸い続けて94歳まで生きた「世界一汚い男」。Wikipediaの肩書き欄の「Known for: Uncleanliness」がすべてを物語る。失恋を機に隠遁生活に入り、村人の援助も「世話されると悲しくなる」と断り続けた。
有名な「初風呂のあと死亡説」は実は一次資料がなく、ジョークが拡散した可能性が高いという指摘も。「免疫システムを研究すべきだった」「ディオゲネスと親友になれたタイプ」というユーモアと、「精神的なケアが必要だった」「美化すべきではない」という重い指摘が混ざり合う議論になった。それでも村人が彼を追い出さず小屋まで建ててあげていた事実が、この奇人物語の中で一番優しい部分なのかもしれない。


コメント